日本の不法滞在の問題ももう少し正面から取り上げられといいと思います。 | 日本のお姉さん

日本の不法滞在の問題ももう少し正面から取り上げられといいと思います。

「今日のアフリカ」は、日本では報道されないアフリカの情報をいち早くお届けします。

TV5より

オペラ・バスティーユからパリ間で行われた不法滞在労働者のデモ隊は木曜日、フランス政府に理性と常識を求めた。ほとんどがアフリカ出身の彼らは、労働正規化の明白な基準を求めている。

「ニースのフランス・アフリカサミットでフランス政府は、アフリカとアフリカ人への友情宣言を強化した。フランスが過剰開発を維持し続け、不法労働者の権利を認めない状況にあって、おかしなことだとデモ参加者は強調した。オペラ・バスティーユが占拠されてから5日目になる。

中国人もいるが、ほとんどがブラック・アフリカからの移民で何年もフランスで働いている。

7ヶ月以上のストライキを続けているのだから、フランス政府は道理に従い常識を優先すべきだ。そしてサミットでの演説に同調すべ
き時なのだ」と、11の労働団体や協会は付け加えた。

2008年イル・ドゥ・フランスの運動以後、2009年10月にも不法滞在者のストライキと企業占拠は起きている。

ニースのサミットに出席している38人の代表者を頼みにしている不法滞在者は、月曜日からパリとニースでフランスの経済への関与と影響を訴える抗議活動を続けている。

***
フランス語圏アフリカのみならず、アフリカ全部に友情で結ばれ、お互いに経済的に発展するとサルコジー大統領は言っています。
マダガスカルとジンバブエ以外の大統領が参加していますが、小柄なサルコジーさん、握手をするときもアフリカの大統領に見下ろされている感じです。

フランスの人気テレビドラマの女警視レスコーでも、移民や不法滞在の問題が出てきます。貧困ビジネスの一種で、社会的不利な立場を利用する犯罪です。先日はスポーツでスカウトされてだめなら捨てるというのをやっていました。

日本の不法滞在の問題ももう少し正面から取り上げられといいと思います。
◎ここでしか知りえないアフリカの情報誌 のバックナンバーはこちら
http://archive.mag2.com/0000138359/index.html