来る4月半ば以降 を目途に米国勢がそうした“潮目”の突然の現出を“演出”する 可能性が高い | 日本のお姉さん

来る4月半ば以降 を目途に米国勢がそうした“潮目”の突然の現出を“演出”する 可能性が高い

■ 原田武夫国際戦略情報研究所公式メールマガジン ■
Institute for International Strategy and Information Analysis (IISIA)
            = 2010年3月5日 =
★☆ 【目次】 ☆★
◆§1:為替マーケットへの影響大? オーストリア勢の動きに要注目
    『IISIAオープニング・ベル』
 §1:為替マーケットへの影響大? オーストリア勢の動きに要注目
    
           『IISIAオープニング・ベル』

おはようございます。

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        ☆ では早速ご紹介しましょう! ☆

          ↓  ↓  ↓ 
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(今日のポイント)

【オーストリア勢が為替マーケットにおけるいわゆる「キャリー・トレード」を まもなく禁止するとの情報あり。あり得べき円高転換より欧州勢が遠のいた可能性】

(IISIAの分析)

●オーストリア勢が為替マーケットにおけるいわゆる「キャリー・トレード」を 禁止する政令を今月(2010年3月)にも発効させるとの情報あり。

とりわけ 日本円がその対象となっているだけに、為替マーケットの今後に対する影響は 大きいものと分析:
(参考: 
http://www.ftd.de/finanzen/maerkte/marktberichte/:kreditaufnahme-in-fremdwaehrungen-oesterreich-verbietet-carry-trades/50083003.html)

●オーストリア勢においてはとりわけゼネコン業界が、金利の安い国(日本及び スイス)で日本円ないしスイス・フランを調達し、これを用いてオーストリア 国内で事業展開する動きが一般化している由。

ただし、これは正に為替 マーケットにおける激しい乱高下をもたらすキャリー・トレードの温床と なっており、しかも為替レートによってオーストリア国内企業の資金調達 状況が大きく左右されかねないため、今回の禁止措置に踏み切る由。

●米欧勢が“デフォルト(国家債務不履行)”へと突入していくことが益々 不可避になる中、“よりマシなマーケット(safe haven)”として日本が 求められ、米欧系“越境する投資主体”たちは去る2008年11月頃より 日本円を大量に求めてきているとの非公開情報あり。

こうした状況の 背景には対GDP比で180パーセントを越える財政赤字を抱える日本勢は 極超低金利を維持しなければならない事情があることを踏まえ、これを 利用した「キャリー・トレード」が日本円をターゲットに行われている という点も常に想起しておくべき。

ただし、現状では米中間における 緊張の激化にもかかわらず、結果として中国勢が引き続き米ドル圏にて
 その豊富な外貨準備による資産運用を行っているとの見方をとりわけ スイス勢が“喧伝”していることなどにより、米ドル高が比較的安定 して維持されているというのがIISIAの現状における分析(とりわけ 対ユーロ・レート)。

●こうした状況を一変させ得るのがキャリー・トレードの活発化に伴う 円高への急展開であり得たものの、今次報道を敷衍させる限りにおいて は、欧州勢の手によってそうした「逆転」の“潮目”が発生する 可能性は低くなっているものと分析。

他方で米国勢の中では金融規制 改革の審議が行われており、その中で米系“越境する投資主体”は 激しいヴォラティリティーをもたらすキャリー・トレードにはなかなか 着手出来ていない感もあり。


ただし、米系“越境する投資主体”の 動向についてはその意味で同改革法案の審議如何によってはさらに
 活性化する動きも排除できないため、引き続き同法案の審議状況を 中心に“潮目”の予兆を注視していくことが、あり得べき急激な 「円高」転換を透徹するために不可欠

(現状では、来る4月半ば以降 を目途に米国勢がそうした“潮目”の突然の現出を“演出”する 可能性が高いというのがIISIAの分析)。


(「IISIAデイリー・レポート」(2010年3月3日号スタンダード版)より)

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