日米安保の終焉 | 日本のお姉さん

日米安保の終焉

タイフーン さんより。↓
日米安保の終焉

中国の外貨保有高、米国債保有高は日本を抜き世界一です。GDPも来年あたり日本を抜いて世界第二位にのし上がるでしょう。片や日本のGDP、人口は中長期的に低落傾向を辿ることは疑いようがありません


。つまり経済的に凋落するアメリカにとって中国は日本以上に重要だということになります。第一次世界大戦で疲弊して対米債務国に転落した大英帝国が日米衝突に巻き込まれるのを恐れて日英同盟を破棄した時と同じ状況になっています。


ロシア、中国を仮想的国とした日米安保は冷戦終了によるソ連崩壊、中国の経済的台頭で実質的に死文化していると言っても過言ではありません。米国が日米安保を解消して極東から撤退したがっているのは疑いの余地はありません。


日米安保が存続しても、日中衝突に巻き込まれないように在日米軍は撤退するでしょう。


日米同盟という虚像にしがみつくために日本の金融資産1500兆円を米国に差し出すのは言語道断です。


米国に代わり得る覇権国がない以上、日本は日米安保廃棄後に中国、北朝鮮、ロシアをただ一国で相手にしなければならないという最悪の状況を覚悟しなければなりません。


以上の事態が予測できる以上限られた予算で効率的な防衛体制を再構築しなければなりません。もはや超高額な米国製兵器に湯水のように血税を注ぎ込んでいる余裕はありません。兵器の購入先を日本の実情にあわせて多国化、国産兵器コストダウンのための武器輸出三原則の見直しをするべきです。


また自衛隊組織のままでは情報漏洩、抗命、脱走、敵前逃亡や果ては反乱に対して厳刑に処することなど不可能です。

ですから自衛隊のままで人民解放軍と交戦できるはずがありません。

自衛隊の国防軍化は必須です。


しかし憲法改正は非常に困難な状態です。いま日本は元寇以来ともいうべき厳しい国難に直面しています。