ロシア政治経済ジャーナル No.640 平沼新党と時流「立ち上がれ、日本!」 | 日本のお姉さん

ロシア政治経済ジャーナル No.640 平沼新党と時流「立ち上がれ、日本!」

ロシア政治経済ジャーナル No.640 

                         2010/4/7号
★危機を乗り切り、日本を変革するために


全世界のRPE読者の皆さまこんにちは!

北野です。


「100年に一度の経済危機」が猛威をふるっています。


それで、読者さんからのメールもどんどん増加しています。


「危機を乗り切るためにどうしたらいいでしょうか?」

「日本を変革するために私には何ができるでしょうか?」


私は、日本最強の国際人・大前研一先生が創立された


一新塾


で勉強することをお勧めしています。

なんといっても実績が違いますから。(HPで確認してください)


「この危機を乗り切り、なおかつ日本を変革したい!」


という強い意欲をおもちの方、

まず以下のページを熟読してみてください。

http://www.isshinjuku.com/

あなたの人生が激変すること、間違いなしです。

           ≪来たれ、平成の松下村塾へ!≫
       ネクストリーダー養成学校 NPO法人「一新塾」
             【大前研一1994年創設】             
                塾生募集!

            【東京・名古屋・大阪・福岡】
  『社会起業』『政策提言』『市民プロジェクト』を平日夜間土日で学ぶ
            2010年5月30日開講 
 説明会申込は→  http://www.isshinjuku.com/



ロシア政治経済ジャーナル No.640 


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

いつもありがとうございます。

北野です。

読者の皆さまが、健康で幸せで豊かでありますように!

皆さまのご家族に、愛と信頼と調和が満ちていますように!


(●新規購読者の方はまずこちら
→ http://rpejournal.com/  )(北野のHP)



ご存じのように、モスクワの地下鉄で自爆テロがありました。

300人を超える読者さんから、「大丈夫ですか?」とメールがありまし
た。

この場を借りて、心より感謝申し上げます。



さて、世界を見渡すに、もっとも面白いのは「日本の政治」です。

大変多くの読者さんから、「平沼新党についてどう思われますか?」と
質問がきています。



<新党「平沼党首」で始動 経済成長・財政再建「両輪」

4月6日7時56分配信 産経新聞

 平沼赳夫元経済産業相、与謝野馨元財務相らは5日夕、新党結成
に向けた会合を都内の料理店で開き、党首には平沼氏が就くことを
決めた。>

★平沼新党と時流

今回は、「平沼新党」について考えてみましょう。


▼真正保守政治家・平沼赳夫


前々から書いていますが、日本の悲劇は、「日本のために働く政党」
が存在していないことです。


自民党は、アメリカのために働いている。

民主党は、中国と韓国のために働いている。



自民党は、日本が永遠に「アメリカの天領でありつづける」政策をす
る。

民主党は、日本が中国の「小日本省」になるための政策をする。
(例、外国人参政権)




そんな中で、平沼さんは「日本のための政治」を目指す、数少ない政治
家ということができるでしょう。

同氏のHP
http://www.hiranuma.org/new/proposal.html
から引用してみましょう。


平沼グループ結成の理由について、以下のようにあります。




<「日本再建」

信念の政治でまっとうな日本を創る「平沼グループ」

 未曾有の世界同時不況、北朝鮮による核実験、年金や雇用の問題
など、わが国は現在、 大変危機的な状況にあります。

加えてあのいわゆる郵政選挙から四年、言葉だけの改革の痛みがま
ざまざと表れ地方は疲弊しきっています。

今こそ政治家がリーダーシップを発揮し、先頭に立って、 この国難に
立ち向かうべきです。

保身のために派閥のボス、党幹部の言いなりになる政治家は、もはや
いりません。

また、いったいどこの国の政治家なのか分からないような外交姿勢も
言語道断です。

自公か民主かといった二者択一の選択では、日本の将来を拓くことは
出来ません。

今こそ党利党略ではなく、

真の国益を守るために行動する
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
真正保守の再生が必要なのです。>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



まったくそのとおり。

その下に、「平沼グループの誓い」があるのですが、一番は、



<一、日本の 「伝統・文化・歴史」 を守り、 真の独立国家を目指します。>



すばらしい・・・。

そして、誓いの一番最後には。



< 我が国を覆っている重苦しい閉塞感を打ち破り、地域に活力を
取り戻し、損得だけが優先する弱肉強食の社会ではなく、長い歴史
・伝統・文化を持っている

日本人としての当たり前の原点と価値観に立ち返り、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
落ち着いた穏やかで豊かで誇りある日本を創るため、そして大切な
郷土岡山・作州東備圏域の発展のために全力を尽くして参ります。 >



さらに、平沼さんは、「外国人参政権」に断固として反対しています。



(@余談ですが、「俺も真正保守だ!」と言う方は、こちらのブログも
ごらんください。

日本の精華 ↓
http://nippon-no-seika.blog.eonet.jp/default/2009/12/post-5557.html




▼邪魔する時流


とはいえ、「真正保守」の船出は厳しいことが予想されます。

なぜか?

時流が逆風だからです。

日本の時流は、アメリカに左右されます。

そして、アメリカは、



外交 = 対立 と 融和

経済 = 古典派(あるいは新自由主義)と ケインズ



を行ったり来たりする。


古典派とケインズの違いはいうまでもなく


古典派=国は極力経済に介入しない=小さな政府

ケインズ=国は経済に積極的に介入する=大きな政府


たとえば、70年代後半。

ベトナム戦争で疲れきっていたアメリカ国民は、「人権外交」(ソ連
との融和)

をかかげるカーターさんを大統領に選びました。

そしたら、ソ連が増長し、世界をどんどん共産化していった。



その反動から、レーガンさんはソ連を「悪の帝国」とよび、戦いをい
どんだ。(対立)

経済においては、減税・規制緩和をすすめた。(古典派)

それで、アメリカ経済は復活。

ブッシュパパも、レーガンさんの路線を踏襲し、冷戦を終わらせまし
た。



次のクリントンさんは、「冷戦が終結した」こともあり、全世界の国々
と仲良くしていきます。(融和)


ブッシュ(子)は一転。

アフガン・イラクと戦争を開始。(対立)

経済においては、全世界に新自由主義をひろめようとします。



オバマさんは、ブッシュ時代の反動。

外交においては、ブッシュと違い、話しあいを重視する。(融和)

ブッシュのように、国連を無視して単独で戦争を開始する雰囲気はあ
りません。

経済においては、「社会主義者」と揶揄されるほど、積極的介入をお
こなっています。(ケインズ)



日本はどうなのでしょうか?

日本はアメリカの天領なので、アメリカの動きに比例しているのです。

たとえば、70年代にアメリカが中国と和解すると、日本も中国と和解
した。

レーガンさんがソ連と対決姿勢を強めると、中曽根さんは「日本はア
メリカの不沈空母だ!」と宣言し、アメリカを支持した。

クリントンの時代、日本は中国・ロシアとの関係を改善させた。

ブッシュ(子)の時代、小泉さんはイラク戦争を支持し、「新自由主義」
的改革を行った。


等々。


オバマさんのアメリカは現在、



外交的には 融和路線(イランは、国際的に協調しておいつめる)

経済的には ケインズ路線



この時代は少なくともオバマさんの任期が終わるまでつづく。

彼が再選されれば、さらに4年つづきます。


つまり、現在は世界的に


・外交では「融和」

・経済では「ケインズ」


一般的に「左より」の時代と定義することができるでしょう。

鳩山さんもやってることは、きわめて「左より」です。




一方、平沼さんの主張は、「右より」で時流に反している。

というわけで、「平沼新党」、夏の選挙は厳しい戦いになるのでしょ
う。


しかし、時流はまた数年で変わります。



具体的には、中国が「増長」し、横暴な態度をとるようになる。

そして、欧米印ロは結集して、中国の膨張に対峙するようになるで
しょう。

世界は再び「対立」の時代にむかっていきます。




その時まで、ぶれずに日本の国益に沿った主張をつづけていけば
評価を得て大きな力になれるかもしれません。

個人的には(小沢さんに近い与謝野さんに汚染されないかぎり)
応援していきたいと思います。

▼民主党に過半数をとらせない方法


私は特定の政党を支持していません。

しかし、民主党は、日本国を中国に「譲る」「外国人参政権」をすすめています。



(売国は「国を自分の利益のために売る」のですが、鳩山さん・小沢さんたちの場合

国を無料で中国に「譲る」のです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
鳩山さんは月1500万円の子供手当を受け取っているので、国を売る
必要もない。

「売国」に対して、彼らは「譲国」しようとしています。)




なぜ、「外国人参政権で日本は中国の『小日本省』になるのか?」
よくわからない方は、こちらをご一読ください。

http://archive.mag2.com/0000012950/20100113183646000.html
<2010/01/13 【RPE】龍馬も泣いている・・・日本が中韓に売られる日>



もっと詳しく知りたい方は、こちらのベストセラーをご一読ください。

“外国人参政権”で日本がなくなる日
(詳細は→ http://tinyurl.com/yadpqlr   )



現在は国民新党の反対で、「外国人参政権法案」は動いていません。

しかし、夏の選挙で民主党が大勝し、衆参で単独過半数をとれば、好きにできるようになる。


そして、日本は中国の「小日本」としての第1歩を踏み出す。

ですから、民主党の大勝を阻止しなければならない。


幸い、民主党の支持率は、下がってきています。



<鳩山内閣支持率が急落33%…読売世論調査
4月5日3時12分配信 読売新聞

 読売新聞社が2~4日に実施した全国世論調査(電話方式)で、
鳩山内閣の支持率は33%だった。

 前回調査(3月5~7日)の41%から8ポイント下がり、昨年9月
の内閣発足以来、初めて4割を切った。

不支持率は56%(前回50%)。米軍普天間飛行場移設問題が
5月末までに決着しない場合、鳩山首相が「退陣すべきだ」とした
人は49%で、「その必要はない」43%を上回った。

内閣支持率が「危険水域」とされる30%に近づいたことは、今後
の政局にも影響を及ぼしそうだ。>



「しかし、平沼新党が厳しいのであれば、どうすればいいのでしょ
うか?」



一番てっとりばやく、現実味があるのは、自民党にがんばってもらう
ことです。

(自民党の大部分は「外国人参政権」に反対の立場)



そして、自民党が善戦できる超簡単な方法があります。
そう、舛添さんが自民党の総裁になればいい。



<「首相にふさわしい」舛添・岡田・前原の順

4月5日3時12分配信 読売新聞

 読売新聞社の全国世論調査(電話方式)によると、首相に最も
ふさわしいと思う国会議員は、自民党の舛添要一・前厚生労働相
が29%でトップとなり、2位の岡田外相の9%、3位の前原国土交
通相の8%を大きく引き離した。

 4位は菅財務相(7%)、5位は、みんなの党の渡辺代表(6%)だ
った。鳩山首相は6位(5%)で、新党結成を表明した与謝野馨・元
財務相は7位(4%)だった。

 民主支持層を見ると、岡田氏21%、舛添氏17%の順で、3位の
鳩山氏14%を上回った。小沢民主党幹事長は6位(6%)にとどま
った。>



タイミング的には、鳩山・小沢がやめなければ、選挙の直前で舛添
さんに代わる。

もし、民主党の人気が低落しつづけ、鳩山・小沢が引退したら?

その後、「クリーンになった」民主党の支持率は、急騰するでしょう。

その直後に舛添さんが総裁になれば、いい戦いができるでしょう。


問題は、谷垣さんがエゴを超越できるか?ということ。

潔く辞めることができれば、本当に立派な方だと思います。



真正保守の平沼さんは、じっくり腰をすえて、時流の転換をお待ちい
ただくということですね。



ところで、「真正保守」日本ではどんな政策が行われるべきなのでし
ょうか?

ここでは長くなるので書ききれません。

興味のある方は、こちらをご一読ください。

http://tinyurl.com/6zcszc


山盛り資料付きで全部わかります。


(おわり)↓ません


★メルマガでお伝えできない情報は・・・・


1、北野がモスクワに来てからの詳細なあゆみは
→  http://rpejournal.com/kitanonokoe.html

2、北野の夢とは?
→ http://rpejournal.com/kitanonoyume.html

3、スーパーエリート読者さんの声は
→ http://rpejournal.com/dokusya.html

4、サラリーマンが安全に億万長者になる方法は?
→ http://rpejournal.com/hukugyou.html


▼おたよりコーナーへ

★Iさまからのおたより


北野様

私は、京都に住む30代の会社員です。

いつも北野様発行のメルマガを拝読し、北野様の鋭い感覚に
感嘆すると共に、北野様に刺激され、私も我が国の将来の為に
少しでも役に立ちたいと日ごろから思っております。


特に最近では、北野様もご懸念されている外国人参政権の問題
について、強い危機感を感じております。


なお、先日拝読しました、北野様の

「隷属国家日本の岐路」を私のブログにおいて紹介

させていただきましたので、ご連絡致します。


私のブログ

ブログ名:日本の精華

http://nippon-no-seika.blog.eonet.jp/default/2009/12/post-5557.html


今後も日本の将来の為に、ご活躍される事を祈念致します。

私も微力ながら、頑張りたいと思います。




▼編集後記へ


★北野絶対お勧めメルマガ

・世界的危機は、これで乗り切れます!
心と体の健康、脳力開発の世界的研究者
斉藤英治博士のメルマガ
★完全無料
登録はいますぐ→ http://www.mag2.com/m/0000146702.html


・軍事情報日本一!これを読まずに今の世界は語れません。
★完全無料
登録はいますぐ→ http://www.mag2.com/m/0000049253.html


・中国情報日本一!Xデーはいつくる?
★完全無料
≪ WEB 熱線 ≫≡アジアの街角から≡
登録はいますぐ→  http://chinachips.fc2web.com/common/31mag.html


★編集後記


皆さんもご存じのように、モスクワの地下鉄で自爆テロがあり、
40人が亡くなりました。

ここ数年比較的おだやかだったのが、「またはじまったか」とい
う感じです。

広大な領土をもつロシアは、南からの侵入を防ぐことができま
せん。

また、一日900万人が利用するモスクワの地下鉄で、テロを
防ぐのは至難の業。



こう考えると日本は本当に恵まれています。

四方を海に囲まれているので、大挙してくることができない。

しかし、(実質3K)移民1000万人受け入れを目指す民主党の政策により、現在は「無料」の安全が、「有料」になるかもしれません。



RPEジャーナル
北野幸伯


○メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」
  

発行者 北野 幸伯

のバックナンバーはこちら
http://archive.mag2.com/0000012950/index.html