保護費の一部を取り込む貧困ビジネス
貧困ビジネス 逮捕の自称NPO代表「囲い屋と違う。お礼は受け取ってない」
5月31日9時0分配信 産経新聞
生活保護の受給者が引っ越したように装い、大阪市から転居に伴う敷金や運送費の扶助をだまし取ったとして、府警捜査2課は30日、詐欺容疑で、自称NPO法人「あけぼのの会」(旧・あしたばの会北大阪支部)代表の畑勲容疑者(47)=大阪市北区=ら3人を逮捕した。大阪・西成周辺で生活困窮者らを勧誘して囲い込み、保護費の一部を取り込む貧困ビジネスを展開していたとみられる。
あけぼのの会代表の畑容疑者は逮捕前、産経新聞の取材に、不正への関与を否定していた。一問一答は次の通り。
--団体の活動は
「わたしたちが目指しているのは、お金に困っている人にいろんな形でアドバイスすること。必要性を感じたら、生活保護の申請に同行することもある」
--路上生活者を勧誘しているのでは
「勧誘なんてしていない。口コミで広がっている。困窮した人が『食べられへんようになった』と訪ねてきたら、じゃあ食事を用意しましょう、部屋も今日から見つけましょう、と取りかかる。相談料とか手数料とか、お礼のたぐいは一切受け取っていない」
--支援をうたい、生活保護費の一部をとりこむ貧困ビジネスが問題になっているが
「うちは悪徳業者とか『囲い屋』とは違う。大阪市とは考え方に違いがあるが、行政が間違うこともある。われわれは大阪市や府、厚生労働省まで見解をただしたうえで、はっきりモノを言う。だから役所には煙たがられているのだろう。行政は弱者の味方になってほしい」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100531-00000509-san-soci
あけぼのの会代表の畑容疑者は逮捕前、産経新聞の取材に、不正への関与を否定していた。一問一答は次の通り。
--団体の活動は
「わたしたちが目指しているのは、お金に困っている人にいろんな形でアドバイスすること。必要性を感じたら、生活保護の申請に同行することもある」
--路上生活者を勧誘しているのでは
「勧誘なんてしていない。口コミで広がっている。困窮した人が『食べられへんようになった』と訪ねてきたら、じゃあ食事を用意しましょう、部屋も今日から見つけましょう、と取りかかる。相談料とか手数料とか、お礼のたぐいは一切受け取っていない」
--支援をうたい、生活保護費の一部をとりこむ貧困ビジネスが問題になっているが
「うちは悪徳業者とか『囲い屋』とは違う。大阪市とは考え方に違いがあるが、行政が間違うこともある。われわれは大阪市や府、厚生労働省まで見解をただしたうえで、はっきりモノを言う。だから役所には煙たがられているのだろう。行政は弱者の味方になってほしい」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100531-00000509-san-soci
生活保護を受けている人は
引っ越しをすると7か月分の生活費を敷金や引っ越し費用として
国からもらえるそうだ。
それで、この自称NPOは、まず、貧困者に生活保護を受けさせ
高額な家賃の住居に住まわせて
「安い家賃の住居に引っ越すように。」と市から指導を受けたら
安い住居に引っ越し、実際にはそんなに費用はかかっていないのに
7か月分の敷金代や引っ越し費用を申請してお金を受け取り
余った分を自分のものにしていたそうだ。