自国への帰属意識が希薄であるため。守るべき対象(日本)を感じることが出来ない
軍事情報 (自衛隊ニュース) 11,020部
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【軍事理解のための「3つの土台」】
1.せめてこれくらいは国民として把握しておきたい軍事の常識
→軍事は政治の延長線上にあるもので、決して特別なものではない。
だから、軍事を忌み嫌う人は、政治を正しく理解することが出来ない。
一方で、軍事を必要以上に神聖なものと捉える人も、全体を見誤まる。
2.国民の軍事理解でイチバン欠けている部分→国際政治がバランスオブパワーの関係で成り立っているということを知らない。一方で、そのようなことを知らないお人好しが、あたかも善良な人であるかのように捉えられる傾向にある。残念ながら、現実の国際社会は単なる仲良しクラブにあらず。
3.ナゼ国民は、軍事理解に乏しいのか?
→自国への帰属意識が希薄であるため。守るべき対象(日本)を感じることが出来ないのだから、軍事を理解することなど到底不可能。国家観に対する教育を怠ってきたことのツケ。
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■統合幕僚長の韓国訪問
100204の統幕発表によれば以下のとおり
1.統幕長の折木陸将は、100207から100210にかけて韓国を訪問する。
1.目的は、韓国合同参謀議長等との会談及び部隊訪問を通じ、同国軍との
相互理解及び信頼・友好関係の増進を図ることである。
http://www.mod.go.jp/jso/press2010/press_pdf/p20100204.pdf
⇒韓国もハイチPKOに施設部隊を出すので、情報交換の意味合いもあるのでしょう。
■国連ハイチ安定化ミッション(MINUSTAH)に関する国際平和協力業務準備に関する調査チームの派遣及び追加派遣
中央即応集団によれば以下のとおり。
1.100125、国連ハイチ安定化ミッション(MINUSTAH)への自衛隊施設部隊の派遣を行うための準備を実施するよう、防衛大臣より指示が出された。
1.その準備の一環として、事前に現地において所要の調査を実施するため、100127、内閣府国際平和協力本部及び防衛省からなる計3名の調査チームが現地に向けて出発した。
1.調査チームの3名は国際緊急援助活動のために既にハイチに派遣されている3名(防衛省)の要員とともに、所要の調査を行った。
1.100129、国連から自衛隊施設部隊の派遣について正式な要請を受けたことから、100130に外務省及び防衛省併せて11名から構成される調査チームが追加派遣され、100127に派遣された調査チームとともに、今後の派遣に資する専門的な調査を行った。
1.100127、100129に出国した調査チームには中央即応集団司令部からも要員が派遣された。
■ハイチ国際緊急医療援助隊
1.100113、ハイチ共和国でM7.0の地震が発生した。同国政府からの派遣要請を受け、陸上自衛隊からは100118に先遣隊として医療援助のための情報収集や関係機関との調整を行うことを任務とする調査チーム(陸自隊員含む12名)が現地やドミニカ共和国及び米国に派遣された。
1.100121にハイチ国際緊急医療援助隊(長:13後方支援隊長 白川1佐、13旅団基幹)及び統合連絡調整所の派遣隊員がハイチ共和国レオガンに派遣され、100123より医療援助活動を実施中である。
1.国際緊急援助隊は、ハイチ国際緊急医療援助隊及び統合連絡調整所として、約115名で編成されている。
1.現地時間27日現在、約250名の診察・治療を行い、現在も引き続き医療活動を行っている。
1.活動実績[1月23日~2月4日](100204 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/press2010/press_pdf/p20100205.pdf
1.現地での活動の模様
http://www.mod.go.jp/jso/haiti_kinkyuenjo.htm
【参考】
http://www.mod.go.jp/gsdf/news/kokusai/2009/01/02_01_haichi.html
http://www.mod.go.jp/gsdf/crf/pa/topics/21topics/2201/220127/220127.html
http://www.mod.go.jp/gsdf/crf/pa/topics/21topics/2201/220121/220121.html
■第13回アジア太平洋諸国海軍大学セミナーの開催(100202 海幕)
1.海自は、第13回アジア太平洋諸国海軍大学セミナーを100206~100214にかけて海自幹部学校で実施する。
1.目的は次のとおり
(1)アジア太平洋諸国の海軍大学校教官等との研究会を通じ、学校教育及び学校研究の資を得る。
(2)セミナー参加者との意見交換及び部隊等の研修を通じ、相互理解を深めるとともに、セミナー参加国との防衛交流及び相互理解の推進に寄与する。
1.招待される者は次のとおり
(1)以下の国の海軍大学校等の大佐クラスの教官・研究者又はこれに相当する海軍軍人
オーストラリア、ブルネイ、カナダ、中共、フランス、インド、インドネシア、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、韓国、ロシア、シンガポール、タイ、アメリカ、ベトナム
(2)海上保安庁職員(オブザーバー)
(3)海洋政策研究財団研究員(特別聴講)
http://www.mod.go.jp/msdf/formal/info/news/201002/020201.pdf
■日米安全保障高級事務レベル協議(SSC)開催
100202の防衛省発表によれば以下のとおり
1.100202午前、外務省で、日米安全保障高級事務レベル協議(SSC)が
開催された。
1.出席者
わが方から高見澤防衛政策局長、梅本北米局長、米からはグレグソン国防次官
補、キャンベル国務次官補等。
1.新日米安保条約締結から50周年に当たる本年に、日米同盟を深化させる
プロセスを推進させるため、安全保障面で具体的にどのような協力が可能かに
ついて議論が行なわれた。
1.協議の具体的内容は次のとおり。
・日米安保協力を深化させるため、東アジアを中心とする地域における
安全保障環境への共通認識を日米両国が確認するため議論を行っていく。
・昨年11月の日米首脳会談でも取り上げられた情報保全、拡大抑止、宇宙・
ミサイル防衛の分野、HA/DR(人道支援・災害救援)やサイバーを含む
個別の分野における協力について議論した。
・今後も同盟深化のために日米間で緊密に協議を行っていくことで一致。
1.普天間基地をめぐる問題
わが方から、連立与党による沖縄基地問題検討委員会での検討を含む国内の
プロセスを説明。これに対し米からは、現行案が唯一実現可能な案であると
考えるとの従来の立場の表明があった。
(参考)
・昨年11月の日米首脳会談:同盟深化の協議プロセス開始で一致。
・本年1月の日米外相会談:「2+2」の枠組みの下、閣僚の指示に基づき、
実務レベルでの検討を開始することで一致。
・本年1月19日の日米安全保障協議委員会(「2+2」)共同発表:
「幅広い分野における日米安保協力をさらに推進し、深化するために行ってい
る対話を強化する。」
■統幕長あいさつ(100201 統幕)
http://www.mod.go.jp/jso/chief_of_staff.htm
■空幕長あいさつ(1002 空幕)
http://www.mod.go.jp/asdf/message.html
■派遣海賊対処行動航空隊陸自派遣隊3次要員の壮行会と先遣隊の出国
中央即応集団によれば以下のとおり。
1.100123、宇都宮駐屯地で派遣海賊対処行動航空隊の陸自派遣隊3次要員の壮行会が行われた。
1.集団司令官の宮島陸将は『自信と誇りを持って勤務せよ』『統合任務部隊の一員として「の」の精神を保持せよ』『ジブチ軍及び駐留各国軍との連携を保持せよ』の3点を要望し、「一致団結、規律厳正にして指揮高らかに任務を完遂せよ」との訓示を行なった。
1.派遣要員(第3次要員)は2月上旬に出国し、活動を開始する予定。
1.100125には、先遣隊が成田空港よりジブチ共和国に向けて出発した。
■全国書店で品切れ続出
『田母神塾 これが誇りある日本の教科書だ』
著:田母神俊雄
発行:双葉社
発行日:2009/3
http://okigunnji.com/s/tamogamijukuamazon/
■組織論への新たなアプローチ
『空軍創設と組織のイノベーション--旧軍ではなぜ独立できなかったのか--』
著者:高橋秀幸
編集:戦略研究学会
監修:川村康之
発行:芙蓉書房出版
発行日:2008/12/25
http://tinyurl.com/b7tn68
■いわゆる「田母神問題」の良質「虎の巻」
『日本は「侵略国家」ではない!』
著者:渡部昇一・田母神俊雄
発行:海竜社
発行日:2008/12/29
http://tinyurl.com/76ac7m
■伝説の超ベストセラー
『自らの身は顧みず』
著 田母神俊雄
出版社 ワック株式会社
発行日 2008/12/26
http://tinyurl.com/5q3oto
■軍事図書情報の環境を変えよう
<わが国の軍事図書情報の総合環境を、すこしでも改善するために、広く皆様のお知恵をあつめたいものと念じております。>
(兵頭二十八さん)
⇒あなたのお知恵を、ぜひお貸しください。(エンリケ)