フィリピンが貧乏なわけ | 日本のお姉さん

フィリピンが貧乏なわけ

邦人男性の刺殺体見つかる=比

6月9日21時8分配信 時事通信

 【マニラ時事】フィリピン警察当局は9日、ルソン島中部のスービックで8日に日本人男性のイモト・カズヤさん(49)が刺殺体で見つかったことを明らかにした。警察は殺人事件として捜査を始めた。
 イモトさんはスービックに近いパンパンガ州在住。フィリピン人の妻を持ち、スービックで中古車販売業を営んでいた。遺体は会社事務所敷地内で見つかった。財布が盗まれていたが、高級腕時計などは残されていた。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100609-00000200-jij-int

フィリピンでは、以前、マニラで車の助手席に乗っていて
横にきた少年2人に携帯電話をとられそうになって
抵抗したので銃で撃たれて死んだ日本人がいたっけ。
旅行者には危ない場所だとは知っていたけど、
フィリピン人と結婚してそこに住んでいる日本人でも
殺されるんだなあ。
最近、フィリピンに友人の結婚式のために
行ってきた友人の話によると、フィリピン人は
約束を守らないというのは常識なのだそうだ。
たとえば、、、
結婚式のために教会に出かけるカップルが
友人に車を借りたのだが
その友人が前日にいきなり電話をかけてきて

「他の人に車を貸したから
明日、貸せなくなった。ゴメンね。」と
言うのだそうだ。

フィリピンでは車を手配するというのが
大変な国なので、結婚式前夜だというのに
花嫁になる女性はショックで泣いてしまったんだそうだ。
でも、フィリピンではそういうことは
よくあることで、結局、車が手配できずに、
バイクで教会に行くことになったのだそうだ。

フィリピン人は約束を守らない。

「ゴメンネ。」ですべてが終わる。

結婚式に出るために車を借りたいと友人が言ってきたら
日本人ならば、そちらを優先して
後から「貸して。」と言ってくる他の友人がいても
「いや、明日、他の友人の結婚式のために
貸す予定だから、無理です。」と言って断るはず。
でも、フィリピン人は、
日本人ではないので、

「ゴメンネ。」で終わる。

日本だったら、そんなことをされたら絶交ものだが
フィリピンでは、みんながそんな具合なので
絶交にはならないそうだ。
約束を守らないいいかげんな人々が住んでいる国は
発展しないと思う。
しかも、物価が高いのだそうだ。
特に食品が高くて、どんぶりに軽くもったごはんに
鶏肉のからあげ2個付きで、200円ぐらいなのだそうだ。
日本人の感覚で値段を決めると160円ぐらいの
しろものなのだそうだ。
しかし、バスや乗り合いタクシー(トラック)は
20円から17円ぐらい。

金持ちはべらぼうに金を持っているが、貧乏人は
トイレも水もないようなバラックに住んでいる。
どうしてそんなに貧富の差ができちゃったのだろう。

友人いわく、
フィリピン人は、ゴミをゴミ箱に捨てる習慣があまりないようで
普通に道にゴミを捨てているそうだ。
だから、もともと下水もきちんと整備されていないところに
みんながゴミを捨てるので
下水が詰まっているらしく、ほんのちょっと雨が降っただけで
すぐに20㎝ぐらいの洪水になるそうだ。
台風がきて大雨が降ると、軽く2mぐらいの洪水になるそうだ。

下水の掃除をするという習慣もないのかなあ。

雨が降ると、すぐに洪水になって家に帰れなくなるため
雨の日はみんな家を出ないそうだ。
フィリピンの友人の結婚式当日は雨だったので
出席者が半分以下だったそうだ。
しかも、フィリピン人は、口では「なんでも手伝うよ。」と言うけど
実際に手伝ってくれる人はほぼいないそうで、
結婚式の準備も、遠くから集まった参加者が行ったそうだ。
フィリピン人は、
のんびり生きているようだ。
日本が経済的に発展したのは、日本人がまじめで
働きもので身の周りをキチンとかたずけておくのが好きで

「約束を守る人種」だからなんだと思う。

フィリピン人のことを責めてもしょうがない。
暑い国で、日本人が日本にいるぐらいに真面目に働くと
死んでしまうから、のんびり生きるのも
フィリピンではいいのかも。
でも、華僑は一生懸命働くから東南アジアでは
みんな成功して金を持っている。
インドネシアの華僑は、インドネシア人が商売を始めると
華僑みんなで寄ってたかってつぶしにかかるそうだ。
バリに住んでいる人が言っていた。
華僑は商品を華僑にしか下ろさない。
そうやって、商品が値崩れしないようにしている。
だから、現地の人は高くても必要な物を
華僑から買うしかないのだそうだ。
去年、聞いた話なのですが、25年前も華僑は
インドネシアでいい商売をしていた。
今でも華僑は変わらず、アジアで金儲けをしているのだろう。

日本の商社がインドネシアで商売を始める場合、
パートナーにはやはり華僑を選んでしまうらしい。
やっぱり、華僑は現地の人より真面目によく働くので
それはしょうがないのだそうだが、そうやって華僑ばかりを
相手にしていると、現地の人から華僑並みに
嫌われてしまう。現地の人は約束を守らず
怠け者かもしれないけれど、暑い国では
のんびりやっていかないと、本当に死んでしまうのです。

ちなみに、仕事でインドネシアに住んで
ストレスでおかしくなって帰国した日本人の奥さまは
多いそうです。友人で大会社に努めている人によれば
インドネシアに派遣された社員は、みんなストレスで
頭がおかしくなって日本に帰ってくるとか。

インドネシア人と付き合うのは大変だよね。
みんな、のんびりしているし、
どんどん、最初に約束した件を途中で変えてくるし、
みんなで、ああだこうだと話し合いばかりして
ちっとも、話がすすまないから
日本人はイライラしてしまう。
本当は、2000万円でできる仕事も、
みんながダラダラしていて、進まないから費用がかさんで
3000万円になり結局、儲けがなくなる。
儲けがなくなるどころか、赤字になる。
そんなもんです。

暑い国で日本人が日本にいるときみたいに生活していたら
すぐに死んでしまうと言ったのは、アフリカ人の友人です。
その国も、今ではチュウゴク人だらけなのだそうです。
暑い国でも順応してはびこっていくチュウゴク人の生命力は、驚異的。
チュウゴク人は、暑い国で真面目に仕事をしても
死なないみたい。

フィリピンが経済的に発展するかどうかは、フィリピン人の気持ちしだい
だと思うし、意外にみんな仲良くしていて幸せに暮らしているのかも
しれないし、自然もいっぱいで、人口が増えさえしなかったら
ゴミを捨てても自然に分解されるのかも?
でも、下水道は整備した方がいいよ。
ゴミ掃除もした方がいいよ。でないと雨の日の結婚式は
参加者が半分以下になってしまって、楽しくないでしょう。

日本人は、きれい好きで、ゴミの処理もいいかげんにしないし
商品を製作するときも、キチンと作るから
世界で売っても通用するものができるんでしょうね。
日本は、自然を壊してしまったので、そこは
反省してほしいな。それと、真面目に残業しすぎで
家族がまとまらなくなって、ちょっと人間関係が冷たくなっているかも
しれないな。