小沢氏の日韓の歴史講演
小沢氏の日韓の歴史講演
━━━━━━━━━━━
阿比留 瑠比
もはや3カ月以上も前の話となりましたが、民主党の小沢一郎幹事長は昨年12月12日、韓国の国民大学校で「新たな日韓関係と、その役割を担うリーダーの育成」と題して講演を行いました。
その内容が「トンデモ」であることは、ネット上ではユーチューブなどを通じて広く知られていたことですが、私は不勉強にも見ていなかったのです。
で、最近やっとそれを見てみて、改めて小沢氏が韓国でこんなことを得々と語っていることをこの場でも記録しておきたいと考えました。
小沢氏は、日本の大和王朝は韓民族による征服王朝であるとの認識を明言し、天皇陛下のお言葉をねじ曲げています。そりゃ、日本の政界の最高実力者がこんなことを話せば、韓国側は喜ぶでしょうが、小沢氏の発言はイイカゲンでデタラメなものでした。
天皇陛下の特例会見問題でもそうでしたが、本当にこの人は度し難い。
政治とカネの問題うんぬん以前に、とにかく危ないですね…。以下が講演要旨です。
ずっとずっと前の話は別といたしまして、それでも数千年の二千年以上三千年くらい前にまでさかのぼりますと、日本で東京大学の教授で歴史の専門家でございます江上(波夫)という先生がおられました。この先生は、日本国家の成り立ちを騎馬民族征服説というのを強く唱えなれた方です。
私がちょうど20年ほど前、当時、自民党の幹事長をいたしておりました。今度20年ぶりに自民党ではない民主党の幹事長をさせていただいているわけですが、(江上氏が)20年前に教育関係の陳情に来られました。
そのときに陳情の話よりも歴史の話になりまして、最初5分か10分のつもりだったのが、私も歴史が好きなもんですから、1時間くらいこの話になりました。
その江上先生の説が、朝鮮半島南部、いわば韓国に現在ではなりますが、この地域の権力者がたぶん海を渡って九州にたどり着き、九州に拠点を構え、それから海岸沿いに、ずーっと紀伊半島、いま和歌山県とか三重県とかいわれているところでありますが、三重県にまで九州からずっと海伝いに来まして、そして三重県に上陸して今の奈良県に入って、奈良盆地で政権を樹立した。それが日本の神話で語られております神武天皇の東征という、初代の天皇がそうでありますが、江上先生はそういう説
をずっと唱えておられます。
そこで、日本の大阪に応仁天皇、仁徳天皇という古代の天皇の大きな墓があります。高さではピラミッドに及びませんが、底辺の大きさではそれをしのぐお墓でありますけれど、未だこれは宮内庁の管轄の下にあって発掘することを許されておりません。
江上先生は当時の幹事長である私に、ぜひ宮内庁に話をしてこれを発掘させてほしいと一生懸命言っておりました。そうすればすべて歴史の謎が解明されると。
いずれにしても、そういう著名な日本の歴史文化学者であります江上先生という方がそれを唱えておるくらいでして、まあこれは、あまり私が言いますと、国に帰れなくなりますので(会場から笑い、小沢氏もニコニコ)強くは言いませんけれども、たぶん歴史的な事実であろうかと思っております。
ノルマンディー公ウィリアムがイギリスに住み着いた結果、英仏100年戦争が起きました。このノルマンコンクエストと同じだというのが、江上先生の結論であります。
古代史を振り返りますと、当時、新羅、百済という国がありました。その両国とも非常に親密な関係にありますけれども、古代のものの本にも日本の大和朝廷と百済や新羅の皆さんの交流の中で、いわゆる通訳を使ったという記録は全くありません。
というのは、結局、言葉そのものも同じであったということであろうと思います。現実に大和朝廷の偉い軍人やら役人やらが、新羅、百済に仕えて大臣になったり、あるいは百済、新羅のみなさんが大和朝廷に仕えて大臣になったりしたことは頻繁に行われておったようです。そんなこともある。
これは日本の天皇陛下もあいさつで言ったことでありますが、京都、奈良の平城京から京都の平安京を作った桓武天皇、西暦794年に平安京、京都の都ができ、その桓武天皇の生母は百済の王女さまであったと天皇陛下自身も認めておられます。
…東大東洋文化研究所元所長の江上氏の「騎馬民族征服説」に関しては、確かに一時期高い関心を集めたのは事実ですが、日本の遺跡から発掘される古代の土器・土偶や生活用品などに「馬」にかかわるものが少ないこともあり、かなり早い時期から否定説の方が強かったという記憶があります。
また、小沢氏は古代の日本と百済が同じ言葉を使用していたとの説を、「ものの本」を引用して自信ありげに語っていますが、これもどうでしょうか。
私自身もかつて「ものの本」で、日本語と韓国語は少なくとも45000年前には別々の言葉に分かれていた、と読んだことがあるのですが。さらに桓武天皇のご生母が、「百済の王女さま」という言い方も、著しく正確性を欠くものですね。
とまあ、素人考えでそんなことを思っていたところ、今朝の通勤途中に読んだ新しい歴史教科書をつくる会の会報「史」3月号で、高森明勅氏がこれらの諸点に明快な反駁を加えていたので、それを紹介します。まず、騎馬民族征服説については
そもそも、わが国における乗馬の風習はいつ始まるのか。小林行雄氏の研究によって、その一般化は5世紀末以降と見られている。江上氏の説では騎馬民族の渡来を4世紀と想定していた。だから、この一点だけで学説として成り立たないことは明らかだ。
さらに、古墳文化の発展に異民族の侵入や征服を予想させる断絶や変質がない。その上、騎馬民族に多く見られる習慣や技術が古代の日本に確認できない(佐原真氏「騎馬民族は来なかった」)等々――。
次に、小沢氏のいう「通訳を使ったという記録は全くない」という点はどうでしょうか。これについても高森氏は簡単に小沢説を切り捨てています。
「(日本)書記」に百済についても、新羅についても、「通訳」が存在したことを明示する記録が、まぎれもなく確認できる。
百済については、巻14の雄略天皇7年「是の歳」条に、百済からわが国に献上された職人たちにまじって「訳語(おさ・通訳)」の卯安那という人物がいたと明記している。
新羅についても、巻25の大化5年(649年)「是の歳」条に、当時わが国に対し従属的立場にあった新羅から上級の役人が人質として送られて来た時、37人の従者の中に「訳語」が一人含まれていたことが見えている。
小沢氏は一体、どんな「古代のものの本」を読んだのか。
最後に、陛下のお言葉の歪曲についてです。こういう歪曲ないし不正確な言葉を、平気で口に出せるところに、小沢氏の皇室観がうかがえるようですね。
これは陛下ご自身のお言葉を正確に紹介すればそれだけで反論の余地なき100%の否定となるだろう。
「私自身としては、桓武天皇の生母が武寧王の子孫であると、続日本紀に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています」(平成13年12月18日)
高森氏によると、百済の武寧王(463~523)の子のはるかな子孫と称したのが、大和国の城下郡大和郷の地名に由来する氏の名を持つ帰化氏族の和(やまと)氏であり、桓武天皇のご生母、高野新笠はその和氏の出身であることが、「続日本紀」に出てきます。少なくとも、新笠が「百済の王女さま」だとは到底いえません。
話は飛びますが、最近、なぜか左ト全の「老人と子供のポルカ」にはまっていて、頭からあの独特のメロディーが離れません。ト全が「やめてけれ」と繰り返し、最後に「助けてぇー」と叫ぶところに、妙に共感を覚えるというか心境が重なるというか…。
━━━━━━━━━━━━━
拓殖大学の渡辺学長所論とは
━━━━━━━━━━━━━
前田 正晶
拓殖大学の渡辺学長が以下のことを書いているのを発見しました。これは如何なるものでしょうか。この冒頭には私のPrime Newsにおけるカーティス教授の発言が引用されていました。
http://6614.teacup.com/nbrhoshuyama/bbs/998
ですが、【正論】からとなっています
○歴史的政権交代をもたらした衆議院議員選挙後、地検と並ぶアメリカの走狗である読売新聞が9月15日の朝刊で、陸山会の政治資金報告書の虚偽記載疑惑を報じて、東京地検特捜部の尻を叩いた。特捜部は捜査を続けた。
○通常国会開会直前の本年1月15日石川容疑者などを逮捕した。1月23日と31日に小沢本人からも事情聴取した。しかし、小沢逮捕を可能とする供述を引き出すことはできなかった。
○2月1日カート・キャンベル米国務次官補が来日し、翌日ルース駐日大使とともに小沢と会談した。その翌3日小沢不起訴が報道され、同時に亀井郵政担当大臣が「ゆうちょ銀行の資金運用も米国債や社債などに多様化していくべき」との趣旨の発言をした。その翌日の4日、正式に小沢不起訴が決定、発表された。
○アメリカの小沢に対する懸念は三点ある。第一にアメリカの頭越しに日朝交渉をしてしまうこと、第二に日中関係が過剰に深化すること、第三にゆうちょ資金が凍結されてしまい、アメリカに流れてこなくなること、である。
○ 小沢は、したたかにこれらを見抜いた上で、昨年12月民主党議員らを引き連れて訪中し、一方で亀井大臣による「ゆうちょ資金で米国債」という流れを作り出したのである。これを受けてアメリカ側も小沢氏と「手打ち」をし、来る5月には小沢訪米団が結成される見込みである。
○アメリカは、既に小沢を葬り去ることを諦めた。必死に小沢叩きを繰り返す読売新聞、東京地検特捜部は、アメリカという親分に自分たちが見捨てられていることに気づいていない。彼らには黄昏が近づいている。彼らには悲劇だが、見ているものには喜劇なのである。
○情報筋によれば、小沢は検察とCIAとの密約を掴んでおり、小沢逮捕に踏み切ればこの「爆弾」を世間にぶちまけるという切り札を持っているとの事である。無論現場の検事たちは、そうしたことを知る由もなく、アメリカの手先・走狗と呼ばれることには忸怩たる思いであろう。不憫なのは常に末端の人間なのだ。
○アメリカが望むのは、日本土着的な政治ではなく、アメリカの指示通りに、キレイにスムーズに動く政治なのである。そして、汗臭く、泥にまみれながら這い上がってきた土着の「きたない」政治家が駆逐されてきたのが戦後ポツダム政治体制であり、そのお先棒を担いだ買弁売国権力こそが、東京地検特捜部である。検察の正義とは、アメリカの正義そのものである。
○現場の検察官などがそれを意識して捜査しているとまでは言わないが、彼らは意図せづしてアメリカを利している。それが特捜部の遺伝子なのだ。始末が悪いことに、彼らは自らの権力に酔い、しかも正義を行っていると信じているから、自らを省みるということを絶対しない。酒の酔いはいつか醒めるが、権力に酔った者は醒めることを知らない。
○わが国が、アメリカのくびきから脱し、自立と自尊の道を歩むには、ポツダム政治体制を捨て去り、土着の「きたない」政治家こそ、わが国の繁栄と国民の幸福をもたらすのだと認識せねばならぬ。
回天の秋(とき)にあたり、走狗を指弾することこそ、我ら国民の責務なのだ。(「月刊日本」2010年3月号「走狗たちの黄昏ーアメリカに捨てられた者どもの末路」及び同1月号「対米自立を阻む東京地検特捜部-いまこそポツダム政体脱却のとき」をN.H.の雑記帳が要約)
(参考) 政治評論家 森田 実 氏:「ーーー今回の小沢不起訴をめぐって、驚くべき情報が駆け巡っている。あくまで噂であるが、多くの人々が信じている。アメリカの関与とアメリカとの取引があったという噂である。
私は、科学的に政治分析する立場なので、証拠のない推測は信じないことにしている、しかし、こうしたことが多くの人に信じられていることは、アメリカに支配されているという気持ちが多くの国民の中にあるからだろう。日本の政治の自立が必要である。--」
~~~~~
自立しようにも、軍隊も無い国が、アメリカを頼らずに自国を守っていけるのか。先に軍隊を整えないと独立は無理でしょう。
でも、わたしがアメリカ人だったら、日本の技術と日本人の真面目さと、チュウゴクの金と強欲さが結びつくのを恐れる。
日本が軍隊を持ってアメリカから、自由になったら、非常に危険な技術がチュウゴクに流れていく可能性がある。
日本を反中でありながら何の武器も持たないダメ国家のままにしておきたいですね。直ぐにチュウゴクに同調しそうで危なっかしい。民主党には、朝鮮半島系の売国奴議員が多いから。
小沢氏のような、北京もうでをするような朝鮮半島系の人間が日本のトップにいるようじゃ、日本は独立させてもらえないでしょう。日本人もアメリカから独立したくないから、軍隊を持つ気になんか、誰もなってないし。
独立していたって、核を持っていないから、最初からチュウゴクに負けているのでアメリカに頼るしかない。チュウゴクは、核を200発以上(今ならその2,3倍は持っていそう。)持っているので、最初から逆らえない。アメリカが沖縄でにらみを利かしてくれないと、あっと言う間に、いろんな島を乗っ取られそう!!
すでに何の仕事もしてはいけない中央線で、勝手に日本の領土のガスを吸って、チュウゴクにパイプで送って使っている。
日本は、何もできないでいる。
軍隊を持って、独立していないから、チュウゴクに強気で交渉できない。アメリカも領土問題には口を出さないと言っている。(チュウゴク軍はアメリカ企業を使ってガスを吸っているらしい。最初だけアメリカ企業を使って、今は、追いだしたのかどうか知らないけど。)
日本がずっと弱い方が、アメリカとしては安心なのだと思う。
「守ってやる。」という言い訳ができるし、実際、沖縄は重要な地点だから、沖縄の人が何を言おうが、アメリカ軍は日本にいないといけないのだ。
それに、日本はアメリカの戦利品のような国で、自分たちが民主主義を教え込んだ国だとアメリカ人は思っている。優秀な日本人はアメリカに来るし、日本と一緒に宇宙開発をすると、日本の技術はアメリカのものになる。
それに、毎年アメリカの国債をどんどん買ってくれる。
郵政の金も、アメリカの国債に変わると亀井氏自身が言っていた!
そして、酒を飲んで交通事故を起こしたアメリカ兵士は基地に逃げかえることになっているのではないかな。インドネシアでは、事故を起こしたら、車から出ないで直ぐにアメリカ大使館に逃げ帰れとアメリカ人は、言われているらしい。
リンチされて殺されるからだ。(過去に殺された外国人がいるらしい。)
日本では、日本人が事故を起こしたアメリカ兵をよってたかってリンチして殺すなんてことは、ありえないけど、その場で警官に逮捕されるのが怖いんでしょうね。
じゃあ、どうすればいいかと言うと、日本人が普通の国になって、アメリカやチュウゴクなどの言いなりにならず、インドネシアのように軍隊を持って、自分の国を自分で守れるようになることです。インドネシアは、他国から侵略される恐れはないけど
日本は、竹島を韓国に勝手に占領されちゃっているし、チュウゴクからは、ガスを奪われているし、沖縄もチュウゴクのものだなんて思想をチュウゴクは、教科書で教えている。チュウゴクは、上から下まで、非常に危険な考えを持った人々が住んでいる国なのだ。日本の海なのに、勝手に日本政府にゴリ押しして、チュウゴクの領海を広げ中央線を作らせて、本来は勝手に仕事をしてはいけない中央線でガスを吸っているのが、まず間違い。
チュウゴクのゴリ押しにずっと負けてきた日本政府は、これからも、負け続けて領海と領土と資源を失っていくのだろうか?
北朝鮮は、核実験を何度もして、核をもう持っているらしいし、ミサイルも日本海に向けてボンボン飛ばしてくる。日本の在日朝鮮人を使って、日本人を拉致していって、返さない。
民主党政権になっても、同じことが今後も繰り返されるのだろうか?
小沢氏は、チュウゴクと仲良くなって、子分になったフリをしているだけだろうか?
アメリカは小沢氏をうまく使おうとしているのだろうか?
今後、小沢氏を一番うまく使うのは、朝鮮半島?
日本人は、今後も税金を外国にさし出すだけですか?