みんなの税金が、どうでもいいところに流れて行ってたんだ。
会計検査院報告 不正や無駄、2364億円 過去最高に
会計検査院は11日、08年度決算検査報告を公表した。不正経理や無駄遣いなど717件、2364億5000万円の問題を指摘。前年の981件、1253億6011万円と比べて件数は264件減ったが、指摘額は過去最高だった前年の倍近くに増え、最高額を更新した。検査院の西村正紀院長は同日、検査報告を鳩山由紀夫首相に提出した。
検査院は前年から、国土交通省と農林水産省の補助金関連の支出に関し、全都道府県と政令指定都市の不正経理の検査に着手。今回は26府県と2政令市を調べ、計29億2744万円(国庫補助相当額14億7302万円、残りは県費など)の不正経理を指摘した。最多は千葉県の8億2766万円。事務用品などの発注を装って業者に代金をプールする「預け」は、私的流用の温床として検査院が最も問題視しているが、11県市で7億8471万円見つかり、うち6億5599万円は千葉県が占めた。
前年の12道府県と合わせ、2年間に検査した40道府県市すべてで不正経理が見つかり、総額は40億6457万円(国庫補助相当額20億2903万円)に膨らんだ。
今回は政令市以外に盛岡市など13市も検査し、計2億6916万円(同1億4192万円)の不正経理を指摘。このほか、警視庁と岩手、宮城、滋賀、山口、香川、宮崎の各県警、東北管区と中部管区の警察学校で支出された国費や国庫補助金関連支出の検査でも、計2901万円の不正経理が見つかった。
公益法人などに積み残され有効に使われていない「埋蔵金」も検査した。農水省所管の公益法人に設置した7基金約353億円や、独立行政法人「日本貿易振興機構」による民間企業への預託金約204億円などについて、国庫返納を含めた検討を求め、これら大型案件が総額を押し上げた。【苅田伸宏】
全国23の国道事務所が管理する国道の照明を会計検査院が調べたところ、電力消費量が少ない省電力型ランプに交換したのに同じ契約内容で電気料金を払っていたり、交換時期が来ても従来通りのランプを使っている事例が多発していたことが分かった。
検査院は国土交通省に、07~08年度で1億6977万円節約できたと指摘し、省電力型ランプの使用徹底などを求めた。国交省は検査を機に契約変更をほぼ終えたという。
検査院の発表によると、省電力ランプは従来の水銀ランプに比べて寿命も長い。国交省は省電力型への移行を推奨している。
各事務所は電力会社との間で、電力容量に応じた定額の契約を締結。しかし契約3万3248件のうち2594件で、点灯しなくなった水銀ランプを省電力型に交換したのに、契約を変更していなかった。2594件で07~08年度に1億2782万円支払っていたが、4247万円節約可能だった。
また、今年3月現在で使用している水銀ランプ8643灯のうち、寿命を過ぎたものが多数を占め、746灯は交換の際に同じ水銀ランプを使っていた。検査院は、07年度当初に省電力型に交換していれば、07~08年度で1億2730万円節約できたと試算した。【苅田伸宏】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091028dde041010011000c.html?inb=yt
会計検査院:埋蔵金返納要請 農水省、16基金449億円を国庫に返納
農林水産省所管の公益法人などに設置された7基金の国庫補助分約353億円が有効活用されていなかったとして、会計検査院が返納を求めていた問題で、同省は15日、指摘外も含めた計16基金、総額449億円を国庫に返納すると発表した。検査院に指摘された7基金のうち返納するのは4基金で、残る3基金も使途を精査している。指摘外の12基金も同省が自主的に調査し、返納を決めた。
返納するのは、水田農業構造改革交付金の産地確立対策基金(25億円)▽緊急食糧支援差額補てん資金(28億円)など。09年度末で事業終了となるにもかかわらず残額が多かったり、使われる見込みがないものなどが対象となった。【太田圭介】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091016ddm041010183000c.html?inb=yt
官僚たちって、頭がいいから、ほおっておくと
いくらでも、自分たちの集団に合法的に
税金が入ってくるようなしくみを作ってしまう。
民主党も、官僚の天下りを止めさせる気がないようなので
せめて、税金の無駄を省いてくれて、外国人に地方参選権
など与えず、よけいなことをしないでくれたらいいや。
普天間基地のことも、4年間検討して、何もしないつもり
なのかな。