鳩山首相が引き起こしたのは混乱に拍車をかけたことだった。 TIME(4月19日号)、
宮崎正弘のメルマガについていたコメント。↓
(読者の声2)『産経新聞』によると、方向音痴の鳩山クンが最近、米国タイム誌に「今までは米国の主張を受け入れ、従属的に外交を行ってきた」とどこかのボケ国際ニュース解説者のような青い事をほざいたそうです。
そんなに「従属」が嫌なら、男女皆兵、核武装くらいする覚悟を決めて国民に「日本の安全保障は、まず日本人自身の手によってなそう」「それで足りないのなら米国の友人の力を借りよう」と呼びかけるのが筋なのに、まるで反抗期の少年だ。
こういうのが日本人の代表ならマッカーサーでなくともぴしゃりと平手打ちしたくなる。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100410/plc1004100501003-n1.htm
ナイーヴな鳩山幼年変態爺を首相に選んだ混迷を深める日本を嘲笑うかのように、軍事力を年々増強する中共支那は海軍艦隊をして日本領海を横切らせた。
さあ、真実の瞬間だ。無責任に大見得切った首相は米国の力無しで日本に何かが出来るのかを証明するのだ!
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100413/plc1004132143022-n1.htm
実際に日本自身がしっかりしないと、米国は当てにならない。好例が、イランの核武装に関して二年前に否定した米国の諜報評価が最近180度変化した事。英国とイスラエルの諜報機関は一貫して米国の諜報能力を全く信用せずに来たが結局彼らが正しかった。産経新聞によると、「英仏独はイランが今秋にも核兵器能力を得る可能性がある」そうだが、イランのファルス通信によると、イラン原子力委員会のべへゼッッド・ソルタニ副委員長はイランが来月にも核クラブ入りすると発言。
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/100403/mds1004032105005-n1.htm
そういう意味で、アメリカのインテリジェンスの無能さは犯罪的ですらある。
最近、あるイスラエル人のジャーナリスト(恐らく実際は諜報関係者)の話を聞く機会があった。30年以上前マアリヴ紙のテヘラン特派員だったその人物によると、イラン革命直前の米国大使館にはペルシア語で新聞を読める米国人職員は何とたった2人しかいなかったそうだ。
故に米国諜報機関も当時イランで何が起こっているのか良く解っていなかったのだろう。最近もニューヨーク・タイムズのティム・ワイナー記者がCIAの無能ぶりを「とても情報機関と呼べない」とコケ下ろしている。
その米国に諜報面でも頼りっぱなしの日本。それで、「従属は嫌」だって?
北朝鮮はすでに6~8個の核兵器を保有しているという報告書を昨年1月外交問題評議会が出している。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100410/amr1004101304006-n1.htm
北朝鮮の核は米国の脅威ではない。
だから米国はシリアスに対応しないのだ。
さらに日本人自身がもう一度核を十発くらい落とされないと何も理解できない馬や牛と以下の安全保障感覚の持ち主で、その想像力の欠如の馬鹿さ加減を具現化したのが鳩山首相であり、日本の民主党である。
これでは米国も対応の仕様が無いだろう。
さて北朝鮮の核は米国の脅威ではないと言ったが、それはイランの核が日本人にとって直接の脅威ではないのと同じである。
だが北朝鮮とイラン、シリアの核の枢軸を結成してお互い協力してきた事を考えれば日本人はもっとイランの核にも関心を持つべきであるし、イスラエルと密に協力連絡体制を取るべきであった。日本にはイスラエルに批判的な国際音痴が多いが、2007年のイスラエル空軍によるシリア原子炉爆破作戦で(本来、日本の特務機関がやるべきだが)多数の朝鮮人核技術者が爆殺された事実がある。
我々はエルサレムの方には足を向けて寝られない。
(道楽Q)
(宮崎正弘のコメント)ご指摘のTIME(4月19日号)、めずらしく鳩山批判に4ページを割いていますね。曰く「変化の代理人かと見られた鳩山由紀夫は、たしかに色あせる日本の立て直しを目指して改革を呼び掛けたが、彼が引き起こしたのは混乱に拍車をかけたことだった」って。
(読者の声2)『産経新聞』によると、方向音痴の鳩山クンが最近、米国タイム誌に「今までは米国の主張を受け入れ、従属的に外交を行ってきた」とどこかのボケ国際ニュース解説者のような青い事をほざいたそうです。
そんなに「従属」が嫌なら、男女皆兵、核武装くらいする覚悟を決めて国民に「日本の安全保障は、まず日本人自身の手によってなそう」「それで足りないのなら米国の友人の力を借りよう」と呼びかけるのが筋なのに、まるで反抗期の少年だ。
こういうのが日本人の代表ならマッカーサーでなくともぴしゃりと平手打ちしたくなる。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100410/plc1004100501003-n1.htm
ナイーヴな鳩山幼年変態爺を首相に選んだ混迷を深める日本を嘲笑うかのように、軍事力を年々増強する中共支那は海軍艦隊をして日本領海を横切らせた。
さあ、真実の瞬間だ。無責任に大見得切った首相は米国の力無しで日本に何かが出来るのかを証明するのだ!
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100413/plc1004132143022-n1.htm
実際に日本自身がしっかりしないと、米国は当てにならない。好例が、イランの核武装に関して二年前に否定した米国の諜報評価が最近180度変化した事。英国とイスラエルの諜報機関は一貫して米国の諜報能力を全く信用せずに来たが結局彼らが正しかった。産経新聞によると、「英仏独はイランが今秋にも核兵器能力を得る可能性がある」そうだが、イランのファルス通信によると、イラン原子力委員会のべへゼッッド・ソルタニ副委員長はイランが来月にも核クラブ入りすると発言。
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/100403/mds1004032105005-n1.htm
そういう意味で、アメリカのインテリジェンスの無能さは犯罪的ですらある。
最近、あるイスラエル人のジャーナリスト(恐らく実際は諜報関係者)の話を聞く機会があった。30年以上前マアリヴ紙のテヘラン特派員だったその人物によると、イラン革命直前の米国大使館にはペルシア語で新聞を読める米国人職員は何とたった2人しかいなかったそうだ。
故に米国諜報機関も当時イランで何が起こっているのか良く解っていなかったのだろう。最近もニューヨーク・タイムズのティム・ワイナー記者がCIAの無能ぶりを「とても情報機関と呼べない」とコケ下ろしている。
その米国に諜報面でも頼りっぱなしの日本。それで、「従属は嫌」だって?
北朝鮮はすでに6~8個の核兵器を保有しているという報告書を昨年1月外交問題評議会が出している。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100410/amr1004101304006-n1.htm
北朝鮮の核は米国の脅威ではない。
だから米国はシリアスに対応しないのだ。
さらに日本人自身がもう一度核を十発くらい落とされないと何も理解できない馬や牛と以下の安全保障感覚の持ち主で、その想像力の欠如の馬鹿さ加減を具現化したのが鳩山首相であり、日本の民主党である。
これでは米国も対応の仕様が無いだろう。
さて北朝鮮の核は米国の脅威ではないと言ったが、それはイランの核が日本人にとって直接の脅威ではないのと同じである。
だが北朝鮮とイラン、シリアの核の枢軸を結成してお互い協力してきた事を考えれば日本人はもっとイランの核にも関心を持つべきであるし、イスラエルと密に協力連絡体制を取るべきであった。日本にはイスラエルに批判的な国際音痴が多いが、2007年のイスラエル空軍によるシリア原子炉爆破作戦で(本来、日本の特務機関がやるべきだが)多数の朝鮮人核技術者が爆殺された事実がある。
我々はエルサレムの方には足を向けて寝られない。
(道楽Q)
(宮崎正弘のコメント)ご指摘のTIME(4月19日号)、めずらしく鳩山批判に4ページを割いていますね。曰く「変化の代理人かと見られた鳩山由紀夫は、たしかに色あせる日本の立て直しを目指して改革を呼び掛けたが、彼が引き起こしたのは混乱に拍車をかけたことだった」って。