4月19日から23日の間にインドでは、暑さのあまりにこうもりが大量に死んだ。 | 日本のお姉さん

4月19日から23日の間にインドでは、暑さのあまりにこうもりが大量に死んだ。

19日にオリッサ州に襲来した熱波、20日はTalcherと言う町で摂氏47.1度を記録、4月の最高気温記録を更新した。熱波は23日まで続くと言う予報である。

幸いにして熱射病による犠牲者は増えていない。皆、暑さに耐えられず、家の中でじっとしているからだそうだ。ところが、珍現象が起きている。蝙蝠(コウモリ)の大量死、「いろいろな場所で夥しい数の蝙蝠が死んでいる」と現地紙は報道している。蝙蝠(哺乳類)ばかりではなく、いろいろな鳥も熱波により死んでいるそうだ。例年、5~6月は50度位まで気温が上がる地域、47度位では熱射病にはならないと思うのだが、熱波が早く来過ぎた為、体調の準備が間に合わなかったのだろう。滅多にない現象である。

蝙蝠の数が減ると何が起こるか? 酷暑の季節、蝙蝠は余り行動しない。暑すぎて餌になる蚊や蝿などの虫が少ないからだろう。モンスーンになると、雨が降り、気温が下がり、湿度も増す。蚊も蝿も色々な虫が一気に活動し始める。同時に蝙蝠も活発に活動し始める。蚊の中には、マラリヤ、デング熱、日本脳炎を媒体する蚊もいる。蝙蝠の数が減れば、反比例して蚊が生き延びられる。自然は一度狂えば、様々な異常な現象を連鎖させる。今年は、伝染病に要注意である。

http://dankaisedai.iza.ne.jp/blog/entry/1561842/


気になるニュースだった。暑すぎて動物が死ぬなんて怖すぎる。

気温が50度になる地域って、アフリカ並みだ。