初めて読んだけど別にどこも問題ないと思う。『五箇条ノ御誓文』
御誓文(いわゆる『五箇条ノ御誓文』 明治元年または慶応4年3月14日)『御誓文』
http://okigunnji.com/2020/12/314.html
「国是誓約ノ御祭文」
掛巻も畏こき天神地祇の大前に今年三月十四日を
生日の足日と撰定めて禰宜申さく今より
天津神の御言寄しの随に天下の大政を
執行はむとして親王卿臣
国々諸侯百僚官人を引召連て此神床の大前に
誓ひ奉らくは近き頃ひ邪者の是所
彼所に荒び武びて天下さやぎにさやぎ
人の心も平穏ならず天下の諸人等の力を
合せ心を一つにして皇らが政を輔翼奉り
仕奉らしめ給へと請祈申す
礼代は横山の如く置高成て奉る状を聞食て
天下の万民を治給ひ育給ひ谷蟇の狭渡る極み
白雲の墜居向伏限り逆敵対者あらしめ給はず
遠祖尊の恩頼を蒙りて無窮に仕奉る人共の
今日の誓約に違はむ者は天神地祇の倏忽に
刑罰給はむ物ぞと皇神等の前に誓の吉詞申給はくと白す
一 広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スヘシ
一 上下心ヲ一ニシ盛ニ経綸ヲ行フヘシ
一 官武一途庶民ニ至ル迄各其志ヲ遂ケ人心ヲシテ倦マサラシメン事ヲ要ス
一 旧来ノ陋習ヲ破リ天地ノ公動ニ基クヘシ
一 智識ヲ世界ニ求メ大ニ皇基ヲ振起スヘシ
我国未曾有ノ変革ヲ為サントシ朕躬ヲ以テ衆ニ先ンシ天地神明ニ誓ヒ大ニ斯
国是ヲ定メ万民保全ノ道ニ立ントス衆亦此旨趣ニ基キ協心努力セヨ
年號月日 御諱
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文章は意味がはっきりわからないが、
3月14日に、天下の大成を執行するに
あたり、役人を大勢つれて神社に行って
明治が始まる前にいろんな人が
武力に訴えるなど、いろんな痛ましい事件が起き、
国民のこころも不安でこころもとない状態
なので、みんなで団結して
天が政治をまとめあげ、ちゃんとした
政治ができるように助けてくれと祈った。
国民の繁栄のために
政治の仕事にご奉仕できない人は
今日の天への誓いにそむく人なので、
刑罰があると思うように。と、そういう意味かな。
ちがったらゴメン。
1.十分に会議を重ねて世間が正しいと思う結論を出すこと
1.政治家も庶民も心をひとつにして、盛んに政治の論議を行うこと
1.官僚も軍人も庶民も志をつらぬいて、だらけないこと。
1.昔の慣習にとらわれないで、一般常識に従うこと。
(世界の常識という意味もあるかも)
1.知識を世界に求めて、大いに、日本人が
高貴で貴重な存在であることを忘れず頑張るように。
(日本の知識が西洋の国々に比べて遅れていると認識しているようだ。)
我が国の未曽有(みぞう)の変革をなそうと、民衆に先立ってわたし、天皇が国是を定めて、国民全員の保全の道に立とうと天に誓ったので、庶民も協力してわたしと一緒にがんばるように。
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いいことを言っておられるではないか。
わたしはクリスチャンなので
神社に行って祈るというのは、おことわりだが、
天皇はそれが仕事だったで
神社で国民の保全を誓ったのだ。
日本国民のまとめ役として、立派な文章を書いたと思う。