北朝鮮の女スパイ | 日本のお姉さん

北朝鮮の女スパイ

北朝鮮の女スパイ逮捕、地下鉄機密情報を盗んだ疑い-韓国

5月24日8時22分配信 サーチナ

 ソウル中央地検公安1部は23日、交際していたソウルメトロ(地下鉄)の幹部から得た機密情報を、インターネットチャットを通じて北朝鮮に報告した国家安全保衛部所属工作員の36歳の女と、この女に情報を提供したソウルメトロの前幹部52歳を国家保安法違反疑惑で拘束したと発表した。

 この女性工作員はインターネットの動画チャットとメッセンジャーを通じて知り合ったソウルメトロ元幹部から、韓国国内に関する情報を収集して北朝鮮保衛部に提供したとの疑惑を持たれている。

 また、ソウルメトロ総合司令室課長として勤務していた男性は2007年10月、総合司令室のコンピューターに保存されていた非常事態発生時の対処マニュアル、総合司令室非常連絡網、1号線司令室非常連絡網、乗務員勤務表など300枚あまりの機密文書を女性に渡した疑惑が持たれている。

 この女性と、ソウルメトロ前幹部は、06年5月ごろから恋愛関係となり、前幹部は女が北朝鮮保衛部工作員という事実を知った後も、継続して情報を提供していたことが確認されている。

 検察はソウルメトロ幹部が渡した地下鉄関連文書の中には、テロに悪用されることもある国家機密情報が含まれていたという。

 女性は北朝鮮教導隊に勤めた後、労働党党員証を紛失、処罰をまぬがれるために軍将校出身の父の勧誘で保衛部に入り、朝鮮族出身であると偽装し、中国へ渡りさまざまな名前で活動、中国公安から麻薬密売と特務(スパイ)活動の疑いで北朝鮮に強制連行された。09年3月、保衛部から韓国での活動を指示され、脱北者を装ってラオス駐在韓国大使館を通じて韓国国内に潜入したとされている。女はソウルメトロ前幹部以外にも、旅行会社職員や、警察など公務員、大学生などから得た情報を北朝鮮に報告していたことがわかっている。

 検察関係者によれば、女性のスパイ行為の最終的な目的は10年から20年程度で韓国国内にネットワークを形成し、スパイ活動を行うということであったと分析している。(編集担当:朴プル)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100524-00000001-scn-kr

北朝鮮は、戦争に備えて地下鉄までトンネルを掘るつもりだったのかな。