すごく気になったニュース「ヤミ金のドアを叩く客がここへきて急増しているという。」 | 日本のお姉さん

すごく気になったニュース「ヤミ金のドアを叩く客がここへきて急増しているという。」

借金の「総量規制」導入で、ヤミ金の帝王が高笑い
池袋駅にほど近いマンションの一室には表札も看板もなかった。

「うちは広告も一切出していない。それでも客同士の口コミだけで最近は月に100人は新規の客が来るようになった。うちだけじゃない。ほかの店も最近客がどんどん増えていると聞いている」


「池袋のヤミ金の帝王」こと高木賢治氏(仮名・41)は自信満々に言った。ヤクザの鉄砲玉などを経て30歳のときにヤミ金業者として独立した氏は、「いまはかつてないほどのチャンス」と話す。


 ヤミ金。国や都道府県に貸金業としての登録をしていない非合法のカネ貸しのことだ。法外な高金利と強引な取り立てが、これまで何度も社会問題となってきた。


 そのヤミ金のドアを叩く客がここへきて急増しているという。きっかけは、多重債務者を減らすことを目的に06年12月に成立した貸金業法の改正である。07年以降、段階的に実施されてきた同法は、この6月18日に完全施行される。問題はそのなかに年収の3分の1を超える貸し付けを禁じる「総量規制」が盛り込まれている点だ。


「6月からは消費者金融でカネを借りるとき、源泉徴収票など年収の証明を出す必要がある。だけど、会社をリストラされた奴や派遣切りに遭った奴が年収証明を出せるわけもないだろ。サラ金はそういう客にはもうカネを貸せない。困った客がうちのようなヤミ金に流れてくるわけだよ」(高木氏)


 総量規制以外に消費者金融各社を悩ませているのが、「過払い請求」の多発だ。消費者金融は、利息制限法の上限金利(年15~20%)と出資法の上限金利(年29・2%)の間のいわゆるグレーゾーン金利で貸し出して大儲けしてきた。だが、このグレーゾーン金利も撤廃される。それを見越し、払い過ぎた利息を取り戻そうとする「過払い請求」が急増しているのだ。

「このままでは大手消費者金融は何社もつぶれるよ」

 と高笑いするのだが......

【FLASH】
http://news.ameba.jp/flash/2010/03/60967.html