会社の雑用係り | 日本のお姉さん

会社の雑用係り

わたしの仕事は一般事務なんだけど

わたしは絵が上手い。

絵が描けるから会社の雑用をよく任せられる。

文章も作るように頼まれる。

新製品のチラシなども作成する。

会社の取引先のチラシなども

社員が頼まれてくるとわたしが作成することになる。

普通は企画開発部だとかデザイン部とかが

やることを、全部、わたしがやっちゃう。

郵便局に切手も買いに行く。

いろんな払い込みにもたまに行く。

社長の代わりに、会社がよく使う弁護士に

質問をしに行ったりもする。

会社の玄関に張るポスターなども

頼まれるので作っちゃう。

そして、会社が作るカタログのチェックは

全部、わたしひとりがする。他にも営業の人が

何人かチェックする。それでも、たまに

カタログができてから間違いが見つかると

わたしの責任なので、本当に心臓に悪い。

そして、会社の新製品のチラシは

商品の写真を渡されて、本社の上司に

8ページものを作れって言われるのだけど

何を書けばいいのか

さっぱり分からない。

とにかくイラストを描けと言われる。情報が

少なすぎて8ページも膨らませることは

できませんと言ったら、みんなの前で

「それが○○さんの仕事やろ!」と

言われた。そうなんだけどさ。

「それができないなら○○さんが会社にいる価値

ないんや!町のデザイン会社にやらす方がマシや。」

とまで言う。「正直言うと、こっちも何書けばいいとか

分からんから言われへんのや。自分でネットで

調べて何か書いて。」と言われたので

納得した。

町のデザイン屋も、そんな感じなのかな?

情報無しで、写真だけ渡されて、

何かイラスト描けと言われても、自分でネットで

調べてチラシを作るのかしら?

さすがに、今回は途方に暮れてしまい、

神さまにお祈りしましたともさ。

「イエスさま。何を書いたらいいでしょうか!?

教えてください!!」と祈りながら

ネットで調べましたともさ。

そして残業していろいろ8ページに膨らましましたともさ。

今回はあちこちのクリスチャンの友人に

「祈ってください!!」と

メールで依頼しましたともさ。

奇跡が必要なので。

そうして奇跡的に、上司たちが納得するものを

書くことができたのだけど、仕事はそれだけでなくて、

締め切りがせまっているものが、あと二つ。

今週中に仕上げないといけなかったものが

まだできていない。

でも、わたしは、クリスチャンで神さまを信じているから

また、「イエスさま。助けてください!」と

祈りながら全部、仕上げるのだと思う。

そんな風に仕事をしていたら、おばさんになっていたのだ。

5匹の猫たちと楽しく暮らしていたのだが、

ついに猫たちの寿命がつきて、去年の暮れまでに

1匹もいなくなっちゃって、しばらくどうしようもなく

ブルーだったわ。この気持ちは猫をなくしたものしか

分からん。

朝、起きたらいきなり「N猫ちゃんに会いたい。」と思う。

ある朝は、起きたらいきなり「A猫ちゃんに会いたい。」と

思う。そして、B猫くんやパンナちゃん、てまりちゃんの

ことを思い出し、もっと優しくしてやれば

よかったと後悔の念にかられるのだ。

そういうのをペットロスと呼ぶのだと思う。

たまに友人に「自分で自分をなぐさめている。」とか、

「自分を励ますのが上手い。」とか、

「うだうだ、うだうだ。」とか、

キツイことを言われるので、ブログで

ウダウダ、ダラダラいろんなことを書きながら自分を

励ましだして、読んでくれている人に

うっとおしい人だと思われるのがちょっと嫌だなと思って、

ブログを毎日書けなくなった時があったけど、

今は、毎日忙しくて興奮しているのでブログは普通に書ける。

ヒマだと逆に書けないのかも?

それとも、ペットロスから回復したからかな。

忙しくても休日出勤はしないで、ゆっくり

家で過ごして来週、がんばるもんね。

B子ちゃんの猫も、この間、なくなってしまった。

B子ちゃんの猫は15年生きたから、よくがんばった方だ。

B子ちゃんは、最近、全く家に呼んでくれない。

そんな気分ではないのだろう。

B子ちゃんの猫がなくなったとメールで知らせを受け取り

車で家に行ったら、B子ちゃんは、

死んでしまった猫ちゃんに何かを話しかけながら

頭をなでていた。B子ちゃんの猫は青い毛布にくるまって

横たわっていた。ぱっと見た感じは死んでいるようには

見えなかった。

「ほら、起きてきそうでしょ?」とB子ちゃんは言った。

そして、「でも、冷たいねん。」と言って泣き出した。

それから、2人でしばらく泣いてたんだ。

15年も一緒に過ごしたら、猫というよりも、

人間並みの、何かすごい偉大な存在になっているのだ。

B猫ちゃんの猫は、不治の病にかかってからも、

2年間も頑張って長生きしたのだ。あっぱれだった。

猫と一緒に生きるのは本当に楽しい。その分、

別れは辛いけど、それは仕方がない。

わたしは、もう少し、新しい猫を飼わずに、

ひとりで生きてみるつもりだ。なんだか生活が乱れて

いるので、落ち着いてからだ。

今夜の月は、とても綺麗だった。

そして、まだ美しいものを見つけて感動できる自分に

ちょっと安心したのだった。