<安保理>首脳会合はNPTや核管理が議題 米国連大使 | 日本のお姉さん

<安保理>首脳会合はNPTや核管理が議題 米国連大使

<安保理>首脳会合はNPTや核管理が議題 米国連大使

 【ニューヨーク小倉孝保】米国のライス国連大使は2日、国連本部で記者会見し、オバマ大統領が議長を務める24日の国連安全保障理事会首脳会合について、核拡散防止条約(NPT)体制の強化や核物質の安全管理の問題が主なテーマになることを明らかにした。

 米国が今月の安保理議長国になったのに合わせ大使が会見した。米国はオバマ大統領が国連総会の一般討論演説(23日)のため国連を初訪問するのを機に、首脳級の安保理会合を開き核問題を集中協議することをすでに決めている。首脳会合のテーマに核問題を取り上げた理由について、ライス大使は「オバマ政権、そして大統領自身が、プラハでの(核のない世界を目指すとした)演説でもわかる通り、この問題に強い関心を持っている」と説明した。

 また、ライス大使は来年のNPT再検討会議に向け核不拡散・核軍縮の機運を盛り上げることが、米国だけでなく国連全加盟国にとって最重要であることを確認する機会にしたいとの考えを強調した。

 米大統領が自ら安保理議長を務めるのは史上初。どのような形で成果文書を発表するかなどについて米国は現在、安保理各国と調整を続けている。

 一方、ライス大使は、リビアの最高指導者カダフィ大佐も同時期に国連を訪問することについて、「(リビア人によって多数の米国人が犠牲になった)パンナム機爆破事件は、遺族らにとってはまだ記憶に新しいものであり、大佐の行動によって、遺族感情がより悪化したり改善したりすることになる」と述べ、大佐に適切な行動を求めた。

9月3日12時11分配信 毎日新聞

北朝鮮のことについていも、日本は非常に
危機感を持っていることを世界にアピールする
チャンスだが、鳩山氏は、何を言うやら。