オーム真理教(現アーレフ)の信者が疑われるのは、当然の結果だと思う。
概要公表「公益性かんがみた」=銃撃事件時効で警察庁長官
4月1日12時41分配信 時事通信
安藤隆春警察庁長官は1日の記者会見で、国松孝次警察庁長官(当時)銃撃事件の時効後、警視庁が捜査結果概要を公表したことについて「治安に重大な影響を与えた事件であり、説明責任など、公益性にかんがみて公表に踏み切ったと理解している」と述べた。
解決に至らずに時効を迎えたことに対しては「事実を重く受け止め、これまでの捜査をしっかり検証してほしい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100401-00000069-jij-soci
解決に至らずに時効を迎えたことに対しては「事実を重く受け止め、これまでの捜査をしっかり検証してほしい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100401-00000069-jij-soci
オウム名指し、国家公安委で懸念も
4月1日14時46分配信 読売新聞
1995年3月の警察庁長官銃撃事件で、公訴時効が成立した先月30日、警視庁公安部が、オウム真理教の信者だった同庁の元巡査長(44)ら8人を「容疑グループ」とする「捜査結果概要」を公表したことについて、1日開催された定例国家公安委員会で、委員5人の一部から「あそこまで踏み込まなくても」と懸念が示されたことがわかった。
中井国家公安委員長が定例記者会見で明らかにした。
これに対し、警察庁側は「批判はわかるが、団体規制法の監視対象である団体であり、あえて異例の公表に踏み切った」と説明したという。記者会見に同席した警察庁の安藤隆春長官も「警察の現職トップが狙われたのは治安に対する挑戦。警視庁は、捜査内容の説明責任を果たすという公益性を重視して公表したと理解している」と話した。
中井国家公安委員長が定例記者会見で明らかにした。
これに対し、警察庁側は「批判はわかるが、団体規制法の監視対象である団体であり、あえて異例の公表に踏み切った」と説明したという。記者会見に同席した警察庁の安藤隆春長官も「警察の現職トップが狙われたのは治安に対する挑戦。警視庁は、捜査内容の説明責任を果たすという公益性を重視して公表したと理解している」と話した。
日本のお姉さんの意見。
当時、オウム真理教(現在はアーレフと名乗る宗教団体)のトップの松本智津夫は、自分たちが警察に監視されていることに気が付き、警察の捜査を撹乱するため、
部下に命じてあちこちにサリンを撒かせた。部下がはっきり松本智津夫に命令されてやったと証言している。
警察庁長官銃撃事件も、そういう時期に起きた。
長官を撃った人物は、一般人ではなく、訓練された者らしい。
犯人は、わからずじまいで時効を迎えてしまった。オウムは北朝鮮と深い関係を持っていたので、ひょっとすると、実行犯は、北朝鮮系の暗殺のプロかもしれない。
でも、わざわざ北朝鮮に頼まなくても日本人のプロを使えば簡単だ。
警視庁公安部が、オウム真理教の信者だった同庁の元巡査長(44)ら8人を「容疑グループ」とする「捜査結果概要」を公表したのは、やりすぎだと言う人もいるが、やりすぎたのはオウム真理教だし、本当は、テロ集団として潰すべき犯罪者集団なのに、つぶさないでそのまま存続させてやったのだから、それぐらい容疑をかけられて大勢の前で「捜査結果概要」を公表されても「当たり前」だと思う。
むしろ、警視庁が何も公表しないで時効を迎えたら、日本人全員が「なんだ!オウムの信者の中のプロがやったに決まっているのに!」と思うだろう。
わたしだって、そう思っている。
証拠がなくて逮捕には至らなかったが、外国人が犯人だとするよりも、オウム真理教の信者だった同庁の元巡査長(44)ら8人らが十分怪しいと警察が考えるのは当然のことだし、オウム真理教は、警察庁長官銃撃事件も、彼らの仕業だと疑われても仕方がないような、恐ろしい事件を次々と起こしていたのだ。
オウム真理教の被害者を助けて弁護していた弁護士一家を襲って、赤ちゃんまでも殺し、親と赤ちゃんを別々に埋めた事件は恐ろしかった。日本人らしくない犯罪だった。日本人が犯人なら、赤ちゃんまでは殺さないと思うし、別々に埋めたりしない。
日本人らしくない部分が、一般の犯罪者の犯行ではないと思わせる事件だった。
オウム真理教の実行犯たちが松本智津夫の命令で、あちこちでサリンを撒いたおかげで、罪の無い第一発見者が犯罪者扱いされた。サリンを首すじにかけられて死んだ人も出た。そして、ついには、通勤ラッシュ時に地下鉄で、ビニール袋に入ったサリンをまいたので、大勢の人が死んだ。いのちは助かっても、二度と元の状態に戻れないような障害者になった。植物人間状態で、寝た切りになった人や、今でも頭痛やめまいや吐き気などのサリンの後遺症に苦しんでいる人々も大勢いる。
警察は、オウム真理教を捜査するのをためらっていて、弁護士一家が拉致されていなくなった現場に、オウム真理教のバッチが落ちていたのに、長い間、誰も逮捕せずにいた。宗教団体が恐ろしい犯罪を起こすということ自体が、日本では考えられなかったのと、たぶん、創価学会などの権力者が他の宗教団体が日本政府に政治的に抹殺されると、自分たちも、いつ同じような目に会うか分からなくなるので、危機感を感じて政治家に働きかけ、オウム真理教は長い間、守られたのだと思う。
証拠もないのに、いきなり、テロ集団に認定されて、宗教団体そのものを潰されることは、どんな宗教団体でも一番避けたいことだと思う。
でも、オウム真理教のやったことは、あきらかに社会への反逆だし、犯罪そのものだし、恐怖心を煽って自分たちの目的を果たそうとしたわけだから、まさしくテロ行為だ。多くの罪も無い人々を無差別に殺した犯罪集団は、本当は潰されるべきだったのだ。お情けで存続を許された元テロ組織なのだから、何を言われても文句を言える立場にないと思う。他人のいのちと健康と普通の人生を奪っておいて、人権もクソもないと思う。死んだ人や植物人間になった人の人権はどうなるのか。死んだ人を生きかえらせ、植物人間になった人を元に戻して時間を、当時に戻してやれるのか。
警視庁を批判する人は、もう一度、オウム真理教が何をしたか、ネットでおさらいして、今もサリンの後遺症に苦しむ人や殺された家族の意見を聞いてから何か言えばいいと思う。オウム真理教が起こした事件は、9・11事件に負けないほど恐ろしいテロだと思う。そんな事件を起こした犯罪者たちを長い間、死刑にしない日本も本当におかしな国だ。アメリカにうながされて、やっと松本智津夫の死刑が決定したが、まだ刑は実行されていないし、民主党政権になってから、左翼の中年の女性政治家は
一人も死刑に処していない。日本政府が死刑にしないなら、自分が刑務所にはいってもいいから、犯罪者を殺したいという遺族も出てくるかもしれない。
日本人が勝手に犯罪者をリンチして殺さないように、警察や司法があるのに、ちゃんと裁いてくれないと、日本人も虚しさを感じてくる。
警察庁長官銃撃事件も、誰も裁かれずに、時効を迎えることも変だと感じる。
警察の高官を狙った事件は、普通の事件より重い罪だと思うけど、時効でおしまいだなんて。