日本を守る、国民を守るのは、政府の重要な目的
集団的自衛権、解釈変更を=武器輸出三原則は緩和-政府懇談会
政府の「安全保障と防衛力に関する懇談会」(座長・勝俣恒久東京電力会長)は4日午前、首相官邸で会合を開き、年末に予定する防衛計画大綱の改定に向けた報告書をまとめ、麻生太郎首相に提出した。報告書は「米国に向かう弾道ミサイルの迎撃」などを可能にするため、集団的自衛権に関する従来の政府解釈を見直すよう提言。海外への武器輸出を禁じた武器輸出三原則の緩和も打ち出した。
報告書の提出を受け、首相は「日本を守る、国民を守るのは、政府の重要な目的だ。日本の安全保障に引き続き、責任を果たさないといけない」と述べた。
8月4日9時51分配信 時事通信