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倍の放射性物質検出=北朝鮮「核融合」主張後-韓国
【ソウル時事】21日付の韓国紙・朝鮮日報は、北朝鮮が5月12日に「核融合反応に成功した」と主張した2日後の同14日、韓国北東部の測定所で、放射性物質のキセノンが通常の約8倍検出されたと報じた。キセノンは核実験の際にも発生することから、北朝鮮が小規模の核実験を実施した可能性があるという。
キセノンが検出されたのは、教育科学技術省傘下の原子力安全技術院が管理する江原道高城郡の測定所。同省は時事通信に「8倍のキセノンが検出されたのは事実だが、別の兆候がなかったため、核実験が行われた可能性は低い」と話している。(2010/06/21-11:36)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2010062100317
人民元中間値、変わらず=弾力化初の取引、市場では元高に-中国
【上海時事】中国人民銀行(中央銀行)は21日午前、上海外国為替市場の取引の目安として示す人民元の対米ドル「中間値」を、前週末18日と同じ1ドル=6.8275元に設定した。同行は19日夜「人民元相場の弾力性を高める」との方針を表明し、対ドルで事実上固定されてきた人民元相場の切り上げが再開されるとの見方が広がっていたが、急激な元高には慎重な姿勢を示した形だ。
ただ、21日の銀行間取引では元の先高感が強まり、昼前には6.8154元と2008年10月以来の高値をつけた。
同行は弾力化方針の表明に当たり、現行の1日当たり上下0.5%以内としている変更幅は維持することや、「一度限りの引き上げではない」との考えを示している。
上海の市場関係者からは「アナウンスを先行させ、実際の動きは自分たちのペースでやるということではないか。きょうの中間値は反応を見るためだろう」との見方が出ている。(2010/06/21-
http:/www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010062100225