チュウゴクでは、農村部の人は奴隷で都市部の人は日本人並みの生活をしているらしい | 日本のお姉さん

チュウゴクでは、農村部の人は奴隷で都市部の人は日本人並みの生活をしているらしい

「貧しい農村」という中国の時限爆弾
ニューズウィーク日本版5月11日(火) 10時50分配信 / 経済 - 経済総合
現指導部が退く2013年までに都市と農村の経済格差を是正できないと……

メリンダ・リウ(北京支局長)

 北京から150キロも離れていないのに、ここ偏橋村と北京の高層ビル群との間には何光年もの隔たりがあるように感じる。

 万里の長城の麓に位置するこの村では、石とれんがでできた平屋の家で暮らす農民たちがトウモロコシや栗、アンズなどの換金作物を育てている。村人の生活は大昔の先祖たちと大して変わっていない。

 中国の胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席と温家宝(ウエン・チアパオ)首相の政策を評価する上で試金石となるのは、偏橋村のような土地だ。温もこの村を度々訪れて、本当の中国はきらびやかな都会以外にあることを忘れてはいけないという趣旨の発言をしている。

 農民の生活を改善すると約束して胡と温が政権に就いたのは、7年前のこと。以来、この2人の指導者は、中国西部の貧困の改善、農民に対する税の軽減、莫大な農業補助金の支給、農村の医療保険制度の導入、農家による土地賃貸の解禁などの施策を次々と打ってきた。

 しかし、まだ十分とは言えない。温は最近、農民こそ中国経済の「生命線」だと述べているが、農村部の1人当たり年間所得は都市部の3分の1にも満たない758ドル相当にとどまる。都市と農村の間の所得格差は、1978年に中国で市場経済型への改革が始まって以来最悪の水準に拡大した。

 都市部に移住して働いている農村出身者は、国の人口の約5分の1に相当する2億2500万人。彼らは、もともとの都市住人と同等の行政サービスを受けることが認められていない。中国の都市部では、そうしたいわば「二級市民」層が拡大している。

 農村の貧困層は、怒りを募らせ始めている。農村部では、腐敗した地方官僚や土地所有者に対する抗議活動が相次いで発生。政府への不満と反感が社会不安を生み出すのではないかという懸念も高まっている。

 格差問題に潜む危険性については、中国の体制内でも議論になっている。3月に開かれた全国人民代表大会(国会に相当)の開幕直前には、13の新聞が都市と農村の格差問題について、違例の率直な内容の共同社説を掲載した。

 共同社説は、都市に移り住んだ農村出身者の権利を制約する「戸口」と呼ばれる住民登録制度を改正すべきだと主張。「何十年にもわたる政府の誤った政策に、ここで終止符を打つべきだ」とまで言い切った。

■経済発展持続の必須条件

 中国の検閲当局は、この共同社説に関する議論を直ちに禁止。執筆責任者は北京の経済紙「経済観察報」のウェブサイトから更迭され、ほかの共同執筆者も処罰を受けた。

 胡と温は、中国の農村住民の経済状況が世界経済の未来を左右することも分かっている。これまで中国は、アメリカなどの先進国に安価な工業製品を輸出することにより経済を発展させてきた。しかし世界経済危機でアメリカの消費者の購買力が落ち込んだため、輸出主導の経済のままでは現在の経済成長率を維持できなくなった。

 目下、中国に必要なのは、輸出への依存を減らすために国内消費を拡大すること。そこで、人口の半数以上を占める農村住民の消費を活性化したいと、中国政府は考えている。現在、貧しい農民たちは病気になった場合に備えて、乏しい収入のほとんどを貯蓄に回している。

 農民に金を使わせる狙いで、中国政府は4兆元(6000億ドル)相当の景気対策予算のかなりの割合を西部の農村部に投入。冷蔵庫やエアコン、コンピューターの農民向けの割引販売を奨励するために、メーカーへの助成金支給も打ち出した。

 数年前には、農村に医療保険制度を導入した。おかげで、医療費に対する農民の強迫観念的な不安感も和らぎ始めているという。

■国家権力の土台が揺らぐ

 しかし、都市と農村の格差解消への扉は閉ざされようとしているのかもしれない。胡と温のコンビは2013年に退き、新指導部にバトンタッチすることが決まっている。胡に代わり国家主席に就くことが有力視されている習近平(シー・チンピン)国家副主席は、社会正義を重視する胡と温とは対照的に、輸出産業を擁する都市部の利害を重んじる一派と近い。

 問題はそれだけではない。都市と農村の所得格差が広がり続け、政府の景気刺激策がインフレに火を付ける可能性が現実味を帯びている。インフレ、所得配分の不均衡、役人の汚職が合わされば、「社会の安定、ひいては国家権力の安定に影響が及び」かねないと、温は警鐘を鳴らしている。

 温はこの1月にも偏橋村を訪れて、補助金をさらに増額すると約束。首相を退いた後で、状況がどの程度改善したか確認するために再び村を訪問することも請け合った。そのときまで、中国政府は約束を果たすために奮闘しなければならない。 
最終更新:5月11日(火) 10時50分
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100511-00000303-newsweek-bus_all


チュウゴクでは、農村部の人は奴隷で都市部の人は日本人並みの生活をしているらしい。


幹部の子どもらは全員、海外で暮らしている。

幹部たちは、ベンツを現金で買うぐらいお金持ちなのだそうだ。


日本に来たチュウゴク人の中には、しばらく日本に住んで、

日本のパスポートをとれたら、(パスポート欲しさに、日本の国籍をとる。)

外国人としてチュウゴクに戻って、チュウゴクで生活している人たちがいる。