イスラエルからのニュース
2010年6月2日(水)
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*少なくとも9人が死亡したガザ行き左派活動家船団への国防軍急襲に 関して、米政府は国連安保理の事実調査を支持すると表明。一方「イ スラエルとの信頼関係に変化は無い」と米ギブス報道官。(Y,H,P)
*「今回の襲撃はトルコに対する9・11テロに等しい。イスラエル人 は国際法を度外視している」とトルコ外相が激しく非難。(Y,H,P)
*ガザ行きの船団のアラブ人送還をヨルダン領事が承認。モーリタニア やクウェート、シリアなどからの参加者124人がヨルダンから祖国 へ帰還。乗船者682人が審問を受け、半数がトルコ人と判明。(Y,H)
*教皇庁から漏えいした文書の中で「イスラエルの占領は政治的な不正」 と語られていることが判明。「原理主義的なクリスチャンが聖書を引 用してパレスチナ人への政治的不当行為を擁護している」と主張。(Y)
*ガザ行きの船団へ降り立ち、腹部を刺された国防軍隊長が「ナイフと 金属棒を持ち、殺そうと迫ってきたので発砲した」と証言。(H)
*フェイスブックのプロフィール上に「永遠にイスラエルを支持する」 という言葉と共に国旗を載せるキャンペーンをベルリン在住の28歳 ユダヤ人が開始。ドイツからイギリスなどへ支持者は広がる。(P)
*エジプトのムバラク大統領が自国側のガザ封鎖を一時的に解除。「急 襲後の同胞達の苦しみを軽減するため」と地方総督は語る。(P)
*ガザ地区北部から2弾のカッサムロケット砲撃。空き地に着弾したた め負傷者は無し。(P)
2010年6月3日(木)
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*「オバマ大統領にとって最重要なのは、ガザ行き船団急襲のような出 来事が再び起こらないこと」と米大統領報道官。ガザ船団急襲に関す る「信頼性のある」調査を望んでいると米政府は語る。(Y)
*ガザ行き船団急襲について「兵士たちを誇りに思う」と首相が発言。 ガザにはイランの港が存在するなどで入港阻止の必要性を主張。(Y)
*ガザ行き船団急襲について、国連人権理事会は独自の国際的調査を敢 行する決議を採択。(Y,H,P)
*国防軍が押収したガザ行き船団物資の受け取りをハマスが拒否。「電 動車椅子のバッテリーは外され使い物にならない」とハマスの社会福 祉相。なお、ハマスは抑留中の乗船者全員の解放を要求。(P)
*ガザ行き船団急襲への足取りとして、国防軍は船団活動家が乗船前の兵士が閃光音響手榴弾などを用いて襲撃している様子を公開。(Y,P)
*ガザ行き船団の乗船者で、兵士襲撃の容疑で拘留の男性は釈放へ。(Y,P)
*東エルサレムのシルワンで立ち往生する車に40人の近隣住民が石や火炎瓶を投げつける事件。違法住宅立ち退きの件で治安が悪化。(Y)
*国防軍との衝突によりガザ境界線で5人のパレスチナ人が死亡。防護 柵を切断し国内に侵入等の行為によって銃撃戦が行われた。(P)
*ガザ行き船団の急襲事件を巡って、1千人の学生がハイファ工業大学の近くで国防軍支持派と反対派に分かれデモ活動。罵倒を浴びせ合い、 デモの柵を突破しようとしたアラブ人8人が逮捕された。(Y)
*世俗派の55%が食物規定に適合する食品に認証印を押すラビ機関「 エダ・ハレディット」の商品を避けると回答。30%は同機関の商品 をボイコット。超正統派の88%は同機関の商品を愛用。(Y)
2010年6月4日(金)
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*ネタニヤフ首相がトップ閣僚7名との特別協議で、如何なる船舶のガザ海上封鎖突破を現在も今後も阻止する意向を表明。(P,Y,H)
*ガザ封鎖政策への柔軟な対応意欲も首相が示唆。国際査察団による武 器検査を経て人道支援物資船ガザ入港を認める案など模索。(P,Y,H)
*ガザ行き船団急襲による死者葬儀がトルコで行われ1万人が追悼。同国大統領は「トルコ市民を殺したイスラエルを決して許さない。この酷い過ちをイスラエルは後悔するであろう」とテレビで語った。(P,Y)
*ドイツのメルケル首相がアッバス議長と電話会談。ガザ行き船団事件調査に中東特使を参加させて完全な調査を望む意向を示した。(Y,H)
*ガザ行き船団事件に関するイスラエル海軍の予備調査で、活動家が襲撃し気絶させた兵士3名を人質にとろうと試みた、との発表。(H)
*ガザ地区からスデロットとアシュケロンへ4弾のカッサムロケット砲撃。アシュケロン市長は今後の砲撃エスカレートに懸念を表明。(P,Y,H)
*先月に引き続きイスラエルの沖合で大規模な天然ガス発見。これにより今後50年から70年間、国内天然ガス全需要は供給可能。(P)
*「ユダヤ人としての目覚め」活動で批判を浴びた退役従軍ラビが、任期中、軍の宗教心への回帰を目指し、兵士へユダヤ教への敬意と親しみを説くことに腐心したとインタビューで語った。(Y)
*トルコ南部でカトリック司祭の刺殺事件。司祭の運転手に容疑。トルコのカトリック教徒は人口約7千万人の1パーセント。(P)
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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*少なくとも9人が死亡したガザ行き左派活動家船団への国防軍急襲に 関して、米政府は国連安保理の事実調査を支持すると表明。一方「イ スラエルとの信頼関係に変化は無い」と米ギブス報道官。(Y,H,P)
*「今回の襲撃はトルコに対する9・11テロに等しい。イスラエル人 は国際法を度外視している」とトルコ外相が激しく非難。(Y,H,P)
*ガザ行きの船団のアラブ人送還をヨルダン領事が承認。モーリタニア やクウェート、シリアなどからの参加者124人がヨルダンから祖国 へ帰還。乗船者682人が審問を受け、半数がトルコ人と判明。(Y,H)
*教皇庁から漏えいした文書の中で「イスラエルの占領は政治的な不正」 と語られていることが判明。「原理主義的なクリスチャンが聖書を引 用してパレスチナ人への政治的不当行為を擁護している」と主張。(Y)
*ガザ行きの船団へ降り立ち、腹部を刺された国防軍隊長が「ナイフと 金属棒を持ち、殺そうと迫ってきたので発砲した」と証言。(H)
*フェイスブックのプロフィール上に「永遠にイスラエルを支持する」 という言葉と共に国旗を載せるキャンペーンをベルリン在住の28歳 ユダヤ人が開始。ドイツからイギリスなどへ支持者は広がる。(P)
*エジプトのムバラク大統領が自国側のガザ封鎖を一時的に解除。「急 襲後の同胞達の苦しみを軽減するため」と地方総督は語る。(P)
*ガザ地区北部から2弾のカッサムロケット砲撃。空き地に着弾したた め負傷者は無し。(P)
2010年6月3日(木)
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*「オバマ大統領にとって最重要なのは、ガザ行き船団急襲のような出 来事が再び起こらないこと」と米大統領報道官。ガザ船団急襲に関す る「信頼性のある」調査を望んでいると米政府は語る。(Y)
*ガザ行き船団急襲について「兵士たちを誇りに思う」と首相が発言。 ガザにはイランの港が存在するなどで入港阻止の必要性を主張。(Y)
*ガザ行き船団急襲について、国連人権理事会は独自の国際的調査を敢 行する決議を採択。(Y,H,P)
*国防軍が押収したガザ行き船団物資の受け取りをハマスが拒否。「電 動車椅子のバッテリーは外され使い物にならない」とハマスの社会福 祉相。なお、ハマスは抑留中の乗船者全員の解放を要求。(P)
*ガザ行き船団急襲への足取りとして、国防軍は船団活動家が乗船前の兵士が閃光音響手榴弾などを用いて襲撃している様子を公開。(Y,P)
*ガザ行き船団の乗船者で、兵士襲撃の容疑で拘留の男性は釈放へ。(Y,P)
*東エルサレムのシルワンで立ち往生する車に40人の近隣住民が石や火炎瓶を投げつける事件。違法住宅立ち退きの件で治安が悪化。(Y)
*国防軍との衝突によりガザ境界線で5人のパレスチナ人が死亡。防護 柵を切断し国内に侵入等の行為によって銃撃戦が行われた。(P)
*ガザ行き船団の急襲事件を巡って、1千人の学生がハイファ工業大学の近くで国防軍支持派と反対派に分かれデモ活動。罵倒を浴びせ合い、 デモの柵を突破しようとしたアラブ人8人が逮捕された。(Y)
*世俗派の55%が食物規定に適合する食品に認証印を押すラビ機関「 エダ・ハレディット」の商品を避けると回答。30%は同機関の商品 をボイコット。超正統派の88%は同機関の商品を愛用。(Y)
2010年6月4日(金)
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*ネタニヤフ首相がトップ閣僚7名との特別協議で、如何なる船舶のガザ海上封鎖突破を現在も今後も阻止する意向を表明。(P,Y,H)
*ガザ封鎖政策への柔軟な対応意欲も首相が示唆。国際査察団による武 器検査を経て人道支援物資船ガザ入港を認める案など模索。(P,Y,H)
*ガザ行き船団急襲による死者葬儀がトルコで行われ1万人が追悼。同国大統領は「トルコ市民を殺したイスラエルを決して許さない。この酷い過ちをイスラエルは後悔するであろう」とテレビで語った。(P,Y)
*ドイツのメルケル首相がアッバス議長と電話会談。ガザ行き船団事件調査に中東特使を参加させて完全な調査を望む意向を示した。(Y,H)
*ガザ行き船団事件に関するイスラエル海軍の予備調査で、活動家が襲撃し気絶させた兵士3名を人質にとろうと試みた、との発表。(H)
*ガザ地区からスデロットとアシュケロンへ4弾のカッサムロケット砲撃。アシュケロン市長は今後の砲撃エスカレートに懸念を表明。(P,Y,H)
*先月に引き続きイスラエルの沖合で大規模な天然ガス発見。これにより今後50年から70年間、国内天然ガス全需要は供給可能。(P)
*「ユダヤ人としての目覚め」活動で批判を浴びた退役従軍ラビが、任期中、軍の宗教心への回帰を目指し、兵士へユダヤ教への敬意と親しみを説くことに腐心したとインタビューで語った。(Y)
*トルコ南部でカトリック司祭の刺殺事件。司祭の運転手に容疑。トルコのカトリック教徒は人口約7千万人の1パーセント。(P)
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp