ヨーロッパのようにならないようにするには今がぎりぎりのところである。(頂門の一針) | 日本のお姉さん

ヨーロッパのようにならないようにするには今がぎりぎりのところである。(頂門の一針)

暗愚で危険なハトポッポ
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平井 修一

普天間に関する民主党政権の迷走ぶりはほとんど末期症状だ。

素人ながら思うに、およそ軍事基地の新設・移転の原則は、戦争遂行能力、作戦実行力、部隊行動効率性、基地機能の一体化、抑止力など、軍事的な理由が最優先されるべきだろう。

鳩山政権にはこの視点がまったく欠落している。完璧など素人が、専門分野に手を突っ込んで、13年間の日米交渉でまとまったプランをぐちゃぐちゃにしようとしている。

3月中の決着も5月中の決着も「法で決まっていることではないから」と反故にされるだろう。鳩山は言うことがころころ変わるから、まともに受け止めてはいけない人である。ほとんど暗愚、あるいは詐欺師だ。

こんないい加減な人と誰がまともにまじめに交渉するだろうか。交渉してまとまっても翌日には「県民の思いは無視できない」とすべてが白紙、振り出しに戻るのだから、
米国としては日本は当分適当にあしらっておけばいいとなる。


岡田なんてほとんど相手にされず、クリントンと挨拶しただけ。税金を浪費して米国旅行を体験してきただけである。ポトマック川の桜でも見てきただけではないか。

与党がど素人なら野党もど素人で、自民党は昼寝から全然目覚めない。
政権奪還へむけた政策、姿勢を打ち出せないままだ。国会議事堂はついにど素人の集会場になってしまった。暗愚のど素人が取り返しのつかないような亡国法を次から次へと生み出している。

テレビのおバカなバラエティ番組は見なければいいし笑って済ませることができるが、この政権はヘタをすると後3年以上続くというのだから、ほとんど悲劇である。

デタラメ政策の禍根の被害を一番受けるのは若い世代と子供たちだ。バラマキは将来へのつけ回し。もらった分を税金で彼らが返すのである。

それにしても民主党のデタラメ政策はほんとうに恐ろしい。

夫婦別姓になれば2世代3世代住宅なら家の表札に2つ3つの名字が書かれるようになるから、近所の人に「平井さんちはどこでしょう」と聞いたってわかりゃあしない。伝統的な家制度の解体である。

外国人に参政権を与えれば必ずゲットーを作り出して、日本人を駆逐し始めるだろう。コリアンタウン、チャイナタウンなどが日本の津々浦々にがんのように増殖していくのだ。

彼らは子供をたくさん産むと同時に家族、親戚を呼び寄せるのである。
気付いたときには、町は日本人が少数派になっているのだ。「移民は反対だ、外国人は出て行け」なんていったら人権擁護法で我々が迫害されるのである。


日本が日本でなくなるのだ。日本が消滅して、得体の知れない国になるのである。亡国である。

米国のようにもともとが移民の国として出発したのならそれほどの混乱はないだろうが、日本やヨーロッパは民族=国民としての歴史が長い。
ヨーロッパは安易に移民を受け入れてしまい、今多くの問題を抱えている。そうならないようにするには今がぎりぎりのところである。