「フォーエバー21」、「H&M」女の子が行きたがる百貨店 | 日本のお姉さん

「フォーエバー21」、「H&M」女の子が行きたがる百貨店

会社の女子が行きたがっている百貨店の記事があった。

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「フォーエバー21」が百貨店進出、銀座での評判は?
nikkei TRENDYnet5月 6日(木) 11時20分配信 / 経済 - 産業

米国・ロサンゼルス発の衣料専門店チェーン「フォーエバー21」が4月29日、東京・銀座の松坂屋銀座店内に日本2号店をオープンした。店名は「XXI at GINZA by FOREVER21」で、アジア初の旗艦店と位
置づけている。
 米国・ロサンゼルス発の衣料専門店チェーン「フォーエバー21」が4月29日、東京・銀座の松坂屋銀座店内に日本2号店をオープン。みゆき通り沿いの1~5階に入店し、売り場面積は原宿店の2倍近い3071平米。店名は「XXI at GINZA by
FOREVER21」で、アジア初の旗艦店と位置づけている。

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 周辺には、「H&M」「ザラ」「ユニクロ」「アバクロンビー&フィッチ」といった世界規模で展開する衣料ブランドの大型店が立ち並ぶ。なかでもH&M銀座店は、旬のファッションを低価格で提供するファストファッションを日本中に広めたブームの火付け役だ。“低価格とスピード”を切り札に、ファストファッションは日本のファッション業界を揺るがす台風の目となった。しかし、もはやブームではなく、消費不況が続く日本市場にすっかり定着。そんななか、フォーエバー21はH&Mを凌ぐ強さとスピードで成長している。

 オープン初日は10時の開店時から終日混雑状態が続き、約4万1500人が来店。原宿店のオープニングを大幅に上回る絶好調なスタートを切った。来店客は百貨店の顧客を中心に、20代から50代まで幅広い。日本1号店である原宿店が20~30代の若い女性客が大半を占めるのに対して、年齢層はかなり高い印象だ。松坂屋銀座店ではここ数年、顧客層の拡大と顧客ニーズへの対応力強化、ローコスト化を進めている。フォーエバー21の導入はその一環で、集客力を高め、新規客の獲得を図りたい考え。原宿までは行けないというヤング~アラサー世代をどこまで集客できるか注目される。

日本上陸1年で500万人以上が来店衣料専門店1店舗の売上高では日本最大規模

 「フォーエバー21」は1984年にロサンゼルスで創業。「ベストファッションを最小プライスで」をコンセプトに急成長し、米国、欧州、アジアなど世界13カ国に約480店舗を展開する。売上高は2009年に約2070億円、今年度は39%増の2880億円を計画。日本では、09年4月に原宿店を開業。オープン以降も来店客数は伸び、500万人以上が来店した。09年度の推定売上高は約100億円。ユニクロ銀座店やH&M原宿店を上回るペースで売り上げを伸ばしている。

 人気の秘密は、最新ファッションを低価格で提供していることに尽きる。米国西海岸のラフで自由なLAカジュアルを、1万円で全身まるごとコーディネートできるのが売りだ。価格は米国とほぼ同一。「ラインアップも豊富で、子供から中高年まで幅広い客層をカバーしている」と、シニアマーケティングマネージャーのリンダ・チャン氏は話す。さらに、店頭には毎日、米国から空輸された新商品が入荷し、常に売り場が新鮮なのも大きな特徴。ユニクロのような自社で製造販売するSPA業態ではなく、アパレルメーカーが製造した商品を仕入れる形で高回転のビジネスを展開している。

 好立地への出店にもこだわっている。店舗は都心の一等地を中心に郊外の大型ショッピングモールなどが多い。原宿店はH&M原宿店のすぐ隣。今回の出店についても「銀座は世界で最も有名なショッピングエリア。そのなかでも松坂屋銀座店は存在感があり、百貨店改革に取り組む松坂屋のビジョンと合致した」(ラリー・マイヤー副社長)という。店舗はローコストでありながら、顧客が買い物を楽しめる店舗デザインを意識している。

 出店計画については、5月26日、千葉県船橋市の「ららぽーと東京ベイ」に、同月29日にはインザルーム新宿本店跡地に新店をオープンする。世界では今年度70店舗の新規出店を予定。今後、日本国内に毎年10店舗、米国では50~100店舗、欧州では20~30店舗のペースで拡大する計画だ。今夏、ニューヨークのタイムズスクエアには約8350平米という世界最大級の旗艦店がお見えする。

 同社のドン・チャンCEO(最高経営責任者)は「今年1月、米国のショッピングモールに約8100平米の店舗を出店し、モール全体の来店客数を15%増やした。今後米国では2万平米級、アジアトップの市場である日本では1万平米の店舗開発をしていきたい」と意欲的だ。

アラフォー世代も意識した商品ラインアップライバル「H&M」を凌ぐ圧倒的な安さ

 銀座店では、レディスを中心にメンズ、子供服、アクセサリー、雑貨小物とフルラインで構成。トレンドを取り入れたレディスブランド「フォーエバー21」を中心に、ビンテージテイストのアメリカンカジュアル「アイ・ラブ・H-81」、メンズブランド「21メン」、大人っぽいベーシックエレガンス「ラブ21」、6~14歳向けキッズウェア「HTG81」、オンタイムに対応した大人向けのクチュールライン「トゥエルヴ・バイ・トゥエルヴ」を展開する。松坂屋銀座店の顧客は40代以上の中高年が多いことから、アラフォー世代を意識した商品もラインナップ。ベーシックなカットソーを2枚購入した女性は「原宿店にはカラフルな柄物が多く、自分に合うデザインがなかった。ここならいろんなデザインが揃っているので探すのが楽しい」と話す。

 価格はカラフルなランニングシャツ350円、クルーネックTシャツ790円、プリントTシャツ1380円、デニムショートパンツ1790円、花柄キャミソールドレス2190円、刺しゅう入りチュニック2480円、ニットボーダーカーディガン2690円、プリントマキシワンピース3580円、ビキニ1180円、6足ソックス650円など、とにかく安い。「ダメージジーンズはH&Mが6900円なのに対して、フォーエバー21は2980円か3180円。H&Mと比べても安さは際立っている」(業界関係者)。

 ただヤング世代と異なり、アラフォー世代は品質にもシビアだ。「生地が薄いので欲しいものがなかった」「アウターはブランドものを着るので、インナーで良いものがあれば買うかも」という声も多く、「ワンシーズン着られればいい」というヤング世代のように簡単には浸透しないかもしれない。さらに、メンズについては相変わらず不評。「オジサンっぽいデザインしかない」「安くてもここで買う必要はない」など、とりわけ30歳前後の男性には人気がないようだ。

日本初登場の子供服充実した品揃えのランジェリーコーナーも必見

 アジア初の旗艦店となった銀座店では、4Fの子供服と5Fのランジェリーコーナーに注目したい。子供服は6~14歳向けのガールズとボーイズを展開。ガールズではプリントワンピースやチュニックなど大人服のようなかわいいデザインが揃っている。ボーイズはベーシックカジュアルが基本でガールズより商品バリエーションもやや少ない。

 価格はTシャツ1090~1390円、デニムスカート1590~1790円、スキニージーンズ1790円、ワンピース1390~2490円、ボーイズシャツ1790~2090円、ボーイズデニム2090~2590円。衝撃価格を打ち出す大人服に比べると、やや高め。H&Mよりは値ごろ感があるが、1990円のデニムと990円のプリントTシャツを販売するユニクロほどのインパクトはなさそうだ。子供連れの女性は「GAPで購入することが多い。安いので試しに購入してみたが、洗濯してみないとわからない」と話していた。

 ランジェリーは原宿店でも展開しているが、今回の売り場は3倍以上の広さで、商品ラインアップが充実。価格はプリントショーツ380円、無地ブラジャー980円、無地ショーツ380円、コンビネゾンキャミソール1580円、レースコルセット1580円など。機能性重視のユニクロとは単純に比較できないが、価格面ではH&Mやユニクロよりかなり安い。

 最後に、5Fのアクセサリー・雑貨フロアはインテリアデザインやディスプレイに凝っていて、見るだけでも楽しい。250円のベルトや1380円のカゴバッグ、1000円前後のゴージャスなネックレスなど、コーディネートのポイントになるアイテムが揃っているので年代を問わずに購入できる。「スカーフが1つ650円なので色違いを3点購入した。安くて重宝するのでうれしい」というのは、銀座でよく買い物をするという50代の主婦。靴はフラットシューズ2180円、ヒールサンダル2980円、トングサンダル1580円など。原宿店に比べてワンフロアが広いので、宝物探しの感覚でゆっくりと見られるのもうれしい。

「広くて見やすい」「服は買えないけど、小物なら」来店客の評判はさまざま

 初日4万人超が来店したフォーエバー21銀座店。どんな客が訪れたのだろう。インタビューすると、フォーエバー21狙いで来店した人と通りかがりの人に分かれた。同店狙いで来店した人は原宿店に何度も足を運んだことのある根強いファン。マルキュー系ファッション、スポーティファッションと多様なテイストとコーディネートできるのが分かる。銀座店については「原宿店より広くてゆったりしているので見やすい」。これまで原宿店に行っていたファンも「これからは銀座店を利用したい」という声が目立った。また、松坂屋銀座店に来ることが少なかった顧客も多く、集客力アップに大きく貢献したのは確かなよう。

 一方で「ヤング向けのデザインが多いので自分のものは買わない」「小物だったら使えるけど」という30~40代も少なくない。新規客のみならず、百貨店本来の顧客がリピーターになるかどうかも今後の店舗戦略のカギになりそうだ。

(文・写真/橋長 初代)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100506-00000002-trendy-ind  


安いのにデザインがいいらしい。H&Mは最近、大阪にもできたが「フォーエバー21」は、まだだ。会社の女子も東京に行ったらまず、「フォーエバー21」に行きたいと言っている。