イスラエルからのニュース | 日本のお姉さん

イスラエルからのニュース

2010年2月14日(日)
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英紙が「イスラエルはハマスとヒズボラの高官に対し暗殺という密かな 戦争を行っている」とのエジプト外交官の発言を掲載。(Y,H,P)

*インド西部の町のパン屋で爆発があり、8人が死亡、32人が負傷。
100メートル足らずの場所にユダヤ教敬虔派のハバッドハウスがあ り、同施設狙いのテロの可能性も含めて印警察が捜査中。(Y,H,P)

*アヤロン副外相が「パレスチナとの交渉には、土地と人口の両方の交換が議題になる」と発言。アラブ系市民が多く住む町々をパレスチナ に移し、西岸地区入植地をイスラエルに取り込むことを提案。(Y,H)

*独ドレスデンで、65年前の連合軍の砲撃での死者を悼み、ネオナチが行進。それに対し、1万人のドイツ国民が反対デモ。(Y,H)

1972年に日本赤軍の3人がベングリオン空港で銃を乱射し26人 死亡させた事件に関し、犠牲者の家族は北朝鮮が背後でテロリストを援助していたとして北朝鮮政府を提訴した。(Y,H)

*金曜日、ガザからのカッサム砲がネゲブに着弾。けが人は無し。(Y)

*パレスチナ人から毎月3万件から4万件の悪質ないたずら電話を受け
ていると、西岸地区の警察。(P)

*発電用燃料が不足し、数時間のうちにも停電に陥るとガザの電力公社が発表。イスラエルのガザ封鎖のためと主張している。(H)

2010年2月15日(月)
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*ガザ地区で英国人ジャーナリストが「不法行為を行ったため」逮捕し たとハマスが発表。名前など詳しい情報は公開されていないが、エルサレムの英領事館は逮捕の事実を確認。(Y,H,P)

*オルマート前首相がテルアビブ大学で講演。「平和実現は遠い夢ではない」とし、聴衆の前で初めて、エルサレムの分割と、旧市街を囲む地域を5つの国に分割管理させるとの自らの考えを提示した。(Y,H,P)

*「イランは核に関する協定に従っていない」とクリントン米国務長官が発言。新たな対策のために各国が動いていると語った。(Y,H)

*イスラエルのテロ対策局は、シナイ半島を渡航危険区域のリストに追加。イスラエル人の誘拐などを警戒し、同区域への渡航を延期するように警告を出している。(Y)

*寝室で女性と裸で映っているビデオを撮影され、セックススキャンダルに巻き込まれている自治政府高官をアッバス議長が停職に。停職で は不十分との声も出ている。告発は内部からのものだった。(Y,H,P)

*「家庭の日」である本日を前に、社会保険庁が日曜に、イスラエルの子どもの三分の一が貧困レベルの生活を送っているとの統計を発表。
また、一人っ子の家庭は全体の32%との統計。(P)

*クリスチャンで米アパレル企業CEOのキャシー・アイルランド氏が、テロ被害者を治療するイスラエルの病院のドキュメンタリー映画を製作。「イスラエルに関われるのはこの上ない特権」と語る。(P)

17世紀の「エステル記」の羊皮紙写本がネットオークションに出されている。現在の価格は21,400ドル(約200万円)。(Y)

2010年2月16日(火)
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*ネタニヤフ首相がモスクワを訪問し、メドベージェフ露大統領と会談。
首相は、イランの核開発への制裁やシャリート兵士解放に向けたハマスとの交渉で、ロシアに協力を要請した。(P,H,Y)

先月UAEでハマス幹部が暗殺された事件で、同国警察が容疑者は欧州のパスポートを持つ11人だと発表した。「彼らが逮捕されれば誰の首謀かが分かる。モサドの可能性も排除していない」とも。(P,H,Y)

*イランが、核燃料の供給について米、露、仏から先週新しい提案を受け取ったと発表。3国ともそれを否定し、昨年出された国際原子力機関を通じての低濃縮ウラン供給だけが有効な提案だとした。(P,H)

*ガザでハマスに逮捕された英国人の名前が明らかに。「イスラエルへの協力容疑」のパレスチナ人と接触したため逮捕されたもよう。(P,Y)

*リーバーマン外相が国会で、「パレスチナに土地を譲れば平和を確保できるとの考えは幻想だ」と語った。また、自治政府がイスラエルからの資金を用いて世界で反イスラエルの宣伝をしていると非難。(P,Y)

*インド西部での爆発事件はハバッドハウスを狙ったものではなかった とイスラエルの公安当局が発表。(P,H)

*ミューレン米国統合参謀本部議長がイスラエルを訪問し、バラク国防相と会談。ヤッド・バシェムも訪れ、「米国は、ホロコーストが二度と起らないようにすることを固く決意している」と語った。(Y)

*政府が今後5年間で500万シェケル(約12億円)を投じる考古学遺跡等の保存・整備計画を検討していることが分かった。(H,Y)

*イスラエル南部で1400年前のぶどう搾り桶が発掘された。八辺形の珍しい形状で、6.5×16.5メートルと異例の大きさ。(P,H)
2010年2月21日(日)
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UAEでのハマス幹部暗殺事件で暗殺団が使った独の旅券は、独市民権を持つイスラエル人の、本物の旅券であると独紙が報道。(Y,H,P)

*ガザとの境界線に男が接近したとして国防軍は銃で発砲。パレスチナ側は5人が負傷と報告したが、国防軍はけが人無しとの主張。(Y,P)

*3年前にイスラエルが空爆した施設跡から先日ウラン粒子が発見され た件で、シリア外相は「我々の核計画はイスラエルと違い、平和のた め」と語り、国際原子力機関からの無制限の査察を拒否した。(Y,H)

*中東和平カルテットのブレア特使が「イスラエルに対しては安全を、パレスチナに対しては国家樹立の確証を与えられるかが焦点」と語り、来週にも両サイドの和平交渉が再開されることを促した。(Y,H)

*イスラエルとの舌戦を繰り返す中、シリアのアル・オタリ首相が「両国間で戦争が起これば、中東やそれ以外の地域にも壊滅的な被害をもたらす」と語った。(Y,H)

*エルサレムとテルアビブを結ぶ国道1号線で正面衝突の交通事故が発生し、1人が死亡、1人が重傷。1号線は大渋滞となった。(H)

*死海のほとりで行われたハーフマラソンで3人が熱中症で倒れ病院へ。
イスラエルは熱波に襲われており31度以上に達する地域も。(H)

*エルサレムの旅行会社がiPhoneのアプリケーションとして、自分が録音した45秒間の祈りがエルサレムの西壁にあるスピーカーで 流されるサービスを開始。(Y)

2010年2月22日(月)
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*モーセが亡くなった日に合わせて、右派活動家80人がユダヤ人立ち入り禁止となっているエリコに侵入し、廃墟となったシナゴグで祈祷。
屋根の上に国旗を立てた。治安部隊は35人を逮捕。(Y,H,P)

*右派政党シャスの促しを受け、首相が、西岸地区に位置するヘブロンの族長の墓とベツレヘムのラケルの墓を国家遺産に加えると発表。国家遺産になれば、政府による改修と保存の義務が生じる。(Y,H,P)

*エジプト・カイロで、男がシナゴグへ、向かいのホテルから爆発物を投下。けが人や損害は無し。現在犯人は逃走中。(Y,H,P)

イスラエル空軍が、イランまで給油無しに飛行可能な無人機を公開。 この無人機は昨年のガザ戦争で初めて使用された。(Y,P)

*ハマス幹部の暗殺団が、偽造されたEU諸国の旅券を入手していた件で、事件へのイスラエルの関与を疑うEU高官は、「この問題はイスラエルとEUの関係にとって明らかに有害だ」と発言。(H,P)

*現在のままではベングリオン空港は5年後にも収容能力を超過する恐れがあり、政府は新しい国際空港の建設予定地を探している。(P)

*イスラエル中央部の都市ラムレで実業家が誘拐され、35万シケル( 約850万円)の身代金が要求された。警察は15人の容疑者を逮捕。
誘拐の動機は実業家の家族との企業間抗争と見られる。(Y)

*ガザ出身の元NASA職員の男性がガザに帰還し、空には戦闘機等恐ろしい物しかないという子供達の考えを変えようと働きかけ。(Y)

2010年2月23日(火)
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*月曜日に、イランが新たに2ヶ所のウラン濃縮施設を建設すると発表
ネタニヤフ首相は国際社会に即時の制裁を呼びかけ、手段として、同国への天然ガス輸出と同国からの石油輸入の停止を訴えた。(P,H,Y)

*ミューレン米国統合参謀本部議長が、「軍事攻撃でイランの核開発は止められない。外交的・経済的圧力を支持する」と語った。(H,Y)

EU27ヶ国の外相が、月例会議で、ハマス幹部暗殺事件にEU諸国の偽造旅券が使用されたことへの非難声明を発表。声明にはイスラエルへの直接の言及は無かった。(P,H,Y)

*リーバーマン外相が訪欧し、EU数ヶ国の外相と会談。イスラエルがハマス幹部暗殺に関わった証拠は無いと語った。(P,H,Y)

*内閣が、西岸地区にある族長の墓とラケルの墓の国家遺産化を承認した。ヘブロンでは、これに反対するパレスチナ人約100人が抗議デモ。国連もイスラエルの国家遺産化に懸念を表明。(P,H,Y)

*パレスチナ警察が、西岸地区で製造されたカッサム砲を押収し、国防軍に引き渡した。政府同士の和平交渉は中断しているが、治安部隊同 士の関係は改善していることを示す出来事と考えられる。(P,H)

*南部の国道で、5人家族の乗った乗用車とトラックの正面衝突事故が 発生。5人家族全員が死亡した。(P,H,Y)

*元新聞記者で国会議員を35年間勤めたラビ・ポルシュ師が94歳で 死去。ペレス大統領を含め多くの国民がラビの死を悼んだ。(P,H,Y)

ハンガリーの国会が、ホロコースト否定を非合法化する法案を審議中。
第二次大戦中、ナチス・ドイツ影響下の同国ファシスト政権を通して、推計約45万人の同国在住ユダヤ人が虐殺された。(H)
2010年2月24日(水)
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*西岸地区にある族長の墓とラケルの墓が国家遺産と認定されたことに 関し、アッバス議長は「新たな戦争の火種となるもの」と発言。ネタニヤフ首相は議長の反対を「偽善的な動き」として非難。(Y,H,P)

*イランが国際原子力機関に「濃縮済みウランの大半の貯蔵庫を閉鎖して濃縮ウランを引き渡し、見返りに燃料棒を受け取る」との極秘提案をしていたことが判明。米国等の要求を満たさない内容。(Y,H,P)

ハンガリーの国会はホロコースト否定の言動を非合法化し、違反者には最高3年の懲役を課す法案を通過させた。(Y,P)

*ハマス幹部暗殺に関して国会議員のシャマ氏は「マブフーフのようなテロリストを殺すのは一種のミツヴァ(善行)」と発言。(H,Y)

*ソロモン王の治世の時代にさかのぼる要塞が、エルサレム旧市街の外側で発掘されたと考古学者が発表。その年代が確かなら紀元前10世紀に強大な政府が存在していた証拠となる。(P)

*エジプトの警察は、シナゴグへ向けて爆発物を投下したとみられる男を逮捕。容疑者は過去にイスラム過激派に関った経歴を持つ。(H)

*エルサレムで車に手榴弾が取り付けられる事件。車は東エルサレムの学校の校長のもので、以前パレスチナ人から脅迫を受けていた。(Y)

*西岸地区で「40本のオリーブの木が入植者たちによって伐採された」 とパレスチナ住民が苦情を出した。同地区の広報担当者は、「朝には100本だと言っていた。いつもの中傷だ」と事件を否定。(Y)

2010年2月25日(木)
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*ハマス幹部暗殺に関わったと目される人物15人が新たに容疑者リス トに加えられた。これまでの容疑者の総数は26人で、ヨーロッパなどから入国し、うち3人がイラン経由で逃走したと見られる。(Y,P)

*ハマス幹部暗殺者がオーストラリアの旅券を使用していたことから、 豪政府がイスラエル大使を召喚していたことが判明。「国家文書の使用構造に関わり、国家の品位に関わること」と豪首相は発表。(Y,H)

*イランが核計画の情報を提供しない問題について、米クリントン国務長官は「国際社会はイランに厳しい制裁を課す以外無い」と語り、アメリカ議会自体が制裁を議決するという構えを見せた。(Y,H,P)

*族長の墓とラケルの墓を国家遺産に承認したことでパレスチナ側から 反対が出ている件で、ペレス大統領は「我々は遺跡を独占するつもりはない。誤解から生まれた人為的な争いは不必要だ」と語った。(Y,P)

*ハマス創設者の息子で、10年前にキリスト教に改宗した、モサブ・ハッサン・ユーセフ氏がイスラエルの治安機関シンベトに貢献していたことが判明。来週『ハマスの息子』という本が出版される。(H)

*17人の女性と同棲し、性的隷属強要の疑いで逮捕されたカルト指導者の事件を受け、国会で一夫多妻制度について話し合われた。(Y)

*2009年の国内の犯罪率が14.2%低下。しかしアラブ人地域では8.4%増加していることから、警察の対応に差別があるとの声。 (Y)

*日曜日のプリムの祭に合わせて、考古学省は国内で発掘のマスク等をウェブで展示中。最古の物は推定紀元前6500年頃のもの。(P)

2010年2月26日(金)
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*バラク国防相が訪米し、ゲーツ米国防長官と会談。イランの核兵器開 発を阻止するため厳しい制裁が不可欠だと呼びかけた。(H,Y)

*イランのアフマディネジャド大統領がシリアを訪問し、アサド大統領と会談。「シオニストのいない新しい中東」が来ると語った。(P,H,Y)

*1990年代に豪政府がイスラエルに、豪の偽造旅券を作るなと警告していた事実があると、豪紙が報道。モサドがニュージーランドの偽造旅券を作ろうとしているとの情報を得、警告したという。(P,H,Y)

暗殺されたハマス幹部のマブフーフは多くのアラブ諸国の偽造旅券を使い、カラーコンタクトや染髪で変装しながら欧州諸国に行っていた と、マブフーフの知り合いが語った。(H,Y)

*イスラエル北部で、ヒッチハイクしようとした国防軍兵士が2人の男に襲われ、ライフルを奪われる事件が発生。兵士は軽傷。(P,H,Y)

*族長の墓とラケルの墓をイスラエル政府が国家遺産に指定したことに対し、パレスチナ人が抗議行動を起こしている。イスラム教徒の礼拝日である金曜日には、抗議行動が激化する恐れがある。(P,Y)

*国家遺産の問題で、ネタニヤフ首相は「必要な修繕をするだけで、イスラム教徒が礼拝を行える現状を変えることはない」と説明。(H,Y)

*西岸地区でのイスラエル人の生産品は同国産とはみなされず、EUの輸入関税の対象になると欧州司法裁判所が裁定。イスラエルとパレスチナの産品は免税対象だが、どちらにも入らないとの判断。(P,H,Y)

*水曜夜に、エルサレムに建設中の路面電車の、初めての試運転が行われた。今後1年間試運転を続け、来年4月に開業の予定。(P)

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[情報源略号表]
 P=エルサレム・ポスト  http://www.jpost.co.il/
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/
 7=アルツ7       http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
 ( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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日本のお姉さんの意見。↓
ラケルは聖書の中ではすごい有名な女性だから
イスラエルの国家遺産になっても全然不思議ではない。
なにしろ、イスラエル人がエジプトで増えたのは
ラケルの息子のヨセフがエジプトで大臣になって
王さまから全てを任せられていたからです。
でも、イスラエル人がなぜエジプトにいるのか知らない人々が
増えて、イスラエル人はエジプトで奴隷になってしまった。
そこで、モーセが神さまに命令されて、リーダーになり、
イスラエル人をひきつれてエジプトから脱出したのです。

美人だったらしい。姉は目が弱かったと書いてあるから
目が小さい人だったか、近視だったかでヤコブは
騙されて最初に姉と結婚してしまったのです。
ヤコブが抗議をすると「妹を姉より先に結婚させるわけ
にはいかない。」とあっさり言われた。
なんだかその辺は日本的だなと思った。
以下はラケルについての、ウィキの説明です。

ラケル旧約聖書の『創世記』に登場する女性。ヤコブの妻。父はラバン、姉はレア

『創世記』によれば、兄エサウから逃れて伯父ラバンの元へきたヤコブはラケルを見初め、ラバンの「七年働けば結婚を許す」という言葉を信じて働く。ところが結婚式を終えて花嫁を見るとそれは姉のレアであった。ヤコブは怒るが、ラバンの求めでさらに七年働いてついにラケルと結婚することができた。

レアには子供が生まれたのに、自分に子供ができないことをあせったラケルは、自分の女奴隷ビルハにヤコブの子を産ませて自分の子とした。それがダンとナフタリである。ラケル自身にも待望の子供がうまれ、その子をヨセフと名づけた。

その後、エサウと和解したヤコブは、神の言葉によってベテルからエフラタ(現ベツレヘム)へ向かう。その途上、ラケルは産気づき男子を産むが、難産で命を落とした。その子をラケルはベン・オニ(私の苦しみの子)と名づけたが、ヤコブはベニヤミンと呼んだ。ラケルはエフラタに向かう道の傍らに葬られた。

フランスではトランプダイヤのクイーンのモデルとされている。