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なぜ嫌われるか分からないんだから、治らないわ。

欧州でアフリカで「ひどく嫌われる中国人」…祖国の政府「なぜだ」
Y! 【社会ニュース】 2009/12/17(木) 18:51

  中国政府・僑務弁公室はこのほど、国外における中国系住民のイメージを扱ったリポート「海外同胞の文明的イメージを樹立するための調査研究」をまとめた。経済分野におけるルール無視や生活面での悪い習慣が中国系住民のイメージを損ねているなど、「嫌われる理由」を分析した。
  中国系住民のイメージが特に悪いのはイタリア、スペイン、フランス、英国、南アフリカなど比較的発達した国で、最近になり中国系住民が増えたという共通点があるという。
  同リポートは、「中国系住民はグループ同士での“内輪もめ”を激化させている」、「現地社会に溶け込むことも不十分」とも指摘。「少数の人間の犯罪行為が、中国系住民全体のイメージを著しく傷つけることになる」と論じた。
  リポートは一方で、「かつて生きるために海外に渡った中国系住民は、みずからの忍耐強い努力を続けた。現地に根づき、生業では絶え間なく発展を続け、素質そのものを向上させてきた。法律概念も高め、現地社会にも貢献するようになった」と指摘した。
  世界全体での中国系住民について、「中国の発展と国際的な影響力の向上にともない、急速に地位が向上」、「経済的実力を強め、素養も高い新たな中国系住民のイメージが形成されつつある」と楽観的な見方を示した上で、「一部の国と地域で、中国系住民のイメージは再び、危機的状況になっている」と警戒した。
  中国外交部領事局の魏葦局長は7月、「国外で中国系住民に絡むトラブルが発生した場合、かなりの案件が、中国系住民自身が招いた問題だ。否定できない」と述べた。主な問題点は「個人また中国系企業には法律意識が欠けており、商業道徳に違反する。現地社会ときちんとした関係を構築することができず、現地の風俗習慣にも無頓着。管理が粗暴で現地人従業員をないがしろにする中国系企業もある」ことなどという。(編集担当:如月隼人)
【中国ブログ】海外華人になぜ迫害?…答え:善良すぎるから
Y! 【社会ニュース】 2009/08/11(火) 12:06

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  「人造地球(ハンドルネーム)」さんはこのほど、自らのブログページに「海外華人(中国人)はなぜ、たびたび迫害されるのか」と題する文章を掲載した。◆反中国勢力と独立分子の結託◆金目当てのテロ◆貿易摩擦による反中意識――など個別の問題がある以外に、「中国人は非常に善良なので、迫害の対象になる」と主張した。

  「人造地球」さんによると、反中勢力と少数民族独立派など分裂分子が結託して海外華人を迫害している国は、オーストラリア、日本、フランス、インド、カナダ、英国、米国などの西側主要国家だ。

  テロ組織や現地国の反政府組織が、政治的目的や資金稼ぎで中国人を襲撃する国としては、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、スーダンがある。いずれも政治が安定していない国だ。

  移民や貿易摩擦などで華人に対する迫害が発生している国には、ロシア、インドネシア、ブラジル、マレーシアなどがある。

  「人造地球」さんは、これらの迫害・襲撃が発生する根本的原因には「中国人自身が、儒教文化の影響を深く受け、非常に善良である」ことがあると主張した。「人造地球」さんによると、中国人はもめごとを恐れ、外国人のように「野蛮な力ずくの支配」をしたこともない。事件があった場合、中国人はとにかく逃げることを考え、外国人のように騒ぎ立てることもしない。そのため、しばしば迫害を受けることになるという。

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◆解説◆
  「人造地球」さんの主張には、納得しやすい部分もある。発展途上国で中国人現地駐在員に対する金銭目当ての誘拐事件が続発していることは事実で、ロシアなどでは中国人商人や留学生に対する極右勢力の暴力事件も発生している。

  また、中国人(多くの場合、漢族)のロジックにもとづけば、「独立分子」と反中勢力の結託という構図も成立する。

  しかし「人造地球」さんは、◆コピー商品の洪水◆食品などで死者まで出した劣悪な中国商品・産品◆各国で発生している不法入国や学歴詐称など◆海外中国人による犯罪◆他国人から見れば、かつてのファシズムを思わせる排他的・熱狂的愛国主義――など、中国人自身が中国の評価を下げている問題には触れなかった。(編集担当:如月隼人)