昨日の「頂門の一針」についていた記事
民主党の危険な本質を見極めよう!
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東郷 勇策
鳩山総理が、意外にも小沢幹事長と刺し違える形で辞任しました。
米軍普天間基地の移設を巡る混乱状態などから支持率が危機的水準にまで低下し、来月の参議院議員選挙に危機感を強める党内から辞任を求める声が湧き上がってきた中でも続投をアピールしていたのですが、急転直下の辞任劇となりました。
本来なら、解散総選挙を選択し国民の審判を仰ぐべきですし又、小沢幹事長は議員辞職が相当な存在であるとの私の認識に全く変化はありませんので、“めでたさも 中くらいなり おらが春”というのが正直な思いです。
鳩山総理は、米国政権内の要人から loopy と揶揄されるほど現実感に乏しい思考に引きずられ、夢想の世界に浮遊し、決断力も責任感も欠け、リーダーシップ発揮に無能で、その行政手腕は国家・国民を護るべき為政者としては失格でした。
信じられぬほどの言葉の軽さで発言をくるくると変え、その場凌ぎの対応を続けたことも、急速に国民の支持を失う背景にありました。
結果として「職を賭して」との自らの言葉に従うことになりましたが、参議院議員選挙対策としての辞任を求める強い声に抗うことが出来ず、刺し違えによる退任しか選択の余地はなかったというのが実態でしょう。
或る意味で舌を巻いたのは、民主党議員集会で表明した自身の想いの中でクリーンな政治を強く訴えていたこと。見事に自身の政治資金疑惑及び小沢道連れへの弁明の場として利用したことが明白です。転んでもただでは・・・大した口舌の徒です。
鳩山総理、小沢幹事長が共に退任したからと言って、民主党の根本的体質に根差す問題が解決する訳ではありません。これは大変に重要なポイントであり、我々国民は情緒的な所信の表明に騙されることなく、注意深く見極める必要があります。
先ず、国防・安全保障問題。基地問題の論点を所在地に焦点を当てて矮小化してはならず、我が国及び周辺国を含む安全保障という観点から、現在・未来を俯瞰しての論議が必要です。
長い時間をかけて合意に達していた米軍基地移設問題を、安全保障に関し統一理念のない政党が単に政局化の意識で白紙に戻した結果の混迷状態は、まだまだ紆余曲折が予想され、大きな不安材料です。
景気浮揚や雇用改善という目標実現は、官僚叩きの反面で民営化の動きに逆行し又、企業を敵視し公権力による規制・管理を強化するといった社会主義的な大きな政府の発想による民主党政権の施策では諦めるしかありません。
労組依存の体質では公務員の減量化も期待できませんし、民間活力も引き出し得ないのでは、景気回復も税収増大も期待できません。
体質的な衆愚政策も大きな懸念です。巨額に膨れ上がった財政赤字を尻目に、子供手当の支給、高校授業料の無償化、高速道路の無料化といったバラマキ・人気とり政策のオンパレードです。
子供手当は我が国の少子化対策として打ち出された筈が、一定の条件下とはいえ、在住外国人の母国に残す子供まで対象にするとは信じ難いものがあり又、現金給付ではなく子育ての環境整備に当たるべきとの声も当然でしょう。
授業料無償化は義務教育までで十分ではないでしょうか。勉学意欲のない者の進学補助は、依存心を高めるだけであり、結果として無気力な若者の増加に繋がるように思えます。百歩譲って認めるにしても、我が国の公的管理下になく母国の反日政策によって運営される朝鮮高校への適用は、除外しかありません。
高速道路料金は維持管理・新設に不可欠であり、利用者負担が大前提にも拘わらず無料化しようとは、単に選挙時の票目当て以外の何物でもありません。
民主党に巣くう反日左翼が推進しようとする亡国法案は、日本解体に繋がりかねない、とてつもなく危険なものです。
永住外国人参政権付与法案、選択的夫婦別姓法案、人権擁護法案など、国民権利を棄損し、家族制度を破壊し、言論封鎖を目論む、コミュニストの発想によるものです。
正しい歴史認識に欠け、安易な人道主義に走る議員が強い影響力を持つ民主党に政権を委ねていては、我が国は早晩、膨大な人口を擁する支那の属国に陥りかねません。そうなれば、チベット、内モンゴルやウイグルの二の舞であり、想像するだけで身震いします。
国益を軽視する反日・棄日的な思想が、党内には色濃く見られます。
「日本列島は日本人だけのものではない」、「尖閣諸島の帰属は支那との話し合いで」などは鳩山総理の盲言ですが、同じような思想の持主が他にも所属議員や支持層に存在する政党です。
家族、社会、国家を護らんとして散華した英霊を貶め靖国参拝に反対する他、国旗・国歌を忌避する、同じ日本人とは到底信じられない輩も数多存在します。
最後に、大きな問題点の一つとして、民主党支持労組である日教組の危険性を強く訴えたいと考えます。教職員の組合ながら、子供の教育よりも反政府政治活動にのめりこみ、自虐史観に依拠した歪んだ教育に専心し、公教育を混迷の淵に追い込んでいる組織です。倫理観の薄い乱れた現在の世相をもたらした元凶でもあります。
傘下の教組では、北海道教組が竹島について韓国の主張を正しいと教えたり、横浜教組が市教委採択の歴史教科書を忌避するよう指令したりという言語道断の動きを見せる他、違法献金、違法選挙運動などが常態化しています。
当にやりたい放題、日教組が教育をそして社会をずたずたに壊しているのです。
政権選択は、根幹たる政策を重視して判断すべきものです。
危険な左翼分子と絶縁できぬ民主党は、政策の根幹に病根がはびこり、二大政党制における旗頭の一つと見做すことはとてもできません。
甘い言葉・政策は撒き餌です。決して騙されて釣られてはなりません。
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日本のお姉さん。↓
鳩山氏が小沢氏を道ずれにしてやめてくれて
よかったと思っている。
でも、小沢氏の影響力が
これからも、民主党に残るのだろうから、今は、
そんなに躍り上がって喜べるようなことはなにもない。
日本人が、民主党は、日本を大事にしない政党だと
分かってくれたら、
日本を守り、日本の経済を盛り上げるように
努力してくれる政党を選んでくれたら、
日本も、周辺の国に振り回されて
自国の利益を失うようなことばかりに
ならないと思う。
年寄りは、ネットを見ないから
テレビに誘導されちゃう。
若い人が政治の話を自分の親や親せきと
するようになれば、どうかな?