「ロシア政治経済ジャーナル」★民主党大敗 | 日本のお姉さん

「ロシア政治経済ジャーナル」★民主党大敗

★民主党大敗

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皆さんご存じのように、7月11日の参議院選挙で民主党が大敗し
ました。

RPEでは、民主党が


「外国人参政権付与」を目指している、

「移民1000万人受入れ」(その大半は中国人の3K移民)を目指し


ていることから、同党に反対の立場。

それで、今回の選挙の課題は、



「民主党が衆参で過半数をとるのを防ぐこと」



としてきました。

民主党が両院で過半数をとれば、間違いなく「外国人参政権付与」
に動くからです。

選挙の結果、新勢力は、

・与党 109議席(民主=106)

・野党 133議席

となり、民主党および与党は、過半数(122議席)を大幅に割り込む
結果になりました。

これで、「外国人参政権」は、遠のいたことになります。
歴史の教科書には載らないでしょうが、貴重な一勝だと思います。

今回は、ここにいたるまでの歴史を超特急でふりかえってみましょ
う。

▼歴史的「政権交代」

民主党が衆議院選挙で歴史的「政権交代」をはたしたのは、わずか11か月前のこと。

09年8月30日の選挙で、同党は308議席を獲得し、ライバル自民党に圧勝したのです。

わずか1年前、日本国民は自民党政治に飽き飽きしていた。

理由はわかります。


1、自民党はバブルを崩壊させた
2、自民党はバブル崩壊後も失策をつづけ「暗黒の20年」をつくった
3、小泉改革(=格差社会)への批判と不満
4、08年からの世界的経済危機

どれも、国民が「政権交代」を望むのに十分な理由でしょう。

09年8月30日。
歴史的政権交代に、大部分の国民は歓喜していました。

ところが・・・。

▼現れる「反日性」

しかし、民主党(というか同党幹部)の異常な反日性が露わになるのに、そう時間はかかりませんでした。

民主党の実質支配者・小沢さんは、

「韓国政府の要請で、【外国人参政権付与】を目指す」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


と宣言します。




<参政権「韓国の要請」 民主・小沢氏、政府提案望む
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
09年11月17日7時56分配信 産経新聞

 民主党の小沢一郎幹事長は16日の記者会見で、永住外国人への地方参政権(選挙権)付与法案について

「韓国政府サイド、在日の方々からも要求が非常に高まってきている」と述べ、法案推進の理由に

韓国側の要請があることを認めた。>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

さらに、同氏は09年12月、史上最大の使節団を率いて中国を訪問。


「私は、人民解放軍野戦軍司令官だ!」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

と喜々として宣言します。


<小沢氏「私は人民解放軍の野戦軍司令官」
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
09年12月10日20時56分配信 産経新聞

(中略)

 胡氏は「小沢氏は中国人民の古くからの友人で、中日関係発展
のため数多くの貢献をしてきた。今日は新しい友人がいっぱい生
まれるだろう。それを日中関係に役立てたい」と語った。

 小沢氏は来夏の参院選について、「こちらのお国(中国)にたと
えれば、解放の戦いはまだ済んでいない。
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
来年7月に最後の決戦がある。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
私は人民解放軍の野戦軍司令官として頑張っている」と語った。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ちなみに、小沢さんは今回、「最後の決戦」「解放の戦い」に敗れたわけです。

大敗の結果を見ながら、思ったのは、


胡・国家主席に叱られる・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ということだったかもしれません。


ちなみに、この「人民解放軍の野戦軍司令官」発言。

私は冗談だと思ったのです。

しかし、帰国した小沢さんは、自ら「人民解放軍の野戦軍司令官」であることを証明します。

そう、いわゆる「天皇の政治利用事件」。

小沢さんはいいます。



「天皇陛下のお体がすぐれない、体調がすぐれないと言うならば、それよりも優位性の低い行事はお休みになればいいことじゃないです
か」


天皇陛下がご病気であっても、先に決まっていた他のスケジュールをキャンセルして習近平に会えと主張している。
 
なぜかというと、習近平との会見は、最優先事項だからというのです。
 
ちなみに、習さんは訪日時、小沢さんに会いませんでした。
 
これについてのコメントが非常に興味深い。
 

「私は中国に行ったばかりですし、(副主席も)お忙しいところだろうと思って、ご無理なさらんでもよろしいと」
 
おわかりでしょうか?
 
小沢さんは、天皇陛下に対し、「ご病気だろうが、ご多忙だろうが、俺のいうことを聞け!」と命令している。
 
一方で、中国の副主席に対しては、「ご多忙だから無理しないでください」といっている。


もう一度。

小沢一朗さんは、 

中国副主席に、「無理なさらないでください」といい、

天皇陛下に、「無理をしろ!」と命令している。



彼の頭の中にある序列は、以下のようなものと推測できます。

 
1、胡錦濤・国家主席 2、温家宝・総理 3、習近平・国家副主席 

4、小沢一郎・小日本省長(人民解放軍野戦軍司令官) 

5、天皇陛下・小日本省象徴 6、鳩山由紀夫・小日本省長付スポー
クスマン 7、小日本省民。


私は、小沢さんの「人民解放軍の野戦軍司令官」発言は、ジョークではなく、「本気なのだ」と確信しました。


さらに、小沢さんの傀儡首相だった鳩山さん。
この方は、想像を絶するほど「この世離れしている」ことが明らかになってきました。

新しい読者さんは、こちらをご覧ください。



【国会】鳩山首相「死を覚悟してでも、国政参政権を与えたい」

http://www.movie3mai.net/dXtbqVHxQxEo.html



まあ、いずれにしても、小沢さんが支配する民主党は、


中国・韓国→ 小沢さん→ 傀儡・鳩山さん


という構造であったこと間違いありません。


▼菅・新総理で楽勝のはずが・・・


一般国民は、上記のようなこと、あまり気にとめなかったかもしれません。

しかし、別の理由で、鳩山・小沢コンビの支持率はどんどん下がっていきました。

別の理由とは、たとえば


・鳩山、小沢両氏の「政治とカネ」の問題

・普天間問題での迷走


などです。

6月の初め、鳩山・小沢両氏は辞任。

菅・新総理が誕生します。

菅さんに期待する人は63%。

民主党の支持率も、22%から34%に急上昇。

自民党は17%で、倍の差をつけた。



「参議院選挙まで1カ月を残して倍の差」



民主党は、楽観的ムードになっていきます。


それで、「鳩山・小沢がこのタイミングでやめたのは小沢の選挙戦術だ!」ともいわれました。

そう。

菅さんが何もしないで黙っていれば、民主党は今回も楽勝だったかもしれない。

しかし・・・。


ここで、ちょっと理解に苦しむできごとが起こります。

それが、菅さんの「消費税ひきあげ」発言。(6月18日)


この発言で、菅さんの支持率はみるみる下がっていきます。


そして、今回の結果。

私的には、菅さんの失言を【神風】だと思っているのです。


▼そして、参院選の結果は


さて、前号で「外国人参政権に反対の政党」をあげました。


1、国民新党
2、自民党
3、みんなの党
4、たちあがれ日本
5、日本創新党


選挙結果を見ると、

国民新党、日本創新党は一議席も取れませんでした。

(国民新党は、非改選が3議席ある)


たちあがれ日本は、一議席。

非改選も含めて3議席となります。


自民党は、13議席増やし、非改選を含め84議席を確保。

みんなの党は11議席を確保し、みごと「第3極」になりました。


結局、今回の勝ち組は「自民党」「みんなの党」ということですね。

両党とも、マニフェストに「外国人参政権反対」を明記しているので、私的には満足です。


「みんなの党」に関して、

数人の読者さんから、「みんなの党は、『外国人参政権』には反対でも、その他の政策は民主党とかわりませんよ!」とのメールをいただいております。

このあたりは、今後じっくりウォッチしていきたいと思います。



もう一つ。

今回の選挙でわかったのは、「ネットの力はまだまだ弱い」ということです。

「たちあがれ日本」の平沼さんは、ネット界では「真正保守政治家」として確固たる評判を確立されています。

それでも、わずか1議席しかとれなかった。

その他、ネット界で大人気であっても、落選してしまった候補がたくさんいました。



というわけで、このRPEジャーナルも、その影響力を過信することなく、卑屈になることなく、今後も着実な歩みをつづけていきたいと思います。



今回は、選挙がらみの話でしたが、もっと長期的に日本はどこにむかうのがいいのでしょうか?

ここでは長くなりますので、触れることはできません。


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★Sさまからのおたより

いつも御メールマガジンを楽しみにしていますSと申します。
ドミニカ共和国で駐在をしていることもあり、日本の活字情報に飢えていた時に偶然、こちらのメールマガジンに出会い、読みごたえのある内容にいつも驚くばかりです。

それ以来同じ海外で活躍している日本の先輩だと思って勝手ながら私の人生の目標とさせて頂いています。

そんな北野さまが襲撃されたとあらば、いてもたってもいられず、メールさせて頂いた次第です。

突然のメールにて恐縮ですが、遠くはカリブ海より何かできることはないかと考え、微力ながら一読者としてエールを送ります。

また、心身ともに大変な時期にもかかわらず、メールマガジンを発行して下さるその姿勢には本当に頭が下がる思いです。

北野さまのご回復心よりお祈りしています。
お身体ご自愛ください。

私自身もこれからも、日本の為に、ひいては世界の為に、そしてもちろん自分の為に喜んで何かを成し遂げたいと思います。



▼編集後記へ
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★編集後記

体の方ですが、皆さまの応援メールのおかげで、見た目はほとんど快復しました。
お医者さんも、そのスピードに驚いていました。
これも全て、皆さまのおかげです。
心から感謝申し上げます。
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