党の人事に関しては基本的に小沢新幹事長に、その案をまとめていただくことをお願いした」 | 日本のお姉さん

党の人事に関しては基本的に小沢新幹事長に、その案をまとめていただくことをお願いした」

「小沢グループ」一気に3倍、民主内に警戒感も

 衆院選の圧勝で誕生した民主党の新人議員143人が、16日開会する特別国会で、永田町での政治活動をスタートさせる。

 新人議員の多くは、小沢代表代行の指南を受けたことから「小沢チルドレン」とも呼ばれるが、党内では小沢氏の権勢が強まることへの警戒感も高まっている。

 ◆つい

小沢代表」と…鳩山氏◆

 「新しく幹事長に、小沢代表にぜひなっていただきたいと(述べ)、(小沢氏から)『承りました』と(返事をもらった)」

 「党の人事に関しては基本的に小沢代表に……、失礼、新幹事長に、その案をまとめていただくことをお願いした」

 民主党の鳩山代表は14日夜、党本部で小沢氏と会談した後、記者団の「ぶら下がり」取材に応じたが、その際、小沢氏を「代表」と2度言い間違えた。「鳩山氏が、小沢氏の党内での圧倒的な存在感をいつも意識しているからだろう」との受け止め方も出た。

 実際、新政権での小沢氏の力は、衆院選前に比べ、格段に強くなると見られている。党の資金と選挙での公認権を握る幹事長というポストを得たことだけが理由ではない。小沢氏を支持する議員が党内で圧倒的に増えるためだ。

 小沢氏は先の衆院選で新人候補の発掘に積極的に動いた。選挙期間中も、私設秘書らが手取り足取り活動を支援した。新人の大量当選により、衆院選前は約50人とされていた小沢氏を支持するグループは、一気に150人前後に膨れあがると見られる。かつて、自民党で圧倒的な「数の力」を誇り、小沢氏も所属した田中派でさえ、最大時で約140人だった。

 もっとも、民主党内のグループは、1人で複数のグループを掛け持ちする例もあり、自民党の派閥に比べれば結束力も拘束力も弱い存在だ。とはいえ、他のグループからは「これからは小沢氏に真っ向から反論することはできなくなる」と警戒する声も出ている。

 ◆議員会館に「小沢フロア」出現◆

 衆院議員会館では、衆院選後、事務所の入れ替えが行われたが、小沢氏が入居する第一会館の6階には、石川2区で森元首相と接戦を演じた田中美絵子氏(比例代表で復活当選)をはじめ、民主党の女性新人議員8人が入居した。同じ階に元々事務所を置いていた小沢氏側近の山岡賢次国会対策委員長に加え、小沢氏の秘書だった樋高剛衆院議員も事務所を構えるため、さながら「小沢フロア」の様相を呈している。

 小沢氏に近い中堅議員は「新人は小沢氏の手元に置き、手塩にかけて育てていきたい」としており、「小沢フロア」はその象徴的現象とも映る。

 「党内力学」にも微妙な変化が見える。

 衆院選後、政権運営のあり方を巡る構想にあたり、鳩山氏が最も信頼を寄せていると見られている松本剛明・前政調会長と松井孝治参院議員は今、党内で「ダブル松」と呼ばれ、一目置かれる存在となっている。

 もともと、松本氏は野田佳彦幹事長代理のグループに所属し、松井氏は前原誠司副代表に近いとされ、小沢氏と距離があると見られていた。それが、「『ダブル松』が新政権で官房副長官などに就き、鳩山氏や小沢氏に弓を引く動きににらみを利かすのではないか」と、やっかみ混じりの観測も飛び出すほど、「鳩山―小沢ライン」に近づいたと言われるようになった。

 ◆各グループ、激しい新人争奪戦


 民主党は15日午後に都内のホテルで新人議員を集めた「ガイダンス」を開き、3時間近く、議員としての心構えなどを幹部が説く予定だ。その夜は各グループが新人を誘って一斉に会合を開く。あるグループの幹部は「新人全部が全部、小沢グループではない」と熾烈(しれつ)な新人争奪戦を予想する。

 もっとも、他グループの警戒の的となっている小沢氏当人は、そうした「党内力学」より、心は既に、来年の参院選に向いているようだ。先週末、党本部で中堅議員と約15分会談した際には「参院選では2人区に2人立てようかどうか迷っている。自民党は、そうやって強くなったんだ」と述べ、参院選対策の話ばかりをしたという。(政治部 東武雄、栗林喜高)

9月15日8時2分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090915-00000096-yom-pol

古い自民党のボスの元で手塩をかけて

育てあげられた小沢氏が、今度は民主党で

子分を育てあげて日本を支配する。

本当に官僚たちの天下りを止めて

無駄な政府関係の施設を閉鎖することが

できるのかな?日本人は官僚たちの

天下りの問題に頭がきていて

民主党ならなんとかできると思って民主党に

票をいれたんでしょ?