めでたいニュ-ス
国産ジェット海外初受注、三菱100機超
三菱重工業が、2012年の初飛行を目指して開発中の国産初のジェット旅客機「三菱リージョナルジェット」(MRJ)について、海外の航空会社から初めて受注したことが2日わかった。
受注は米トランス・ステート航空からで、全日本空輸に続いて2社目。100機を超える大量受注で、国産ジェット機事業の成功に弾みがつくとみられる。
三菱重工の子会社「三菱航空機」が2日午後、発表する。
MRJは中距離用の小型ジェット機で、燃費の良さが特徴とされる。
採算に乗せるには300機以上の受注が必要とされているが、これまでは、08年に全日空から25機の受注を得たのにとどまっていた。
受注は米トランス・ステート航空からで、全日本空輸に続いて2社目。100機を超える大量受注で、国産ジェット機事業の成功に弾みがつくとみられる。
三菱重工の子会社「三菱航空機」が2日午後、発表する。
MRJは中距離用の小型ジェット機で、燃費の良さが特徴とされる。
採算に乗せるには300機以上の受注が必要とされているが、これまでは、08年に全日空から25機の受注を得たのにとどまっていた。
10月2日14時34分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091002-00000654-yom-bus_all
日の丸ジェット、米国の空へ 米航空会社が100機発注
三菱重工業の子会社、三菱航空機は2日、国産初となる小型旅客機「MRJ」を米国の地域航空会社から受注したと発表した。海外からの受注は初めてで、受注機数は100機。三菱航空機は、これまでに全日本空輸から25機受注しており、合計受注機数は125機となった。
MRJを発注したのは、米ミズーリ州セントルイスに本社を置く「トランス・ステーツ・ホールディングス(TSH)」。
同社は米国有数の地域航空会社を傘下に持ち、毎日350便を50都市間で運航している。TSHは低燃費や低騒音といったMRJの環境性能を評価したとしており、納入は平成26年以降に順次行う見通し。
同日会見した三菱航空機の江川豪雄社長は「燃費性能や環境性能に高い評価をもらった。今後、世界販売にさらに力を入れて、次世代の小型旅客機のスタンダードにしたい」と述べた。
MRJを発注したのは、米ミズーリ州セントルイスに本社を置く「トランス・ステーツ・ホールディングス(TSH)」。
同社は米国有数の地域航空会社を傘下に持ち、毎日350便を50都市間で運航している。TSHは低燃費や低騒音といったMRJの環境性能を評価したとしており、納入は平成26年以降に順次行う見通し。
同日会見した三菱航空機の江川豪雄社長は「燃費性能や環境性能に高い評価をもらった。今後、世界販売にさらに力を入れて、次世代の小型旅客機のスタンダードにしたい」と述べた。
10月2日19時3分配信 産経新聞
三菱航空、小型ジェット「MRJ」を米地域航空から100機受注
[東京 2日 ロイター] 三菱重工業<7011.T>子会社の三菱航空機(名古屋市)は2日、国産初の小型ジェット旅客機として開発中の「MRJ」について、米国の大手地域航空会社を傘下に持つトランス・ステーツ・ホールディングス(TSH)(ミズーリ州)から100機の受注があったと発表した。
2014年から5―6年かけて納入する。これまでMRJの受注は全日本空輸<9202.T>にとどまっていたため、海外からは初めての受注となる。
これによりMRJは、全日空の25機と合わせて、合計受注数は125機となった。2008年4月のMRJの事業化以来、これまで旅客機メーカーとしての実績がない三菱航空は苦戦を続けていたが、大手地域航空会社からの大規模受注によって今後の販売拡大につなげる考え。同日の記者会見で江川豪雄社長は「今後も確実に受注がもらえると確信を持っている」と述べた。
MRJは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトをきかっけに事業化が始まった。三菱航空はMRJの設計・販売のため08年4月に設立。三菱重工のほか、トヨタ自動車<7203.T>、三菱商事<8058.T>、住友商事<8053.T>、三井物産<8031.T>も出資している。
TSHは、地域航空会社のトランスステーツ航空とゴージェット航空の2社を傘下に持ち、毎日350便を50都市間で運航し、利用者数は年間500万人超。大手航空会社のユナイテッド航空とUSエアウェイズのローカル路線も受託運航している。
(ロイター日本語ニュース 村井 令二)
10月2日17時24分配信 ロイター
2014年から5―6年かけて納入する。これまでMRJの受注は全日本空輸<9202.T>にとどまっていたため、海外からは初めての受注となる。
これによりMRJは、全日空の25機と合わせて、合計受注数は125機となった。2008年4月のMRJの事業化以来、これまで旅客機メーカーとしての実績がない三菱航空は苦戦を続けていたが、大手地域航空会社からの大規模受注によって今後の販売拡大につなげる考え。同日の記者会見で江川豪雄社長は「今後も確実に受注がもらえると確信を持っている」と述べた。
MRJは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトをきかっけに事業化が始まった。三菱航空はMRJの設計・販売のため08年4月に設立。三菱重工のほか、トヨタ自動車<7203.T>、三菱商事<8058.T>、住友商事<8053.T>、三井物産<8031.T>も出資している。
TSHは、地域航空会社のトランスステーツ航空とゴージェット航空の2社を傘下に持ち、毎日350便を50都市間で運航し、利用者数は年間500万人超。大手航空会社のユナイテッド航空とUSエアウェイズのローカル路線も受託運航している。
(ロイター日本語ニュース 村井 令二)
10月2日17時24分配信 ロイター