今後、求められても月100時間以上の残業をさせるな。中国実習生の親は、労災申請をしてきます。 | 日本のお姉さん

今後、求められても月100時間以上の残業をさせるな。中国実習生の親は、労災申請をしてきます。

中国実習生は過労死、と労災申請

茨城県潮来市のメッキ加工会社で中国人技能実習生として働いたショウ暁東さん=当時(31)=が昨年、急性心不全で死亡したのは長時間労働が原因として、遺族側が7日、鹿嶋労働基準監督署に労災申請した。外国人研修生問題弁護士連絡会によると、外国人研修生をめぐる過労死の労災申請は初めて。ショウさんは制度上、就労は認められていないのに月約100時間の残業を含む労働を強いられた。
http://news.mag2.com/main/14615/detail


過労死:中国人遺族が労災申請 実習中に死亡
 国の外国人研修・技能実習制度で来日した中国人男性(当時31歳)が昨年6月、茨城県潮来市の会社で実習中に死亡したのは過重労働による過労死だとして、遺族側が7日、鹿嶋労働基準監督署に労災申請した。弁護団によると、研修・実習生の過労死の労災申請は初めてだという。

 亡くなったのは、中国江蘇省出身の蒋暁東さん。弁護士によると、05年12月に来日し、潮来市の金属塗装・メッキ会社で実習生として働いていた昨年6月6日、寮で就寝中に突然うめき声を上げ、死亡が確認された。死因は虚血性心疾患などの可能性が高いとされた。

 遺族側は、蒋さんが本来は残業が認められない研修生だった1年目から月100時間程度の残業をしていたと指摘。実習生となった2年目以降は残業が1.5倍に増え、休日は月2回程度だったと主張している。遺品の07年11月のタイムカードの写しによると、1カ月の残業が180時間で、休日は4日だった。

 過労死の認定基準は原則として、亡くなる直前に月100時間以上の残業か、2カ月連続で平均80時間以上の残業。直前の記録はないが、100時間を超える残業が恒常的に行われていたと主張している。遺族側は損害賠償訴訟も起こす予定。

 実習先の会社は「詳細は答えられない。作業は機械化が進み、過酷な労働はありえない」とコメントした。【河津啓介、東海林智】
http://mainichi.jp/life/job/news/20090808k0000m040091000c.html