公明党と決別し、純粋政党への脱皮を (博士のひとりごと) | 日本のお姉さん

公明党と決別し、純粋政党への脱皮を (博士のひとりごと)

公明党と決別し、純粋政党への脱皮を (博士のひとりごと)

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民主政権誕生へ=300議席超える勢い-自民、歴史的惨敗・衆院選開票
 政権選択を最大の焦点とする第45回衆院選は30日午後8時で投票が締め切られ、開票が始まった。民主党は小選挙区、比例代表ともに自民党などを圧倒、300を超える議席を獲得する勢いで、民主党中心の政権誕生が確実となった。これに対し、自民党は各地で苦戦、議席の激減は避けられず、公明党と合わせても過半数(241議席)割れするのは必至だ。政権交代は、非自民の8党派による細川内閣が発足した1993年の衆院選以来。第1党が政権を奪う形での交代は、社会党を中心とした47年の片山内閣以来、62年ぶりとなる。自民、公明両党の連立政権にも10年で終止符が打たれ、政界は新たな時代に入る。時事通信
Web )8月30日付記事より参照のため抜粋引用/写真は当確速報を伝える時事通信カバーページ (23:13現在)より参照のため引用
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メディア誘導の「政権交代」選挙

 自由民主党が総選挙で大敗。300を超える議席獲得の見通しが報じられる民主党政権の誕生が確実となった。あくまでも筆者の独断だが、自民党敗北の主な要因は概して2つある。1つは、以前から多くの小稿で指摘して来た「自公連立」。もう1つは「メディア」誘導の選挙にある。特に、後者の印象操作は凄(すさ)まじかった。これまでの小稿に、数多の報道事例をつぶさに記録し、メディアを取材し、検証を重ねて来た通り、閣僚や自民党議員に対する言葉狩り、人間狩りの大報道の中には、本来、公器であるべき社会的立場を逸脱したかの狂気すら見受けられる事例もあった。その矛先が自民党議員に集中し、連立を組んでいるはずの公明党には異様なまでに手緩(てぬる)い傾向も目立ち、「民主党政権」実現後の、公明党の、民主党との連携を予測させるに十分なものであった。

 そうしたメディア報道の波に乗り、盛んに利用するかの、民主党のキャンペーンが、今般の総選挙の結果を生み出した、と指摘できよう。小ブログでも、民主党の本政策とも謂うべき闇法案(小ブログではそう呼ぶ)の数々について、望ましくは、メディアが少しでも公正に報じ、総選挙の争点の1つとすべきことを指摘して来た。だが、ほとんどのメディアがその闇政策への言及を避け、あるいは棚上げし、ひたすら民主党の、財源と根拠が薄弱でありながらも、耳触りの良い言資で飾られたムードを煽(あお)る選挙戦術の「広報」役に終始して来たかに映ってならない。

20090830003
時事通信
Web ) 8月30日付記事
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公明党と決別し、純粋な政策政党への脱皮を

 そうした状況下にあって、麻生総裁は、総裁の立場を先代から引き継ぐ。その立場から、連立は自らの責に非ずとも、実直なまでに、公明党との連立にも気遣うかのように信義を通して来たが、この公明党との関係が動けば締まる足かせのように、不本意にも、弱い足場をさらに弱める結果を生むことになった。その状況下にあっても、北朝鮮による大量破壊兵器の脅威に毅然とした外交スタンスを示すなど、内外に、保守政党総裁としての規範と存在感を示したことは、今後の挽回につながる業績と謂えよう。

 常に、政権に寄生することを党是とする公明党とはここで決別となる。もう二度とカルト政党とは組まない。組むとすれば、その相手は、本来は大多数である国思う国民であり、政策を共有し得る保守グループである。その決意のもとに純粋な政党を目指す。強力な広報官を置き、メディアの嘘八百を片っ端から指弾する。政策の正確な周知に努める。そうなれば、支持奪回は間違いない。そのリスタートの体勢をどれだけ早く形成できるか、否か。迅速なリカバリーに重点を置くべきではないか。
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【筆者記】

 こういう時もある。これからも、紆余曲折もあり、逆境もあるだろう。だが、逆境を機にむしろ強くなり、苦渋を宝に変えよう。一新の絶好の機会だ。公明党と別れ、リベラルの影が消えて行けば、自民党は自力の上でも最強の政党だ。麻生総裁の辞任は大変に残念だが、日本の政治家のあるべき姿を示していただき、心よりお礼を申し上げたい。来年、衆参同日選挙にこぎつけて、本日の百倍返しを。筆者にも秘策がある。以上、記事を参照し、短編ながら小考を報告する。
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 日本は毅然とあれ!