イスラエルからのニュース
2010年3月7日(日)
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*ガザ地区の治安と無政府状態が悪化していると、ハマスがダマスカス
にいるハマス指導者マシャールに書簡で報告した。書簡は、ハマス本
拠地近くでの暗殺と爆撃を受けて送られたとみられる。(Y,H,P)
*1956年に国連の援助で東エルサレムの町シェイク・ジャラに移り
住んだ28のアラブ世帯が、木曜日の最高裁の判決で立ち退きを求め
られた件に対し、数千人のアラブ人らが抗議のデモ。(Y,H,P)
*イランへの制裁を話し合った欧米諸国は中国とロシアの反対を受け、
現行の貿易規制を拡大せず、イラン新設の銀行との取引禁止のみを行
うことを決定。ロシアは武器の全面輸出禁止に反対している。(Y,H,P)
*国道60号線でパレスチナ人6人を乗せた乗用車がパンクを起こし、
国防軍の装甲車に激突、6人全員が死亡する事故が発生。(Y,H,P)
*イランのアフマディネジャド大統領が、9・11の同時多発テロを米
国の「大きなでっち上げ」と発言。「同時多発テロは、自身のテロ行
為とアフガニスタンに攻め入るための口実だった」と語った。(Y,H)
*一般市民への警察の暴力に反対するデモがヤッファで行われ、数千人
が警察施設に向かって抗議を行った。先日、米アカデミー外国映画賞
にノミネートされた「アジャミ」の映画監督もデモに参加。(Y,H)
*国防軍の検問所で3人のパレスチナ人が持ち物検査を受けた際、3つ
のパイプ爆弾を所持していることが判明し、尋問へ移された。(Y)
*ブラジルの島でイスラエル人旅行者の青年が行方不明になっていたが、
無事発見された。ハイキング中に道に迷ったという。(Y)
2010年3月8日(月)
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*自治政府が、パレスチナ人の西岸地区入植地での労働を禁じる法案を
検討中。イスラエルの西岸地区入植に反対するのが目的。現在、入植
地での労働者は2万から3万人に上ると見られる。(Y,H,P)
*66人の市民殺害で受刑中のハマス幹部バルグティが「ネタニヤフ首
相は囚人交渉に歯止めをかけている」と語り、自身の解放については
「占領が続く限り、解放されても戦い続ける」と語った。(Y,H,P)
*ネゲブで交通事故が起こり、一家4人が死亡。発端は追い越しを試み
た国防軍の車両にトラックが衝突したことと見られる。(Y,H,P)
*ネタニヤフ首相は日曜日、西岸地区の建設凍結で被害を受けた入植者
たちへの補償ガイドラインを承認。補償の対象者は共同住宅の購入者
と建設業者、凍結によって損害を受けた地方自治体となる。(Y,H,P)
*エルサレムで古代のユダヤ人墓地が発見され、発掘の最中に超正統派
が発掘を妨害する事件が発生。4人が逮捕された。(Y)
*国防軍は兵士の身体的状態を把握するため小型の機器を開発中。兵士
が脱水状態や、熱射病になっていないかを司令官が確認できる。(P)
*アフリカ・ジンバブエのある部族がユダヤ人の遺伝子を持つことが、
英の科学者たちの調査で明らかになった。部族の伝承によると、彼ら
の祖先は2500年前に聖地を出た7人のユダヤ人だという。(Y)
*アインシュタインが相対性理論を解説した手書きの原稿がイスラエル
の科学・人文アカデミーにて公開中。原稿は1925年にアインシュ
タインがヘブライ大学に寄贈したもの。(H)
2010年3月9日(火)
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*米国の仲介によるイスラエルとパレスチナの間接和平交渉を双方が受
け入れたと、米政府が発表。その後ネタニヤフ首相も、間接交渉への
歓迎と、それが直接交渉へ繋がることへの期待を表明した。(P,H,Y)
*バイデン米副大統領がイスラエルに到着。イスラエル訪問中のミッチ
ェル中東特使が首相との会談に同席しないことから、今回の主な議題
はパレスチナとの和平ではなくイランの核問題と見られる。(P,H,Y)
*国防軍のアシュケナジ参謀長が米国に到着。イランへの制裁について
米の国防総省高官や政府高官らと会談する予定。(P,Y)
*イランに石油精製品の半分を供給していたオランダ、スイスの大手石
油会社3社が、同国との取引を全面中止したと米大手紙が報道。米国
による、多国籍企業へのイラン制裁の呼びかけが奏功と強調。(Y)
*ガザ地区への訪問を求めていた国連の潘基文事務総長と、EUの外交
政策責任者アシュトン氏に、イスラエルが訪問を認めた。2008年
末のガザ戦争開始以来、外国外交官への立入許可は初めて。(P,H,Y)
*1月にUAEで起きたハマス幹部暗殺事件で、UAE警察が新たに容
疑者とした16人を、国際刑事警察機構(インターポール)が国際手
配に追加。合わせて27人が国際手配の対象になった。(P,H,Y)
*月曜日にトルコ東部でマグニチュード6.0の地震が発生。イスラエ
ル政府は救援隊の派遣を申し出たが、トルコ政府は拒否した。(H,Y)
*米アカデミー賞の外国映画賞にノミネートされていたイスラエルの映
画「アジャミ」は受賞を逃し、アルゼンチンの映画が受賞した。(P)
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
米アカデミー賞で、和歌山のくじらとイルカ漁を
盗撮したドキュメンタリー映画が
何かの賞を受賞したとニュースでやっていた。
海の水が血で赤い色になっている映像がTVに出ていた。
隠し撮りだから映像が荒かった。
日本人が昔からしてきたことを外国人に非難されるって、
気分が悪い。
くじらを食べたらダメだって、誰が決めるのか?
今は、日本のお母さんたちがくじらの調理法をしらないので
くじらを子供たちに食べさせない。
くじら肉は冷凍庫に大量に余っているらしい。
こうして日本の文化のひとつが消えていく。
和歌山の小さな港の伝統的な食文化も映像に撮られて
大勢の目にさらされて非難されてしまう。
白人の嫌がることは、やっぱり止めないといけないのかね~。
いずれ、日本人はくじらを食べなくなる。
そういう流れだし、日本人は流れを変えるのが苦手だから
白人の言いなりになるしかないいんだ。腹が立つがそれが
現実だ。