頂門の一針 | 日本のお姉さん

頂門の一針

鳩山忌避を始めた米政権
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      渡部 亮次郎

鳩山政権に対する米政府の不信感が遂に具体的な言動となってあらわれて来た。

<安保50周年 共同声明 米が格下げ要請 「普天間」の影響避ける

【ワシントン=佐々木類】日米安保条約改定署名50周年で両国が発表した共同声明をめぐり、米政府が事前に、首脳同士ではなく外務・防衛両閣僚の連名に「格下げ」するよう日本側に打診していたことが分かった。

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で、県外への移設を模索する鳩山由紀夫首相が代替施設をキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)に建設するという現行案を破棄した場合、オバマ大統領の政権運営に影響が出ると判断したためだ。

鳩山政権に対する米政府の不信感が重要文書の作成に影響を与えた形だ。
>(1月26日7時56分配信 産経新聞)

昨年春以降、1月中の共同声明発表について米政府は日米両首脳の連名を想定していたが、鳩山政権発足後、普天間飛行場移設問題で、鳩山首相が解決の先送りを繰り返したことは、ホワイトハウスを刺激した。

そこでホワイトハウス関係者は昨年12月、国務省の対日関係者に「大統領を巻き込まないでほしい」、と共同声明を閣僚レベルで処理するよう要請。国務省を通じて日本側に伝えられた。日本外務省はこれをひた隠しに隠した。ハワイで急遽行なわれたクリントン・岡田会談の真意も隠した。

発表された共同声明には想定されていた日米首脳の連名は無く外務・防衛閣僚による共同声明に差し替えられたし、普天間問題の記載も見送ら
れた。
産経報道では、日米関係筋の一人は、米国が「格下げ」を要請したのは「普天間のゴタゴタをホワイトハウスに持ち込まないようにするためだろう」と話している。

ただ、北朝鮮が核・ミサイル開発を進め、中国が軍拡を加速させる中で日米安保体制は極めて重要であるとの認識は、いまのところ米側も変わっていない。
アジア・太平洋地域の平和と安定のために両国が強固な同盟関係を内外にアピールする必要があると判断している。そこで今回は両首脳がそれぞれ談話を発表し、普天間問題の解決を待たずに同盟深化の協議を進めることにしたのだ。

声明の作成は普天間移設問題がこじれたことから、日米両当局の担当者が具体的な協議に入れず、14日に国務省内で行われた策定作業は徹夜という慌ただしさだったという。

鳩山首相は6月下旬にカナダで開かれる主要国首脳会議(サミット)でオバマ大統領との会談を希望しているが、鳩山首相が現行案を白紙に戻せば「首脳会談どころではない」(日米関係筋)との懸念も出ている。
それよりも、その前に鳩山政権瓦解の心配がある。2010・1・26


無かった筈の小沢氏の「遺産」の実態
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           阿比留 瑠比

民主党の小沢一郎幹事長は23日、都内のホテルで東京地検特捜部の事情聴取を受けた後、記者会見するとともに説明文書を配布しました。その模様は、訪問者の皆さんもテレビや今朝の新聞でよくご存じでしょうからあまり繰り返しませんが、到底納得できるようなものではありませんでした。あれでいろんな疑問点について「理解しろ」と言われても無理
があります。
まあ、初めての事情聴取で、検察も小沢氏もいきなり手の内をすべてさらすとも思えませんし、いきなり決着がつくわけもありませんね。ただ、それにしても、よく分からない話でした。小沢氏は、陸山会に貸し付けた4億円の原資に関し、こう説明しました。
(1)昭和60年に湯島の自宅を売却して残った約2億円を積み立て、平成元年11月に銀行口座から引き出した(2)平成9年12月に家族名義の口座から引き出した3億円(3)平成14年に家族名義の口座から引き出した6000万円--を東京都港区元赤坂の事務所の金庫に保管していた。平成16年10月には金庫に4億数千万円残っており、4億円を陸山会に貸し付けた。

つまり、計5億6000万円を小沢氏個人とその家族の名義の口座から引き出し、1億円と少しは何かに使ったけれども、それでも「タンス預金」はまだ4億数千万円ありました、ということですね。

小沢氏はカネに細かく、実際、陸山会に貸し付けたカネについても、しっかりと平成15~17年の3年間で1000万円以上の利息を受け取っています。そういう人が、何で長期にわたって利子のつかない形でカネを寝かしていたのかという疑問も湧きますが、もう一つ、どうにも分からないことがあります。

それは、(1)の部分です。小沢氏は「湯島の自宅を売却して残った2億円を積み立て」と説明していますね。これについては、元秘書で衆院議員の石川知裕容疑者が土地購入の原資について「小沢先生が父親から相続した遺産」と供述していることと、一応、符合しています。

ただ、小沢氏自身は昭和58年1月の産経のインタビューに「遺産は無かった」と答え、昭和61年2月の自治相時代の閣僚の資産公開時には、閣僚のうち2番目に不動産資産が多いことが発覚し、読売新聞に対し「最近、湯島の家を売って買い換えたもので、両親が残してくれた土地の資産価値が出ただけだ」と語っています。

「湯島の家」は遺産のうちに入らないという感覚だったのか、どうなのかは分かりません。ともあれ、この資産公開時に示された小沢氏の資産は以下の通り(実勢価格とは異なるはず)です。

【土地】 宅地 自家用 東京都世田谷区  1億5790万円

            岩手県水沢市  3363万円

            原野 静岡県東伊豆町 1万円



【建物】住宅及び事務所 岩手県水沢市      339万円

             住宅 岩手県水沢市 321万円


 【預貯金、有価証券】 株式           466万円



 【貸付金、借入金】             なし


また、普通預金に関しては「あるにはあるが、公開しなくてもいいというので出さなかった」としています。このため、普通預金分がいくらあったかは分かりませんが、株式は多少あるにしても、外形上は現金は(少なくとも銀行口座には)あまり持っていなかったように見えます。

小沢氏は、「最近、湯島の家を売って買い換えた」と読売に語っていますね。で、ここで気になるのが、平成5年12月27日付の朝日新聞の記事なのです。これは、「小沢一郎氏 世田谷区の土地・建物 取引前に転売契約成立」「所有7カ月 売却益3000万円」という見出しのもので、リードにはこうあります。

《小沢一郎・新生党代表幹事が東京都世田谷区内の土地・建物を購入から7カ月後に売却し、3000万円の差額を得ていたことが、27日公表された衆院議員の資産公開や朝日新聞社の調べで分かった。

この土地はその後、小沢氏と親しい会社社長など三者の間で転売されて、短期間で1億円以上の差益を生んでいた。契約書類によれば小沢氏が売却する前に、すでにその先の売買契約までが成立しているなど、不可解
な点が浮かび上がっている》

この朝日の記事によると、小沢氏は現在の世田谷区深沢の家に落ち着く以前の昭和60年2月に、同じ世田谷区の下馬に2億9000万円で土地と住宅を購入し、一度も住まないまま同年9月に3億2000万円で横浜市の元会社販売業者に売却した、とあります。

あくまで他紙の記事ですし、もう二十数年前の話なのでいろいろと確かめようがない点もあるのですが、この記事によると、次のように事実関係が記述されているのがひっかかるのです。

《この下馬の取引の直後の85年(昭和60年)10月に、小沢氏は代議士だった父親から相続した文京区湯島2丁目の438平方メートルの土地を 14億円で売却した。そして同年11月19日に、現在の世田谷区深沢6丁目の土地1619平方メートルを9億1140円で購入。3億3033万45090円で住宅を新築した》

湯島の土地が14億円(!)で売れたということも、そんな不動産を受け継ぎながら堂々と「遺産はなかった」と答えたことも驚きですが、この記事によると小沢氏は、湯島の土地を売る前に2億9000万円もの土地取引をする(すぐに転売するつもりだったにしろ)金銭的な余裕があったという点にも関心を引かれました。それと、あの深沢の豪邸は土地・建物で12億4000万円もしたのかと。

で、14億と下馬の土地を転がした差益金3000万円の計14億3000万円から深沢の自宅代の12億4000万円を引くと、一応、小沢氏の説明の(1)の「湯島の自宅を売却して残った約2億円」とほぼ合うことは合うのです。

でもまあ、カネの出入りがこれだけのはずはないし、これはただ、表面上の数字がたまたま符合しただけでしょうね。それで「なるほど、疑問は氷解しました」となるかというと、逆にまた違った疑問が湧くばかりという感じを受けます。

しっかし、鳩山首相もそうですが、お金というものは、あるところにはあるんですねえ。民主党のトップスリーを見ていると、真面目に働くのがバカらしくなる、と言ったら言い過ぎでしょうが。とにかく、今後の捜査の行方と政界のあり方についてきちんと注視していきたいと思います。http://abirur.iza.ne.jp/blog/


阿比留瑠比記者の講演の要旨
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        井上 政典

小沢一郎氏について以下の文は、先日福岡で行なわれた、日本で一番良識のある産経新聞社の阿比留瑠比記者の講演を聴いての(要約)感想を書きました。

その1 土地購入問題

いろんな政治家を見てきましたが、この人は人間の屑です。わがままで、傲慢で権力志向の強い幼児性向を持った人です。

彼の出鱈目さは、後援者から集めたお金で土地を買うことで分かります。
説明では土地を購入して運用したほうが効率的だとか、安い給料の秘書のために寮を立てるために買ったとなっていますが、誰が政治家に土地を買わせるために政治献金をしますか。

それに秘書の安い給料の足しといいますが、土地を買うお金があれば秘書たちの給料を上げてあげれば済むことです。さらに深沢の小沢豪邸の近くに秘書の寮は既に有り、

そこから、毎日5時には秘書(秘書という名刺を持たせてもらっている召使のこと)や書生(秘書という名刺を持たせてもらっていない召使のこと)は、小沢邸にやってきて家の掃除や家族のものの含めた洗濯、犬の世話、素手での庭の草むしりなどをこなす。

1ヶ月5万円ほどの給料を貰い、いつかは政治家にと特別な勉強もせずにひたすらご主人様の機嫌を損なわないようにすごす。

小沢一郎自体が若いころこのような下積みを経て代議士になったのならまだ分かるが、代議士の息子に生まれ、何の社会経験もせずに父親の死によって27歳で代議士になった彼は、いっさいこのような仕事はしたことがなく、その精神構造は如何? まるで王侯貴族のような生活を彼も家族もしている。

街の声では、「これじゃ民主党も自民党も同じだ」という声をよく聞きますが、一緒ではありません。小沢氏は飛びっきり汚いのです。同じスピード違反でも、10 kmオーバーと180kmオーバーではその内容も危険度も違うということが分かるでしょう。

「金がなくて土地を売った政治家は何人も見てきたが、土地を買った政治家は小沢が初めてだ」と渡部恒三氏の弁。それほど、小沢氏は飛び抜けて汚いのです。

以前、どうして都内に誰も住んでいないようなマンションをいくつも持っているのかと聞くと、ある秘書はまじめな顔で、「先生は体が弱いからいつでも休憩できるように都内各所にマンションがあるのだ」と答えていました。誰がこんな言い訳を信じますか?

たくさんの不動産は陸山会のものだと確認書なんかを出して説明責任は終わったといっていましたが、それには法的拘束力はなく、万が一の時は遺族の財産になってしまいます。

しかし、政治資金規正法では小沢を有罪にすることは出来ません。なぜなら小沢氏がこの法律を作り、その抜け穴も熟知してそれに従って行動しているからです。これだからこの小沢氏は真っ黒くろすけなどですが、なかなか捕まらないのです。

今回の秘書の逮捕に踏み切ったきっかけは、先日の小沢の傲慢な天皇陛下の特例会見に関する記者会見を特捜の幹部が見て激怒し、その義憤から本腰が入ったという噂も流れている。

小沢一郎の選挙について

小沢一郎は選挙に強いといわれるが、それは事実ではなく、勝ったり負けたりしている。

ただ、その師田中角栄が行っていたドブ板選挙をしろと繰り返し云っているに過ぎない。ただ、組織を引き締めたりするのは上手である。

彼の選挙もドブ板選挙そのもので、地域の有力者を集めては下座から頭を下げてお願いしたり、面識もない有力者に直接本人が電話をかけたりする。その本人からの依頼に土地の有力者は、豪腕といわれる小沢氏からの直接の電話にいい気分になり、小沢びいきになりいそいそと働くが、それも選挙までで終わったら知らんぷり。

記者も若いころ国会を足早に歩いていると、後ろから誰かから急に肩を揉まれる事があった。驚いて後ろを振り向くと、そこには満面の笑顔をした小沢氏。あの小沢氏がと思ってびっくりして、ちょっといい気分になったので、次に選挙が終わって挨拶すると知らんぷりでした。

全てが、選挙のためなのです。今回の政権交代も選挙に勝つことが目的でした。だから沖縄の基地問題もあれほど、政権をとったら県外移設などと声高に言っていたのに、蓋を開けてみると、何の代替案も用意されていないことが判明し、鳩山氏はグダグダやってやっとだした結論が、「5月まで先送り」つまり「5月まで結論をださないことを決定した」のです。

小沢氏は、お金の疑惑は選挙前から分かって選挙した結果国民が政権交替を選択したといっているが、民主と自民の得票差はわずかでした。国民は、民主党に白紙委任したわけではないですよね。


外国人参政権問題

外国人参政権問題は、民潭(在日大韓民国民団)の組織力が若い人の帰化が増えているため、低下している。そのため何とか組織力を維持するために数年前の民潭の団長選挙時に日本の地方参政権を貰えばその組織
率低下を防ぐことになるのではということで始まり、そこに民主や公明党が乗って主張をし始めたものです。

私の見方は皆さんと違うかもしれないが、在日韓国人は毎年8000人ほど帰化しており、どんどんその組織力は小さくなっている。しかし、今後大きな問題になっていくと思われるのは在日中国人のほうで、これは毎年9000人ほど増えてきているからだ。

ウィグル人が日本にはいるが大きな活動はしていない。それは中国領事館などからの指示で留学生が監視しているからです。このようなネットワークが我々の知らないところで徐々に張り巡らされているのです。この人数が増えれば増えるほど、将来に禍根を残すようになるでしょう。
 

在日韓国人たちは日本で生まれ、日本で育ち日本語しかしゃべれない人が帰化し、どんどん日本人と同化していくけれども、中国人は日本人と交わらないで何世代経っても中国人のままである。

どんどん政治家にメールや手紙やFAXをだそう。今こそ行動を起こすときです。議員は選挙民の声が一番怖い。一人一人が行動すれば必ず政治家を動かすことが出来るのです。
メルマガ縄文塾通信」425号転載(許諾済み)

登録は
http://www.mag2.com/m/0000184916.html

急募!保守新党
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      平井 修一

陸(おか)に上がった河童だな。

自民党のことである。見る影なし。政権から落ちると、ほとんど注目されなくなった。冷めた目で眺めると、政権奪還への意欲や青写真が見えないのだ。野党第一党なのに全然アピールするものがない。存在感がほとんどない。茫然自失のままである。

ポスターでは「再起動、再出発!」なんて言っているが、エンジンが全然かかっていない。古い皮のままではダメで、政界再編、M&Aでしか自民党に残っている保守派のDNAは継承されないのではないか。

ガラガラポンを誰が主導するのか。「俺がやる」という豪腕、辣腕、口八丁手八丁の政治家がいない。オーラを発するようなリーダーがいない。

第一、情報発信がない。全員が様子見で、「誰が鴇(とき)の声をあげるだろう」と眺めているようである。日和見、風見鶏ばっかり。

しっかりした国家観・歴史観、外交・安保観をもった保守党は国家の背骨のようなもので、先進国はいずれも保守勢力を代表する政党をもっている。

米国で言えば中産階級を基盤にした共和党で、富裕層と貧困層を基盤にした「リベラル」という容共左派・社会民主主義の民主党と拮抗している。

米国では2大政党の緊張感の中で常に国益重視の国策が模索されている。
我が国では金銭疑惑にまみれたトップ2が国連・中共傾斜の日米同盟毀損、CO2の25%削減による企業圧迫という「国益無視」の政策を進めている。これにブレーキをかけるべき保守勢力が「力」になっていない。ばらばらだ。

冷えたピザ、伸びたラーメンのような自民党には魅力を感じない。と言って冷えた餃子、すえたキムチのような民主党もご免だ。いずれもジャンクフードのようで、小生のような「改革保守」信奉者はどこに一票を投ずるべきか迷ってしまう。

政治家のレベルは国民のレベルを超えるものではないとは言うけれど、自民もいや、民主もいやという無党派層は増えるばかりである。多くの国民が政治への期待をなくしているのではないか。

与党も野党も現状の多くの問題に対して無為無策のように見える。出口なし、未来なし、安定雇用もなし。これで子作りに励めと言われても若者は困惑するばかりだろう。

晩年をのんびり過ごしている小生でさえも「この国は大丈夫か」と心配するのだから、現役の方々は老後どころか来年の青写真さえ描けずに不安を募らせているのではないか。解雇と賃金カットに怯えている。

政治が改まらなければ日本丸のダッチロールは続く。政界再編で保守新党あるいは保守連合が誕生しない限り、小生の戸惑いも続くのだろう。
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話 の 福 袋
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 ◎一時金“持ち逃げ”全員特定 派遣村入所を厳格化 都が国に緊急
要望へ

今月18日に閉鎖した「公設派遣村」で110人を超える強制退所処分者が出た問題で、都が分析した入所者データを基に、国に対し来冬以降の開設にあたり、入所条件の厳格化などを緊急要望する方針を固めたことが25日、分かった。2月初旬にも要望を提出する。

都は、派遣切りなどで失業した本来の対象者と、一時金目的など悪質な入所者を選別したい考え。要望の中身は

(1)今回、入所申請時までだったハローワークでの求職登録を、入所申請の数カ月前までに求職登録を済ませ就労活動に従事している人に限定

(2)東京への一極流入を避けるため、都内での生活実態を精査した上で、周辺の県などでも公設派遣村の同時実施を行うよう要望する-など。

このほか、現在、区市町村が窓口となっている住宅手当についてハローワークで行えるよう一元化することなど、第2のセーフティーネットの改善を求める。

一方、都は一時金を“持ち逃げ”した111人についてほぼ全員を特定、うち携帯電話などで連絡がつく4割程度に直接、返金を求めるほか、残る人についても受給が決まった生活保護費などから天引きする方針という。
1月26日11時3分配信 産経新聞

 ◎倒れかかってピカソ破る…メトロポリタン美術館

【ニューヨーク支局】米ニューヨークのメトロポリタン美術館は24日、同美術館で展示していた20世紀を代表するスペインの画家パブロ・ピカソの作品「役者」に、来場者の女性が誤って倒れかかり、キャンバスが損傷したと発表した。

同美術館などによると、ピカソの初期の作品群を展示していた2階で22日、美術講座に参加していた女性がバランスを崩し、「役者」に倒れかかった。作品の右下部分が長さ約15センチにわたって破れたという。同美術館で修復作業を進めている。

「役者」は1904~05年の作品で、縦196センチ、横115センチ。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、1億ドル(約90億円)以上の価値がある。ピカソの画風で、青を基調とした「青の時代」から明るい色彩を用いた「バラ色の時代」への移行期にあたるという。 1月26日11時51分配信 読売新聞

 ◎ ハイチ大地震 国連部隊が威嚇発砲 配給で住民と衝突

【ポルトープランス庭田学】ハイチ大地震の被災者に25日、これまでで最大規模の食料配布が実施された。首都ポルトープランスの大統領宮殿前では約2万人が列を作ったが、食料を求めて先を争う人々と警備の国連駐留部隊が衝突し、負傷者が出る騒ぎとなった。

大統領宮殿近くの公園には数万人が避難生活を送っており、この日は米国から送られた大量の米などが配られた。被災者は当初、整然と列に並び、順番に米を受け取っていた。しかし、配布が進むに連れて興奮した一部の人々が列に割り込もうとし、警備にあたっていたウルグアイの国連部隊約100人と押し合いになった。

「落ち着け」と制止する国連部隊に対し、被災者からは「食料をくれ」との怒声が飛ぶ。混乱が拡大する中、国連部隊側は突然、銃を空に向けて威嚇発砲を始めた。さらに列を乱す人々を警棒で殴ったり、催涙スプレーをかけるなどした。

発砲音に驚いた群衆は一瞬静まったが、再びもみ合いに。国連部隊に警棒で殴られ、ひじから血を流した男性は「あいつら(国連部隊)がしたことを見たか。オレたちには食料が必要なんだ」と叫んだ。現場では米を被災者同士が奪い合う光景も見られた。

ハイチに駐留する国連部隊は中南米諸国を中心にした多国籍部隊。被災者からは「地震後、国連部隊は我々に何もしてくれない」といった不満の声が募っている。      1月26日11時53分配信 毎日新聞


 ◎「アバター」2D版、中国で上映中止に 強制立ち退き事情の連想恐れてか

【大紀元日本1月26日】米国SF映画「アバター」の通常版(2D版)の上映が、先週から中国各地の映画館で打ち切られ始めた。

1月4日から3D版及びアイマックス(IMAX)版を含めた上映は、5・5憶元(約72億円)の売上を出し、中国映画史上最高の初日記録を作ったが、今後3D映画及びIMAX版のみの上映となり、上映規模は大きく縮小された。背景に、映画の内容が中国の強制立ち退き現状を連想させる恐れがあるとの見方もある。

映画業界上層部の関係者の話を引用した中国国内報道では、国産新映画「孔子」の上映開始に伴い、政府当局が「アバター」通常版は1月22日から上映の打ち切りを命じたと報じている。

一方、中国国家広電総局は、指導部が「アバター」の上映中止を指示したことについて否定し、「アバター」通常版の上映打ち切りが「市場の規律に一致したからだ」と述べているという。

中国国内の一部の識者は、映画の中で、豊富な資源を狙って地球人が衛星パンドラに生息し、神や自然を敬い自然と調和しながら生きるナヴィ人を追い払うシーンは、現在中国各地で起きている強制立ち退き事情と非常に似ていると示した。

事実、ネット上の掲示板への書き込みや作家たちの評論などを見ると、多くの中国国民がこのような共感を持っているようだ。


 ◎浅田真央、緊急事態!タラソワコーチが来ない フィギュア

【全州(韓国)25日】フィギュアスケートの四大陸選手権(27日開幕)に出場する、バンクーバー五輪女子代表の浅田真央(19)=中京大=が“緊急事態”に陥った。師事するロシア人のタチアナ・タラソワコーチ(61)が体調を崩し、入院する可能性もあることが25日、わかった

同大会にはライバル金妍児(キム・ヨナ、19)=韓国、安藤美姫(22)=トヨタ自動車=らは負傷などを考慮して出場しないが、国際大会出場の間隔があいた真央には、五輪前最後の実戦となる。

関係者によると、タラソワ氏はさきの欧州選手権(エストニア)にコーチとして参加した後に体調を崩し、血圧が急上昇。24日に真央側へこの大会での合流が難しいと伝えてきた。

日本時間26日に病院で検査し、結果次第では入院して治療する。関係者は「五輪には間に合うため、無理をしないという判断」としたが、タラソワ氏は心臓に持病を抱えており、本番を控えて不安は募る。

真央は昨年10月のロシア杯(ロシア)以降、約3カ月もの間、同氏の直接指導を受けておらず、今大会でチェックを受けることもできなくなった。

この日当地入りし、大好きな焼き肉を食べた真央は「韓国料理を食べて、元気を出したい」と笑顔もみせたが、恩師の体調悪化の一報には胸を痛めているという。     1月26日7時51分配信 サンケイスポーツ

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反     響
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 1)国公労連(日本国家公務員労働組合連合会)の上部組織の全労連(全国労働組合総連合)は共産党と連携しています。

国際共産主義運動を象徴する国家公務員浸透作戦は「秘密党員制度」の徹底にあります。

文部科学省の職員の労働組合は国公労連に加盟しており、文部科学省に共産党「秘密党員」がいるとみられていますが、その結果が、ゆとり教育とかジェンダーフリー教育とかいう、わけがわからない文部省の指導内容になっているのだと思われます。

(中央省庁の職員の労働組合が、すべて国公労連に加盟しているわけではなく、農林水産省の職員とかは、別の、国公総連(日本国家公務員労働組合総連合会)に加盟しています。)

新田次郎氏の次男で数学者の藤原正彦氏の『祖国とは国語』講談社の「国語教育絶対論」は的を射ているように思います。

が、文部科学省はマルクス主義の影響が強いので、外からいくら正論を述べても、無駄になってしまうのでした。(まこと)

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身 辺 雑 記
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公園では白梅も水仙も満開、ユキヤナギも芽が緑を帯びて、春近しを告げているが、26日吹く風はことのほか冷たかった。とはいえ、抜けるような青空。幼い頃の冬、秋田には太陽が4月まで拝めなかった。天と地。

26日夕方は久々、赤坂村に出動、一献傾ける。しかし、赤坂も昔の料亭は全滅に近い。芸者の方々はいずこへ。

不況のあおりで、銀座のお嬢さんたちは「風俗」へ流れているとか。聞くほうも辛いね。

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韓流イケメンSPが真央を完全警護!

1月27日9時20分配信 デイリースポーツ

 「フィギュアスケート四大陸選手権」(27日開幕、韓国・全州)
 屈強なイケメン韓流男子が、真央を完全警護する。26日、公式練習が行われ、バンクーバー五輪女子代表の浅田真央(19)=中京大=が、ホテルの自室以外はSPの警護を受けながら移動した。韓国内の一部のインターネットサイト内で、浅田への妨害を想起させる書き込みがあり、主催者側が配慮。ソウルの大手警備会社「チャム・セキュリティー」のSPがチームを結成し、徹底警備で真央を守り抜く。
  ◇  ◇
 会場を出入りする浅田の至近距離で、強面(こわもて)の巨漢SPが先導した。大会のIDを提げた関係者さえも振り払い、一瞬のスキも与えない。厳重警備は宿舎でも同様で、浅田に対しては、部屋にいる時間帯を除けば24時間の完全警護態勢が敷かれた。
 浅田の関係者は「イケメンもいるんですよ。うちで頼んだのではなく、つけてくれた。助かります」と胸をなで下ろした。浅田も「おととしのグランプリファイナルのときにいた人もいた。心強いですね」と、一安心していた。
 最大のライバル、金ヨナの母国で開催される大会。浅田への妨害を思い起こさせる書き込みが、韓国内のインターネットサイトに存在した。
 関係者は「日本のファンが知らせてくれた。試合前に奇声を発するとか、サイン攻めに遭わせて困らせるとか、そんな内容」と打ち明けた。中身が幼稚であるとはいえ、万が一の事態に発展しかねない。バンクーバー五輪を間近に控え、もしものことがあっては…と、“怪情報”に呼応して韓国サイドがSPをつけた。
 身長約190センチの巨漢SPは「こういう仕事だから、名前は明かせない。真央のために、何人かでチームを組んでやっている。私は柔道の黒帯。ほかにテコンドーの上級者もいる」と説明した。その道の達人を集めたイケメンも含む武道エリート集団がエスコート役だ。浅田の関係者も「無事に五輪を迎えるために、不審者がいたら通告してほしい」と、各メディアへの協力を求めた。
 当の浅田は「韓国は食べ物がおいしい。きのうはプルコギを食べた。全州はビビンバ発祥の地と聞いている。ぜひ食べたい」とリラックス。大好きな韓国料理で英気を養い、本番への糧とする。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100127-00000009-dal-spo