「死を覚悟した」というその直後、車が急に減速を始めて
「恥を知れトヨタ」米下院公聴会 8時間続き終了
2月24日10時51分配信 産経新聞
【ワシントン=犬塚陽介】トヨタ自動車の大量リコール(回収・無償修理)問題をめぐり23日、開かれた米下院エネルギー・商業委員会の公聴会は、8時間近く続いて終了した。トヨタ自動車の米販売子会社のレンツ社長に対し、出席した議員は執拗(しつよう)な質問攻めにした。背景には、トヨタ車が急加速するのは電子制御システムの欠陥が原因ではないか、という強い疑念がある。
「恥を知れ、トヨタ」。公聴会では怒気を含んだ鋭い声が満員の会場に響いた。車の急加速で危うく命を落としかけた米国人女性は、トヨタが急成長の影で置き去りにした安全への対応を「強欲」と批判した。出席した委員からも厳しい質問が相次ぎ、レンツ社長も、対応の遅れについて「過ちを認め謝罪する」と陳謝した。
公聴会の最初の証言者となったテネシー州のロンダ・スミスさんは、愛車のレクサスが2006年、ブレーキが利かぬまま勝手に加速し、時速160キロでの走行を余儀なくされた状況を涙をこらえながら語った。
ギアをバックやニュートラルに切り替えたり、サイドブレーキを引いてもスピードは落ちない。「死を覚悟した」というその直後、車が急に減速を始めて一命を取り留めた。その瞬間を「神が現れた」と語った。
電子系統の不具合をトヨタなどに訴えても相手にされず、スミスさんは「人命を無視している」と涙ながらに憤った。
ワクスマン委員長は、トヨタや米政府機関が「電子系の不具合が問題を起こす可能性を真剣に検討した証拠はない」と批判。バートン議員も「私なら(スミスさんの)車を手に入れ、徹底的に不具合を調べる」と述べ、トヨタ側の対応に不満を示した。
強い逆風を受ける形で証言に立ったレンツ社長は、トヨタ車がスミスさんに引き起こした事態を「恥ずかしく思う」と語ったほか、20年以上前に自身も兄弟を事故で亡くした経験に触れて「家族がくぐり抜けねばならぬ困難は知っている」と事故で死亡した人々を悼んで言葉を詰まらせた。
ただ、電子制御システムの不備は「今後も調査を続ける」としながらも、現時点では「ないと確信している」と自信をみせた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100224-00000518-san-bus_all
「恥を知れ、トヨタ」。公聴会では怒気を含んだ鋭い声が満員の会場に響いた。車の急加速で危うく命を落としかけた米国人女性は、トヨタが急成長の影で置き去りにした安全への対応を「強欲」と批判した。出席した委員からも厳しい質問が相次ぎ、レンツ社長も、対応の遅れについて「過ちを認め謝罪する」と陳謝した。
公聴会の最初の証言者となったテネシー州のロンダ・スミスさんは、愛車のレクサスが2006年、ブレーキが利かぬまま勝手に加速し、時速160キロでの走行を余儀なくされた状況を涙をこらえながら語った。
ギアをバックやニュートラルに切り替えたり、サイドブレーキを引いてもスピードは落ちない。「死を覚悟した」というその直後、車が急に減速を始めて一命を取り留めた。その瞬間を「神が現れた」と語った。
電子系統の不具合をトヨタなどに訴えても相手にされず、スミスさんは「人命を無視している」と涙ながらに憤った。
ワクスマン委員長は、トヨタや米政府機関が「電子系の不具合が問題を起こす可能性を真剣に検討した証拠はない」と批判。バートン議員も「私なら(スミスさんの)車を手に入れ、徹底的に不具合を調べる」と述べ、トヨタ側の対応に不満を示した。
強い逆風を受ける形で証言に立ったレンツ社長は、トヨタ車がスミスさんに引き起こした事態を「恥ずかしく思う」と語ったほか、20年以上前に自身も兄弟を事故で亡くした経験に触れて「家族がくぐり抜けねばならぬ困難は知っている」と事故で死亡した人々を悼んで言葉を詰まらせた。
ただ、電子制御システムの不備は「今後も調査を続ける」としながらも、現時点では「ないと確信している」と自信をみせた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100224-00000518-san-bus_all
安全最優先を約束=電子制御「設計上問題ない」-豊田社長が議会証言
2月25日7時0分配信 時事通信
【ワシントン時事】トヨタ自動車の豊田章男社長は24日午後(日本時間25日早朝)、トヨタ車の大規模リコール(回収・無償修理)をめぐる米下院監督・政府改革委員会の公聴会で証言した。豊田社長は、品質問題やこれを原因としたトヨタ車の事故について「大変申し訳ない」と米国民に謝罪した上で、顧客の安全を最優先に据え、品質改善に全力を尽くすと約束した。
これに対し委員たちは、欧州などで安全上の不具合が見つかっていたにもかかわらず、米国での対応が遅れたと指摘。利益優先を示唆する北米トヨタの内部書類を取り上げ、トヨタの経営姿勢を厳しく追及した。
トヨタは米国内で延べ約800万台に上るリコールを実施。民事はもとより刑事上の責任を問われる可能性もあり、1950年代に米国に進出して以来、最大の危機を迎えた。豊田社長は「自分が唯一リーダーシップを発揮できる男だ」と、信頼回復への強い決意を示すが、公聴会では米国内の厳しい世論が改めて浮き彫りとなり、先行きは楽観できそうにない。
焦点の電子制御スロットル・システム(ETCS)について、豊田社長は「安全第一のコンセプトで設計している」と強調。これまでの調査の結果、「設計上の問題はないと確信している」と繰り返し言明した。一方で、公開の場でこの問題を検証し、一日も早く顧客が安心できるようにしたいとの意向を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100225-00000032-jij-int
これに対し委員たちは、欧州などで安全上の不具合が見つかっていたにもかかわらず、米国での対応が遅れたと指摘。利益優先を示唆する北米トヨタの内部書類を取り上げ、トヨタの経営姿勢を厳しく追及した。
トヨタは米国内で延べ約800万台に上るリコールを実施。民事はもとより刑事上の責任を問われる可能性もあり、1950年代に米国に進出して以来、最大の危機を迎えた。豊田社長は「自分が唯一リーダーシップを発揮できる男だ」と、信頼回復への強い決意を示すが、公聴会では米国内の厳しい世論が改めて浮き彫りとなり、先行きは楽観できそうにない。
焦点の電子制御スロットル・システム(ETCS)について、豊田社長は「安全第一のコンセプトで設計している」と強調。これまでの調査の結果、「設計上の問題はないと確信している」と繰り返し言明した。一方で、公開の場でこの問題を検証し、一日も早く顧客が安心できるようにしたいとの意向を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100225-00000032-jij-int
スピードをがんがん出していて、雪道か雨水がたまった道で
タイヤが滑って止まらなくなったという可能性はないのだろうか?
160キロになるまで勝手に加速したというが、加速するまで
何キロで走っていたのだろうか?
運転手のミスや道路の不具合や気象条件の悪化のせいで
事故を起こした場合も、トヨタのせいにして金を巻き上げる
ことができるのではないか?
勝手に加速したという証拠は残っているのか?
本人の訴えだけで、「はい、そうですか。ごめんなさい。
死亡された方の遺族や恐がらせた方に、弁償金を何億円でも
払います。」というわけにもいかないよね。
それに、文句を言われているトヨタ車を作っているのは、
アメリカやカナダではないか。