ねぇ鳩山さん、中国は「鳩料理」が非常に有名なのをご存知ですか?
オヤジの嫌味 ▽▼
☆ 頑張れ!民主党! hideおじさん
ーーーとうとう政権交代が現実となった────。
小選挙区制度では、このようなドラスティックな変化が当然起こると予想されていたのだから驚くことではないかもしれない────。
酔いしれているところに水をさすわけではないが、いろいろブレているところや、外交・安全保障について心配でならない。敢て苦言を呈することをお許し願いたい。
なんでもアメリカの言うことを聞く必要はないだろう。
米軍基地の問題にしても、見直すべきところは見直すという姿勢は大変良いと思う。しかし、言うなら言っただけのことを自分の手でしなければならないことも理解しておくべきではないだろうか。
外交は、あくまで冷徹な「Give & Take」の世界であるから、自分の都合ばかり主張しても認められるものではない。
インド洋の給油作業からの撤退も良かろう、ソマリアの海賊対策からの離脱も良かろう。ただそれに対する代替策を提示して、今現在汗水流している国々に納得してもらえたら、であることは心に留めておいてもらいたい。
なにもないまま、金だけ出して済まそうなどというのは愚の骨頂、まさかこれを「日本にしかできない国際貢献」などとは言わないだろうが、自衛隊でもよい、海上保安庁でも、民間でもよいが、何事にも危険が伴うこと、それを承知で協力していってもらいたい。
みんなと同じように汗を流してこそ国際協力と言えるものだろう。
だから、上手いことアメリカを利用するぐらいの気持で積極的にやってもらいたい。そうでなければ、日本の存在価値は薄れ、米中の親密度が高まって、気が付いたら「お前は邪魔!」となってしまうのだけは気をつけてもらいたいと
思う。
靖国問題でも、
鳩山代表は「靖国神社には参拝しない」と明言し、他の党員にも控えるように言っている。それもひとつの考えだから良いだろう。祀る気持のない人に来てもらっても靖国の御霊は喜ばないだろうから、無理してもらわなくともよい。
魂のこもっていない施設で追悼するのも構わないが、不当に靖国を貶めたり、静かに参拝したい人に迷惑が掛からないような心配りはお願いしたい。
さらに、02年6月に江沢民主席(当時)との会談で「日本は侵略戦争の歴史を真剣に反省すべきだ」と語っているが、国益を損なうことまでして反省する必要はないことも充分心に留めておいてほしい。
下手に反省などいったら、あれもこれもと財源が明確になっていないところにさらに金が必要なことを言われたら、国民はたまったもんじゃない。
それでなくとも、中国国内では日本との領土問題や自衛隊の活動への警戒感が根深いといわれているので、充分気をつけてもらいたい。
一方、北京晩報では「鳩が舞う」と平和路線(中国路線の間違いか?)への期待が高まっていると伝えている。ーーーこれは、中国政府の民主党政権に寄せる並々ならぬ期待の現れであろう。
「鳩が舞う」と聞いて顔がほころんでいる鳩山さんが目に浮かぶようだが、
ねぇ鳩山さん、中国は「鳩料理」が非常に有名なのをご存知ですか?
浮かれて舞い上がっていたら、
上手いこと料理されてしまっていたなんて、笑い話にもなりませんからね~~
= この稿おわり =
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