追加分の1000億円は建設国債の発行で賄う。 | 日本のお姉さん

追加分の1000億円は建設国債の発行で賄う。

今年度税収は36.9兆円=国債発行、過去最大53兆円台-「極めて深刻」と財務相

 藤井裕久財務相は8日、国の2009年度税収が当初見積額に比べ約9.2兆円落ち込み、36.9兆円にとどまることを明らかにした。これに伴い、国債発行額は過去最大の53.5兆円に膨らむ見通し。税収の40兆円割れは1985年度(38.1兆円)以来、国債発行額が税収を上回るのは終戦直後の46年度以来63年ぶりという異常事態となる。
 藤井財務相は会見で「わが国の財政は極めて深刻な状況にある」と危機感を表明した。
 これにより、10年度税収も40兆円割れは確実な情勢。政府は同年度予算で国債発行額を44兆円以下に抑える方針を示している。藤井財務相は「公債を乱発することは国債市場の信頼を失うことになる。あらゆる努力をする」と述べたが、歳出の切り詰め、税外収入の確保など、厳しいやり繰りを迫られる。 

12月8日11時18分配信 時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091208-00000060-jij-pol


<2次補正>経済対策7.2兆円閣議決定

政府は8日朝の閣議で、09年度2次補正予算に盛り込む総額7.2兆円の経済対策を決定した。国民新党が対策の規模拡大を求め、政府・与党内の調整が難航していたが、政府が7日に提示した1000億円の上積み案を国民新党代表の亀井静香金融・郵政担当相が了承し、最終決着した。

 政府は当初、経済対策の規模について、1次補正の執行停止で財源を確保した2.7兆円以下に抑える方針だったが、国民新党は11兆円を要求。政府は7.1兆円まで上積みしたものの折り合いがつかず、7日にさらに1000億円を上積みする案を示した。8日は閣議の前に、党首級の基本政策閣僚委員会を開催。亀井氏は「総理が決めれば従う」として政府案を受け入れ、社民党も含め政府・与党で合意が得られた。

 追加分の1000億円は建設国債の発行で賄う。政府は財政規律への配慮から、経済対策の財源として国債の追加発行は行わない方針だったが、規模拡大に伴い方針転換を余儀なくされた。

 経済対策は「雇用」「環境」「景気」の3本柱で、事業規模は24.4兆円。環境に配慮した住宅のエコポイント制度を創設するほか、中小企業の資金繰り支援の拡充、国が休業手当を補てんする雇用調整助成金の要件緩和などを盛り込んだ。また、国民新党の要望により、電線の地中化工事などの公共事業に充てる地方自治体向けの交付金として5000億円を支出する。

 政府は来週にも09年度2次補正予算を策定し、年明けの通常国会に提出する。【平地修】

12月8日11時33分配信 毎日新聞

電線の地中化工事はいいなと
思う。