気になったニュース3 | 日本のお姉さん

気になったニュース3

感染から判明…海佐が自宅PCに「秘密」持ち帰り
 海上自衛隊厚木基地(神奈川県綾瀬市)の30歳代の3等海佐が、コンピューターウイルスに感染した私物のUSBメモリーを職場の業務用パソコンに差し込んだり、自宅のパソコンに「秘密」指定の内容を含む業務用データを保管したりしていたことが、分かった。私物USBの業務での使用や私有パソコンへの業務用データの保管は防衛省の訓令で禁じられており、同省はこの3等海佐を処分する方針。


 同省によると、3等海佐が4月下旬、私物のUSBを職場の業務用パソコンに差し込んだところ、ウイルスが検知された。業務用パソコンへの被害はなかったが、海自が自宅の私有パソコンを調べたところ、部隊の運用に関する「秘密」指定の情報を含む業務用ファイルが保管されていた。この私有パソコンから外部への情報流出は確認されていない。
(2010年7月15日12時01分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100715-OYT1T00508.htm?from=y10



東国原知事、制限区域解除が遅れる可能性示唆
殺処分を前提としたワクチン接種対象地域となった宮崎県高鍋町の牛農家1戸が種牛6頭の殺処分を拒み、その取り扱いを巡って国と県が対立している問題で、東国原英夫知事は15日、16日午前0時を目指していた県東部の家畜の移動・搬出制限区域の解除について、「1日ぐらい遅れるかもしれない」と述べ、延期する可能性について初めて言及した。


 問題の民間種牛6頭の取り扱いを巡っては、県側は「遺伝子資源として重要で、抗体検査で陰性が確認された場合、農家から譲渡を受けて生かしたい」と要望している。これに対し、国側は原則通り、殺処分を行うよう県に求め、殺処分を終えなければ移動・搬出制限区域の解除に同意できないとの姿勢を示し、対立していた。
(2010年7月15日11時40分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100715-OYT1T00487.htm



橋下知事「地方が独自に税を上げ財源確保を」
 参院選後初の全国知事会議が15日、和歌山市で始まり、参院選でも焦点となった消費税増税について論議になった。


 知事会は、消費税5%のうちの1%分を充てている地方消費税の引き上げなどを政府に提言する予定で、会長の麻生渡・福岡県知事は「税制の抜本改革についても、知事会として積極的に議論に参加していく」と表明。加戸守行・愛媛県知事も「国と地方の協議の場で地方の意見を聞いてほしい」と要望した。
 一方、橋下徹・大阪府知事は「国が地方の財源不足のために税を上げるというのはとんでもないリスク。地方が独自に税を上げ、財源を確保できるようにすべきだ。国に税を上げろという無責任体質を続けてはいけない」と述べ、国と地方の税制のあり方の見直しを求めた。
 これに対し、原口総務相は「地方が独自に課税するという視点は大事だ」と述べた。
(2010年7月15日12時43分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100715-OYT1T00537.htm?from=y10


新しいのに錆びてる…問い合わせ殺到で説明板
錆(さび)をもって錆を制す――。
 東南海・南海地震が発生した際の津波などに備え、兵庫県淡路県民局が南あわじ市・福良港に建設中の「津波防災ステーション」がほぼ完成、赤錆に覆われた外壁が異彩を放っている。実はこの外壁、「耐候性鋼板」という特殊材で、錆びて3年ほどで黒っぽく変質。新たな赤錆の発生を防ぐ優れものだが、心配した住民の問い合わせが多く、県民局は急きょ、特殊材の説明板を設置した。
 同地震が発生した場合、福良港には40分余りで津波の第一波が到達、波高は最大5メートルを超すと予想される。
 県民局では2008年度から、港周辺の樋門(ひもん)や水門、堤防の通行用扉を速やかに閉じ、海水の逆流を防ぐため、信号ケーブルによる電動化を進めてきた。
 これらの開閉操作を行う集中制御の拠点が、同ステーションだ。渦潮をイメージした2階建て円筒形建物で、1階に波の衝撃をかわすピロティ、2階には制御室・防災学習室を開設する。屋上は芝生を植え、住民や観光客の避難場所となる。
 09年度から建設を始め、8月末にも稼働するが、外壁の色を見た住民らから、「新しい施設なのに錆びている」「このままで大丈夫なのか」などの声が相次ぎ、今月からステーション前に説明板を掲げた。県民局は「年に何度か水で洗浄すれば、潮風の影響は防げる。市民の印象に残る外観はむしろ、ステーションのPRに格好かも」と期待する。9月に一般公開する予定。
(2010年7月15日07時42分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100715-OYT1T00125.htm?from=y10


「衆参ねじれ」で、円は買われにくい展開に
1:概況 下値トライ失敗
 先週初の5日は87円台後半でオープンしたあと、米国は休日で方向感のない動き。翌日6日は中国の日本国債買い増し報道を背景に87円台前半へと下落したが、政策金利据え置き後に豪中銀が発表した声明の内容が強気のトーンであったため、豪ドル円が上昇、いったんドル円も87円台後半へ戻した。
 その後、米ISM指数(非製造業)が予想を下回り、再び87円台なかばに下落。その流れのまま、7日には欧州金融機関のストレステスト概要発表が意識され、リスク回避的な動きで87円付近へと下落した。
 しかし、8日には豪雇用統計の改善を受けてセンチメントが改善。豪ドル円をはじめとしたクロス円の上昇を受けたドル円も88円台なかばまで上昇し、週末も底堅い株を背景に88円台なかばで推移し越週となった。
2:見通し 週初円売り、その後は指標に注目
 参議院選挙での民主党敗北を受けて衆参ねじれ現象が再び生じ、今後不安定な政局が続くことから日本円は買われにくい展開となると思われる。週初のドル円は底固い展開となり、90円を目指す展開もありえる。
 しかし、週半ば以降は、現在の市場のメインテーマとなっている米国実態経済に関する重要指標が発表されるため、その後もドル円が上昇するかどうかは米国経済指標次第か。 先に発表された雇用統計、ISM指数などが下振れしただけに、14日発表予定の6月の米小売売上高は注目される。
 また、15日には米国実態経済の下振れに焦点があたる端緒となった6月米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が発表され、こちらにも同様の注意を払いたい。
 また、週後半には来週結果発表予定の欧州金融機関ストレステストが意識され始めると、クロス円、ドル円の上値を抑える要因となる可能性もあるか。
ズバリ:今週の予想レンジ
87.50~90.50円
ユーロ、ドル、円いずれも売り材料が並ぶ
先週までの為替市場は、ユーロ構造問題と米実態経済悪化という悪材料の綱引きであった。
 ユーロ圏の金融・財政不一致という構造問題を主な材料に、6月初旬にユーロドルは1.18ドル台の安値をつけたが、6月のFOMC後は米実態経済のスローダウンに焦点があたり、ユーロドルは先週1.27ドル台まで上昇しドル売りとなった。
 このようにユーロ、米ドルにも弱みがあったわけだが、参議院選挙により新たな材料が円に関して提示された。週末の参議院選挙では民主党が大敗を喫したわけだが、今後しばらくは政局不安が続き、財政改革に手を付けることができるかどうか怪しい。財政再建のできない通貨は売りの対象となるという現在の状況では、円は買いにくい展開が続くのだろう。
 このように、ユーロ、ドル、円とそれぞれ売り材料が並べられるのだが、売り材料とされる問題の解決までの道のりが遠いのは、政治のリーダーシップに不安が残る円かも知れない。
 ※ドル円相場は、みずほコーポレート銀行の取引によるものです。
長谷川 浩一 (はせがわ・こういち)
みずほコーポレート銀行 国際為替部


みずほコーポレート銀行国際為替部の為替ディーラーが執筆を担当します。(「先週」「今週」などの表記は、執筆日を基準にしています)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100714-OYT1T00598.htm?from=y10



成田スカイアクセス17日開業、JRと競争激化

成田空港と都心を結ぶ京成電鉄の新線「成田スカイアクセス」が17日、開業する。
 日暮里―成田空港(第2ビル)間が最速で36分と現在より15分短縮され、旅客の利便性は向上する。一方、「成田エクスプレス」を運行するJR東日本も新型車両の導入などで対抗しており、両社はバスやマイカー利用者の取り込みにも力を入れている。
 成田スカイアクセスは、現行の「スカイライナー」が使う京成本線ではなく、新たに建設した成田高速鉄道アクセス線などに乗り入れる51・4キロの新ルートを採用。1日に上下線計54本が運行される。
 日暮里からの料金は、特急料金も含め現行スカイライナーより480円高い2400円となるが成田エクスプレス(東京―成田空港駅=2940円)よりは安い。踏切のない専用軌道区間では、在来線最速の時速160キロで走行が可能となる。京成はJRから乗り換えがしやすいように日暮里駅を大幅に改装し、西東京や埼玉、茨城などから幅広く新たな利用者を取り込む計画だ。
 一方、成田エクスプレスは最速50分程度で、スカイアクセスを使った36分には及ばない。しかし、「横浜や立川、大宮といった多方面から座って利用できる」(清野智社長)と幅広いエリアから乗り換えなしで利用できる点を強調する。7月以降、座席の幅を広くし、パソコン用の電源が使える新車両への切り替えを進めるなどビジネス需要の獲得に注力する。
 競い合う両社が共通して狙うのはバスやマイカー利用者の取り込みだ。成田国際空港が3月に実施した調査によると、利用手段は鉄道の39%に対して、バス・自動車は56%と上回っている。外国人旅行者が、ホテルから直接、空港行きが出るバスを利用するケースが多いことも一因だ。ただ、羽田空港と成田空港を行き来する旅客向けに京成は17日から1日上下23本の「アクセス特急」を運行するが、都営浅草線などを経由するため約1時間40分かかり、利便性は高いとは言えない。国土交通省は首都圏の両空港を一体的なハブ空港と位置づける立場だが、大きな課題も残されている。(森田将孝)
(2010年7月15日13時03分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/kouza/kawase/20100712-OYT8T00777.htm