韓国の左翼的新聞は日本の政権交代を歓迎 | 日本のお姉さん

韓国の左翼的新聞は日本の政権交代を歓迎

独断と偏見はご容赦!
【最近の社説の、ここに注目】

(日付不明)「ハンギョレ新聞」(韓国紙)
『自民党政治を終焉させた選挙革命』の社説。


『まさに選挙革命と言えるだろう。』

『だが今回の総選挙は厳密に言えば、自民党が自滅した結果といえよう。』

『第2次世界大戦後、反共と自由主義という共通価値で保守政党が合同して生まれた自民党は、企業と官僚を基盤に日本を世界第2位の経済大国に引き上げた。』

『しかし、90年代にバブルがはじけて自民党と日本国民の間の亀裂が深まった。』

『日本が誇っていた終身雇用が崩れ、貧富の格差が拡大した。そして高齢化が加速化する半面、若者の相当数は非正規労働を強いられている状況だ。』

『根本的な改革が必要だったのに、自民党は支持基盤である企業と官僚の抵抗の前に無力だった。』

『既得権層に対抗しようとした小泉純一郎元首相もいた。しかし、小泉元首相の新自由主義的な改革はむしろ、貧富の格差を広げた。』

『その後、世界を襲った金融危機によって日本経済のぜい弱性が表れた。』

『これに対し自民党は公共事業の拡大で対応しただけだった。根本的な変化を求める日本の国民が自民党を捨てたことはあまりにも当然だった。』

『民主党はこれから、変化に対する渇望をくみ取る責任がある。』

『鳩山由紀夫民主党代表は「友愛」を自身の政治理念として示している。鳩山代表の友愛理念が日本をさらに安全にし、平等な社会をつくる基礎となること
を望みたい。』
『日本が東アジア共同体について語るのであれば、この地域の平和と安全の守護者の役割を果たすべきだ。これまで日本はこうした役割を果たせないでいた。』

『歴史認識と領土問題、そして軍備増加で東アジア地域の安全保障を不安にし、核問題の解決のための6カ国協議では協議と直接関係のない拉致問題を提起し、否定的な影響を及ぼした。』

『北朝鮮の核問題の解決なくして東アジア共同体も不可能だ。鳩山代表が北朝鮮との対話の可能性を示していることに注目したい。』

『米国と日本の政権交代によって韓国は対外政策の全面的な転換を求められている。金大中元大統領の死去を契機に動き出した北朝鮮との対話を全面的に拡大すべきだ。』

『そうでないと、変わりいく国際的環境に韓国だけが取り残される恐れも排除できないだろう。』


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「ハンギョレ」は、韓国では左系の新聞とされているとのこと。
たとえば、同じ韓国紙の「朝鮮日報」とは、正反対の論調のようだ。

日本でいうところの、朝日と産経のような関係だろうか。

そのためか、

(日本は:編者注)『歴史認識と領土問題、そして軍備増加で東アジア地域の安全保障を不安にし、核問題の解決のための6カ国協議では協議と直接関係のない拉致問題を提起し、否定的な影響を及ぼした』

『金大中元大統領の死去を契機に動き出した北朝鮮との対話を全面的に拡大すべきだ』

といったような一節もある。


ハンギョレ紙は、

『鳩山代表の友愛理念が日本をさらに安全にし、平等な社会をつくる基礎となることを望みたい』

『鳩山代表が北朝鮮との対話の可能性を示していることに注目したい』

と、政権交代を歓迎しているように見受けられる。
(桐鳳)


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