イスラエルからのニュース
アフマディネジャド大統領が嘲笑する演説。「核開発は止められない」と語った。
あれっ?いつのまにか、「平和的利用だ」と言っていたのが
核開発に変わっている。
イスラエルに関するニュースでは、
ほとんどの日本人の書き込みはイスラエルを批判するだけ。
船団がイスラエルの国防軍を海に突き落としたことを書いているのは一人だけだった。
日本人は、ニュースを読んでいないみたいですね!
それに、船団は、食品だけでなく、テロ用の物資も積んでいたんですよ。
イスラエルは、再三、警告していたのに。
それに、日本人の書きこむ内容を見ていると、みんな、イスラエルが突然、パレスチナ自治区に爆弾を落としたと思っているけど、なぜ、イスラエルが怒ったのか誰も知らないんですね。
パレスチナのハマスが、毎日のようにカッサム砲で砲撃して外国人が死んだからですよ。
それ以前にも、小学校に着弾してイスラエルの子どもが足を失うケガをしたり、民家に落ちて一般人が死んだりケガをしたりしているのに、イスラエルはずっと耐えてきたんですよ。
そういうニュースを全く無視して、なぜ、日本人はイスラエルをボロクソに言うのか。
イスラエルは、ガザに食品や水やガソリンや薬品を供給しているのに、何も与えていないかのように日本人は考えている。ガザの人は、仕事がないから、イスラエルの生活保護で生活しながらイスラエルにカッサム砲で砲撃を加えるハマスを擁護しているんです。
パレスチナ人のまともな人は、イスラエルに毎日通って、勉強したり仕事をしたりしています。
自爆テロさえしなかったら、ちゃんと検問で調べてからイスラエルに受け入れられているのです。
壁を作って検問するようになってから、自爆テロは減りました。
なぜ、壁を作らねばならなくなったのか、よく、考えてみてほしいな。
自爆テロ犯が多数、イスラエルに入ってイスラエル人が大量にバスの中や市場やレストランで死んだからですよ。そんなニュースは、日本では報道しないのかな?
報道していても、日本人には関係ないからどうでもいいのかな。
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2010年7月4日(日)
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*「西壁の支配権はイスラエルにある」と自治政府のアッバス議長が語
ったとのアラブ紙の報道を同政府のエレカット氏が否定。和平交渉で、
アッバス議長が柔軟な姿勢を示した等と報じられていた。(Y,H,P)
*新しく米議会が可決したイラン制裁法は「愚策」だと、アフマディネ
ジャド大統領が嘲笑する演説。制裁はガソリン、金融、保険部門にま
で及ぶものだが「核開発は止められない」と語った。(Y,H,P)
*ガザ行き船団事件の国際的調査を求めるトルコに、米オバマ大統領が
「調査は諸刃の剣」と警告していたもよう。船団の過激派が、いきなり国防軍兵士を襲撃するなど船団にも問題があるため。(Y,H)
*ハマスとヒズボラが非暴力的な路線に変更しつつあるとの報道。「武
力を用いた時、国際社会はイスラエルを支持した。しかしガザ行き船
団は1万発のロケットより有効だった」とハマス高官は語る。(Y)
*ガザ行き船団事件の後「イスラエルとイランは存在するに値しない国」
とサウジアラビア国王が語ったとの報道を同国政府が否定。(Y)
*ガザ地区のハマスがファタハの一斉弾圧に乗り出し、多数のメンバー
を逮捕。「この40日間、ファタハに対しての暴力がエスカレートし、
我々は日常的に拷問を受けている」とファタハ高官は語る。(P)
*西岸地区の防護壁に反対する左派活動家らが治安部隊と衝突。4人が
治安部隊に対する暴力容疑で逮捕された。(Y)
*ウクライナの自治体施設の舗装が、ユダヤ人の墓石で作られていることが判明。祖父の墓石を探していたイスラエル人が発見した。(Y)
2010年7月5日(月)
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*オバマ米大統領との会談のため、ネタニヤフ首相が明日ワシントンを
訪問へ。オバマ大統領はイスラエルの大入植地の領有を容認し、首相
は西岸地区の建設凍結を延長するだろうと、関係者が語った。(Y,P)
*シャリート兵士の解放を求め、北部から始まった行進がテルアビブに
到着。参加者は約1万人に。兵士の兄弟のヨエル氏は「今までよりも、
もっと努力してほしい」とネタニヤフ首相に呼び掛けた。(Y,H,P)
*ガザ地区では、イスラエルにいる全ハマスメンバーが釈放されない限
り、シャリート兵士を解放しないように求めるデモ。(P)
*ローマ教皇のイギリス訪問で、重要なスピーチの日がヨム・キプール
(大贖罪日)と重なり、出席できないとユダヤ人から苦言。(Y)
*ポーランドの強制収容所の壁にイスラエル人の元空軍隊長と活動家が
反イスラエルのメッセージを落書き。「すべてのゲットーを自由に。
パレスチナとガザを解放せよ」などとスプレーで書いた。(P,Y)
*ガザ地区へ持ち込みが禁止される品目の「ブラックリスト」を政府が
公開する。内容は主に武器と肥料など武器への転用が可能な資材類。米政府もすでに内容に目を通し、公開に同意している。(H)
*アウシュビッツ収容所保護のため、米政府が2012年から5年間で
1500万ドル(約15億円)を提供すると発表。(P)
*ヨルダンの学校の卒業式で学生のガウンに「イスラエル製」の表示が
あったため大きな騒乱事件が発生。ガウンを燃やす学生も。(P)
2010年7月6日(火)
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*ドイツ、英国、アラブ首長国連邦で、米国の導入した制裁に従ってイ
ラン機への給油が止まっていると英紙が報道。しかし、各国の関係者
はそのような事は起きていないと説明した。(P,H,Y)
*イランとトルコの関係悪化で中東地域が不安定化し、このままでは戦
争が起こる危険があると、シリアのアサド大統領が発言。(P,H,Y)
*9月までの予定となっている入植地建設凍結は、これ以上延長しない
ようにと、連立政権の右派政党がネタニヤフ首相に要請。(H,Y)
*ガザ行き船団急襲事件に関する謝罪と補償を要求しているトルコ政府
に対して「謝罪も補償もしない」とリーバーマン外相が回答。(P,H)
*国会の外交防衛委員会で演説したバラク国防相は、将来のパレスチナ
国家との国境線などを含む明確な和平提案をイスラエル主導で米国に
示すべきだとの考えを示した。(P,H)
*イタリア、スペイン、フランスの外相がガザ訪問を検討中。先月末に
EU閣僚のガザ訪問を拒否して非難を浴びたため、リーバーマン外相
が方針を変え、イタリア外相にガザ訪問を呼び掛けていた。(P,HH)
*バラク国防相と自治政府のファイヤド首相がエルサレムで会談。今後
も連携を続けることで一致した。(P,H,Y)
*医師と看護婦の不足が懸念されているため、外国で働く医療関係者に
帰還を呼び掛ける等の対策を、専門家委員会が保健省に提言。リツマ
ン副保健相は早急に対策を実施する考えを示した。(P,H)
*ローマ教皇が英国訪問時のスピーチの日を、ヨム・キプールとは別の
日に変更。出席できないとのユダヤ人の苦情に配慮した。(P)
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp