amazonからの注文の確認メールを装った詐欺メール本文の最後のリンクをクリックしないこと
SANS Internet Storm Center(英語サイト)によると、amazonからの注文の確認メールを装った詐欺メールが大量に出回っているようである。
その詐欺メールは、amazonからの注文確認メールと似せて作られており、本文の最後に「ORDER INFORMATION」と書かれているリンクがある。このリンクをクリックすると、複雑なJavaScriptやマルウェアが仕組まれたページに繋がってしまうというので、ご注意を。
http://news.ameba.jp/weblog/2010/03/59608.html
iPhoneアプリのコピー被害額 約410億円と指摘
3月09日
iPhoneアプリのコピー被害は約410億円にも達しているという。iPhoneには10万種類以上のアプリが存在しており、ユーザーはApp Storeという一種のオンラインショップからアプリをダウンロード購入する。
しかし、iPhoneの制御ソフトを書き換えることでApp Storeをスルーしてしまえる。こうした行為は「脱獄」と呼ばれており、アップル非認可の便利アプリを使うために行われているが、本来は有料のアプリもタダで導入できるようになってしまうのだ。
非認可アプリを配布する「Cydia」の管理人、ジェイ・フリーマンさんによれば、2009年8月に400万人以上の来場者を記録しているという。当時のiPhoneユーザーの約10%に相当する数とされており、「脱獄」者の数がいかに多いかがわかるだろう。
iPhoneアプリ、特にゲームの不正コピー率は極めて高いようだ。格闘アクション「Tap-Fu」では90%、戦車ゲーム「iCombat」やお絵かきアプリ「Layers」は75%、レースゲーム「Rally Master Pro 3D」に至っては95%が不正にコピーされたものだという。これらの数値はいずれもメーカー自身の調査によるもの。
現代のゲーム開発には巨額の予算が必要。売れればいいが、失敗した時の損失も大きい。iPhoneアプリは参入への障壁も低く、少ない予算で自由に作れるため、海外では大手メーカーのスタッフが独立して新たにiPhoneアプリの会社を立ち上げるケースが増えている。DSやPSPに続く新たな携帯ゲーム機市場としてiPhoneを見ているのだ。
しかし不正コピーがここまで蔓延しているとなると利益を上げるのも難しい。iPhoneアプリは基本的に値段が安い。先に挙げた「Tap-Fu」の定価は約180円だが、ここまで安くして90%も不正コピーされてはたまったものではないだろう。
http://news.ameba.jp/world/2010/03/59655.html