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戦没者遺骨、空港カートで運搬=手荷物と一緒、職員ら処分-厚労省
11月12日7時17分配信 時事通信
厚生労働省の職員が先月、戦没者の遺骨をサイパン島から成田空港に持ち帰った際、空港のカートで手荷物と一緒に運んでいたことが11日、分かった。同省は「不適切な対応だった」と遺族に向けて謝罪し、職員3人を厳重注意処分とした。
同省によると、処分は2日付。遺骨を運んだ援護企画課外事室の職員2人を文書による厳重注意とし、上司も監督責任を問い口頭注意とした。
職員2人は北マリアナ政府の要請を受け、サイパン島に保管されていた遺骨二十数柱を受け取り、10月23日に帰国した。
遺骨は紙製の箱に納められていたが、2人は空港に備え付けてあるトランクなどを載せるカートを使用。箱を縦や斜めに置き、手荷物と一緒に運んでいた。
本来は専用の台車に箱を並べ、白い布で覆うことになっていたが、いずれも用意しておらず、2人は軽装だったという。空港で目撃した人の指摘を受け、同省が調査していた。
同省は従来と異なる航空会社を利用したため、台車などを手配できなかったと説明。「遺骨の取り扱いについて注意を徹底したい」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091112-00000030-jij-soci
普天間移設、自民県連「県外」要求へ 「辺野古」から転換
11月12日9時40分配信 琉球新報
自民党県連の翁長政俊幹事長は11日、自民党本部で石破茂政調会長と会談し、普天間移設問題への対応について意見交換した。翁長幹事長は、米軍普天間飛行場の県内移設を容認してきた従来の県連の立場から、鳩山政権に県外・国外移設の実現を迫っていく方針転換の意向があることを伝えた。「政府方針の決定が長引くことで、普天間が固定化されることが最悪のシナリオ」として、13日の日米首脳会談で明確な政府方針が示されない場合には、県連として県外移設の要求に踏み込む見通しだ。
これに対し、自民党は米軍再編で日米合意した辺野古移設を推進する立場であり、石破氏は県連の意向として聞くにとどめたという。石破氏は、来週にも自民政調として普天間移設問題について県内視察を行う考えを県連に伝えた。
1996年の日米特別行動委員会(SACO)合意以来、県内での普天間代替施設建設を容認してきた自民党県連が方針を転換すれば、沖縄の基地問題にとって大きな転機となる。
翁長幹事長は琉球新報の取材に「新しい政権になって、われわれの苦渋の選択が何ら評価されていない。県連内の意見はまとまっていないが、県外移設でもいいという考え方もある。白紙から検討せざるを得ない状況だ」と述べ、政権交代に伴い普天間問題への対応をゼロベースで見直すことを示唆した。
党本部での会談で翁長幹事長は、自民候補が全敗した衆院選後の県内の政治環境や、普天間移設をめぐり県外・国外移設の世論が高まっている状況などを説明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091112-00000000-ryu-oki
「ハイエース」500台盗む、外国人ら43人逮捕
11月12日7時31分配信 読売新聞
トヨタのワゴン車「ハイエース」ばかりを盗んだとして、兵庫、大阪などの7府県警が、ブラジルやナイジェリアなどの外国人ら計43人を窃盗容疑などで逮捕していたことが、捜査関係者への取材でわかった。
昨年8月からの約1年間の被害は、全国5府県で約500台、計約5億7000万円にのぼる。7府県警はグループが海外に密輸していたとみて、仲介者の割り出しなど全容解明を進める。
共同捜査しているのは、ほかに愛知、滋賀、和歌山、岡山、山口の各県警。
捜査関係者によると、43人の半数以上が外国人で、ブラジル12人、ナイジェリア9人、ウガンダ2人など。
11日には、兵庫県尼崎市内で2月に2台を盗んだとして、同県警がナイジェリア国籍の自動車輸出業オカフォ・ジェラード・サニ容疑者(39)(同県姫路市)ら3人を逮捕した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091112-00000135-yom-soci
「人々の暮らし案じられます」即位20年で陛下会見
11月12日5時1分配信 読売新聞
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即位20年に際し記者会見される天皇、皇后両陛下=田中秀敏撮影
天皇陛下は、政府主催の即位20年記念式典が催される12日に先立ち、皇后さまとともに記者会見し、20年の歩みを振り返るとともに「人々の暮らしが深く案じられます」と、厳しい経済情勢が続く国民生活を気遣われた。
また、若い皇族方が少なく、将来、皇位の安定的継承が難しくなる可能性がある現状について「質問のとおりと思います」と、間接的な表現ながら、両陛下とも憂慮していることを初めて明かされた。
現憲法下、初めて「象徴天皇」として即位した陛下は、この20年について「長い天皇の歴史に思いを致し、国民の上を思い、象徴として望ましい天皇の在り方を求めつつ、今日まで過ごしてきました」と語り、「皆が支え合う社会が築かれていくことを願っています」「我が国の安寧を願い、国民の健康と幸せを祈ります」と述べられた。
皇位継承については、「制度にかかわることは国会の論議にゆだねるべき」と強調。その上で「皇室の在り方については、皇太子とそれを支える秋篠宮の考えが尊重されることが重要」と、次代に委ねたいとの考えを明かされた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091111-00001346-yom-soci
「恵まれた家庭に育ったので…」首相が報告漏れを反省
11月11日19時58分配信 産経新聞
鳩山由紀夫首相は11日夜、自身の巨額の資産報告漏れ問題について「恵まれた家庭に育ったものだから、自分自身の資産管理が極めてずさんだったことを申し訳なく思う。心を入れ替えてしっかりとやりたい」と反省の弁を語った。その上で、「しっかりと国民の皆さんの目線にあった政治を行っていきたい」とも強調した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
一方、この問題について自民党の大島理森幹事長は同日の記者会見で、「脱税の可能性が含まれていると言わざるを得ない。順法精神がなく、あまりにも粉飾だらけだ」と非難した。さらに「首相が知らなかったとは言い切れない。国民の前で説明されることを強く求めたい」と述べ、衆院予算委員会で首相の政治資金、資産問題などに関する集中審議を行うよう求めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091111-00000611-san-pol
事業仕分け、「経験」地方自治体からは疑問の声
11月12日10時21分配信 読売新聞
「事業仕分け」は、これまで自治体を中心に計60回実施され、無駄削減に効果を上げてきた。
だが、仕分けを経験した自治体関係者からは、大規模な国の事業に適用することに、懐疑的な声も上がっている。
2005年度から4年連続で事業仕分けを実施した滋賀県高島市。対象となった計282事業のうち、19事業が不要とされたが、廃止は3事業だけだった。削減額も初年度は20億円以上に及んだが、06年度は約1億円止まり。07年度は逆に仕分け前より事業費が上回る結果となった。
同市では、地域の実情を知らない仕分け人の決定に、職員だけでなく市民からも疑問の声が上がり、07年度からは仕分け人を市民に限定。今年は事業仕分けをいったん中断し、過去4年間の検証を行っている。
02年に実施した岩手県の担当者も「関東の暖かい地域から来た仕分け人が、積雪対策の事業を安易に無駄と仕分けたりして、違和感があった」と話す。
一方、06年から毎年実施している岡山市は、1事業につき他の自治体の4倍の約2時間かけて審議。同市担当者は「30分や1時間程度では結論はつけられない」と説明する。05年に実施した千葉県の担当者は「市町村と違い国は事業廃止の影響が大きい。政治家が判断したほうがいい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091112-00000321-yom-soci
廃止・見送り700億円超 事業仕分け 診療報酬「改善」判定
11月12日7時56分配信 産経新聞
政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)は11日、東京都新宿区の国立印刷局市ケ谷センター体育館で、平成22年度予算の概算要求の無駄を削る「事業仕分け」を始めた。国土交通省の「国土・景観形成事業推進調整費」(概算要求額200億円)を「廃止」と判定するなど、廃止と見送りによる削減額は700億円を超える。
焦点の厚生労働省が所管する診療報酬(概算要求額9兆3612億円)の配分については、開業医と勤務医の収入格差の平準化や収入の高い診療科の報酬引き下げなどが必要として、「改善」すべきだと判定した。
また、「農道整備事業」(農林水産省、同169億円)▽「里山エリア再生交付金・田園整備事業」(同、同90億円)▽「子どもの読書活動の推進事業・子どもゆめ基金」(文部科学省、同23億円)▽「健康増進対策費」(厚労省、同2億円)も廃止とした。
厚労省の診療報酬明細書(レセプト)のオンライン化のための機器整備補助費(同215億円)は22年度予算への計上見送りを要求。文科省の「国立女性教育会館」(同6億円)は「大きく予算を減らすべきだ」と判断された。
11日は「事業仕分け」ワーキンググループ(WG)が3班に分かれ、国交、農水、厚労、文科の計4省所管の23件を対象とした。WGは今後27日までに、約220件、計447事業の仕分け作業を終える予定。政府は、概算要求段階で過去最高の95兆円超に膨らんだ一般会計歳出の3兆円以上の予算削減を目指す
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091112-00000072-san-pol
社民と国民新、仕分け人に入れず不満=亀井氏、外国人メンバー問題視
11月11日15時19分配信 時事通信
政府の行政刷新会議の事業仕分け人が民主党議員と民間人に限定されていることについて、社民、国民新の両党内から11日、不満が噴出した。平野博文官房長官らは両党議員をメンバーに追加する方向で検討に入ったが、同日スタートしたばかりの無駄を削る仕分け作業は、出足からつまずいた格好だ。
社民党の福島瑞穂党首(消費者・少子化担当相)は11日午後の記者会見で「社民党議員を仕分け人に入れるよう官房長官に要請したい」と表明。国民新党の亀井静香代表(金融・郵政改革担当相)も記者会見で「3党連立と言いながら国民新党や社民党の議員が入っていない」と不満を示した。亀井氏はさらに、モルガン・スタンレー証券のロバート・フェルドマン経済調査部長が仕分け作業に当たっていることを問題視。「事業仕分けは権力の行使そのもの。外国人を入れるのはおかしい」と、メンバーを人選した仙谷由人行政刷新相らを批判した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091111-00000106-jij-pol
アメリカはいつまでも鳩山政権に甘くない↓
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_1201&rel=y&g=phl