米軍基地存在は沖縄の安全保障 (佐藤ライザ) 地方自立を進めると沖縄はChina の餌食となる | 日本のお姉さん

米軍基地存在は沖縄の安全保障 (佐藤ライザ) 地方自立を進めると沖縄はChina の餌食となる

日本の進路、統合版187★2009/08/13-08/16
日本の進路★0655★090815★米軍基地存在は沖縄の安全保障
「日本の進路」  日本戦略の研究会   No.0655   2009/08/15

★ 表題: 沖縄人の心情と経済が矛盾、地域主権・地方自立・道州制を進めると沖縄はChina の餌食となる、米軍基地存在は沖縄の安全保障
    佐藤ライザ 
qx1x@104.net


大東亜戦争(沖縄戦当時は日米激戦)の影響は、沖縄人にとって絶対に忘れる事が出来ない大悲劇であります。戦争終結後は、米軍基地が、沖縄人の心情を踏みにじるように、現在まで存続しています。従って、沖縄人が、米国米軍を心底から憎む気持ちは、本当に良く分かります。

しかしながら、現在の沖縄経済は、米軍基地を完全に除外(排除・放逐)すれば、極めて低い水準に転落する(日本の生活水準では、あり得ない)事態に至ります。沖縄人にとって、基地従業員は、地方公務員に次ぐ人気の就職先となっているのです。


沖縄経済は、観光・公共事業・米軍基地の三本柱で成り立っています。公共事業は、日本国家の財政支出であり、米軍基地の維持費の相当大きな部分は、いわゆる「思いやり」で、米軍の経費を日本国家が肩代わりしています。米軍基地がなくなれば、「思いやり」は消滅し失業が激増します。

地域主権・地方自立・道州制(地方分権)が、現在話題となっています。沖縄は一応「九州」の範疇としても、「沖縄は別」という意見も有力です。沖縄は北海道と共に、自分だけで「道州」の可能性もあります。しかし、沖縄には、確実な税収をもたらす高度な産業が少なく、自活する能力に欠けています。


沖縄王国は、China の「明朝」「清朝」の時代に、China の皇帝に朝貢し、冊封を受けて、平穏裡に生き延びて来た「甘い想い」が残っております。しかしながら、現在の共産党China は、極めて「峻烈」ですよ。チベット・新彊ウイグル・西域・旧満州等における漢民族以外の扱いを見れば明白です。

Chinese の思考の根底には、「沖縄はChina のもの」があります。尖閣諸島は、China と一体的な「大陸棚」だからChina の続き、沖縄に侵攻して、支配下に組み敷いても差し支えない(自然・当然)と考えています。

沖縄に米軍の基地が存在していれば、China の沖縄侵攻は、発生する事があり得ません(米軍基地存在は沖縄の安全保障)。


沖縄人の心情が高まって、沖縄が反米で米軍を排除し且つ、地域主権と言う日本(中央政府)離れを起こせば、日本の石油シーレーンに深刻な悪影響があり、北京共産党政権を喜ばせ、沖縄(人)の悲劇(China の餌食)が現実のものとなります。

China の戦略は、沖縄の軍事制圧ではなく、China から多数の観光客を送り込んで、目先の沖縄経済を支えるジェスチャーを見せつつ、Chinese を大量に移住させて、事実上乗っ取る(制圧する)策謀を断行します。チベット・新彊ウイグル・西域・旧満州等と同様であります。

(日本の進路、No.0655、沖縄人の心情と経済が矛盾、地域主権・地方自立・道州制を進めると沖縄はChina の餌食となる、米軍基地存在は沖縄の安全保障、完)

日本の進路★0656★090816★靖国を追悼施設へ取り替えるな
「日本の進路」  日本戦略の研究会   No.0656   2009/08/16

★ 表題: 「靖国神社」を無宗教の「追悼施設」へ取り替える行動は、日本と日本人の精神を弱体化し、国家滅亡を促進する
  キャサリン・クー 
cc3ln@yahoo.co.jp


民主党は2009年3月13日、次期衆院選で政権を獲得した場合、「靖国神社」に代わる「追悼施設」を、国立で建設する方針を発表しました。

民主党の岡田克也幹事長は、「国家・国民のために、命を落とした方々を祀る場が不可欠」と述べています。しかし、かかる無宗教の「追悼施設」には、具体的に誰(如何なる死者)を追悼する施設なのか、死者の時代は何処まで遡るのか(明治以降?・大東亜戦争以降?・古代も?)、反日売国奴(大東亜戦争中の共産主義者等)も入るのか、明確ではありません。


靖国神社には、追悼されるべき死者(特に軍人・軍属)が、『靖国で再会しよう』と、靖国に祀られる事を切望したものであります。しかし、今回建設が想定されている「追悼施設」に祀られる事を、念頭に置いた死者(及び遺族)は、皆無と申せます。つまり、魂(たましい)の込もっていない(精神内容が空っぽの)施設になると言わざるを得ません。


「靖国」が神社となっている事、東京裁判でのA級戦犯が合祀されている事を主因として、China ・朝鮮半島・国内の一部分子(宗教上の理由・反日売国奴の屁理屈)に怯え(おびえ)て、「靖国神社」への参拝を拒んでいる「ひ弱で毅然と出来ない」指導者連中が、日本には多数存在します。

しかし、私共外国人から見て、かかる指導者連中の行動(不作為=靖国参拝拒否)は、日本国家を弱め、解体・滅亡へ誘導する発端となります。更に、「国家・国民のために、行動して命を落とした人」の切実な思い(想い・願望)を、魂の込もっていない施設(民主党の追悼施設)に放り込むようでは、「国家
・国民のために、命を賭して戦う」人は、いなくなって行きます。


死者の霊を祀る(追悼・慰霊する)行為は、世界中の極めて多くの地域で、何らかの「宗教」と結び付いております。葬儀自体を「お別れ会」として、参列者に配慮し宗教色を薄めているケースがあります。しかしながら、先祖の慰霊を、完全な「無宗教」で断行している遺族・家族は、殆どあり得ません。

また、A級戦犯の当事者は「日本国家のためと念じて」行動したのです。戦争は「勝てば官軍」であり、どちら(どの国家)が、「悪人」だとは言い切れません。

「靖国神社」を精神的な支えを欠いた無宗教の「追悼施設」へ取り替える如き行動は、日本と日本人の精神を弱体化し、国家滅亡を促進します。

(日本の進路、No.0656、「靖国神社」を無宗教の「追悼施設」へ取り替える
行動は、日本と日本人の精神を弱体化し、国家滅亡を促進する、完)

(日本の進路、統合版187★2009/08/13-08/16本文完)


『読者の広場』─敬称略

★ 金城 元  件名: 沖縄人の心底は反米親中

沖縄人の心の底には、対米陸戦の悲劇が染みこんでいます。一方対China には、朝貢冊封時代の甘い夢が残っています。

沖縄人は、米国贔屓(ひいき)と思われている自民党よりも、親中ムードの民主党、或は反自民の方に人気がありますよ。次の衆院選でも、自公候補が敗北すると思います。

 (注) 09年8月30日の衆院選は、1-4区共に自民党(公明党支援)候補が敗北。


★ 呉 文五  件名: 沖縄人には、基地の意義が理解出来ていない

外部から客観的に見れば、沖縄に米軍基地があるからこそ、共産China の手出しが出来ず、沖縄の安全保障が保持出来ています。つまり沖縄は、米軍の軍事力によって、「戦わずして勝っている」のです。

もし、米軍が完全に撤収して、ハワイ・グアムの線に後退すれば、日本の自衛隊が手を出さない(手を出せない)事を察知して、尖閣諸島を手始めにして、沖縄の離島に徐々に、当初は平和的(観光・貿易)手段で、後刻には、高圧的に進出して来ます。

前項の事態は、チベット・新彊ウィグル自治区の例を見れば、明白と言わざるを得ません。


★ 村井亜紀  件名: 民主党長期政権なら、China は沖縄奪取を狙う

日本の次期衆院選は、民主党の勝利が予測されています。

China の北京共産党政権は、民主党政権が長期に及び、米軍が沖縄から撤退して行くようであれば、必ずや、沖縄奪取を狙って来ます。

北京共産党政権の狙いは、沖縄及び台湾をChina の完全な支配下に治め、日本の石油シーレーンに圧力をかけて、日本自体をジリジリと締め上げて行き、最後は組み敷く事(アジア覇権の確立)であります。

日本人は、早急にエネルギー対応策を構築しないと、大変な事(経済と生活の大暴落)となります。


★ 土田剛士  件名: 沖縄から米軍基地を除去すれば、沖縄経済は事実上崩壊する


米軍が沖縄からハワイ・グアムの線へと撤退し、地域主権(地方分権)が進めば、いわゆる「思いやり予算」も消滅し、沖縄経済は事実上崩壊します。

8月30日の選挙で誕生すると予測されている「民主党政権」が、乏しい財政状況にも拘わらず、多大の支援金を贈与しなければならなくなります。

沖縄経済は、米軍基地の存在で成り立っている事を、再度考え直す事が、非常に重要であります。


★ 坂本雅一  件名: 追悼されるべき死者が好まない施設は無意味

無宗教の追悼施設を新たに建造しても、追悼慰霊されるべき死者が予想もしていないので、「魂」が凝縮されておりません。かかる追悼施設は、無意味と言わざるを得ません。
岡田克也氏らが、自分の費用で自己所有の土地にでも、身勝手に建造して、自分達が追悼慰霊するのであれば、「カラスの勝手」であります。


★ 北 京五  件名: 靖国神社には、死者の霊魂が凝縮されている

靖国神社は、一応神社という名となっていますが、普通の神道の神社とは、意味が異なっています。日本の国家国民のためを思って、死を恐れなかった人の霊魂がこもって(凝縮されて)おります。

従って、魂(たましい)の入っていない追悼施設などは、完全に無意味と言わざるを得ません。従って、形式的な施設を新たに建設しても、完全な費用のムダ遣いと申せます。


★ 矢野隼人  件名: 天皇陛下にも靖国神社に、ご参拝頂きたい

今上天皇陛下が、靖国神社へのご参拝を避けておられるのは、外務省筋の「反日売国奴」連中の示唆(対外摩擦の回避)があるものと推測しております。

A級戦犯は、日本国家と天皇陛下のためを思って行動したものの、日本の敗戦に遭遇し、占領軍による不当な「事後法」によって、有罪や処刑されたものであります。従って、A級戦犯だけを取り出して、スケープゴートにするのは、完全に間違っています。

日本国家が存亡の危機に遭遇した場合、天皇陛下が靖国神社で追悼慰霊なさっておられるかは、非常な差異を生じます。目先の対外的配慮よりも、真の危機対策を重視すべきであります。


★ 千種 薫  件名: 靖国神社は日本存亡の危機に役立つもの、外国人や反日売国奴連中が喜ぶ追悼施設は日本の滅亡を招く

外国人や反日売国奴連中を喜ばせるための「追悼施設」を作ってはなりません。かかる空虚な(霊魂無しの)施設を念頭に置いて、死んでいった軍人等は、一人もおりません。
靖国神社は、死者の霊魂が凝縮されており、他で代替出来るものではありません。靖国神社を無視する行為は、今後日本の国家国民のために、死を恐れずに戦う人を消滅させる行動と言わざるを得ません。

「読者の広場完」

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