40代の人は夢と元気があるのかなと思いました。 | 日本のお姉さん

40代の人は夢と元気があるのかなと思いました。

制作が進む「鉄人28号」の頭部と手。まもなく神戸市長田区に運ばれ、高さ18メートルの原寸大モニュメントが完成する =29日、大阪府岸和田市の北海製作所 (飯田英男撮影)(写真:産経新聞)
http://dailynews.yahoo.co.jp/photograph/pickup/

帰還せよ!鉄人28号 原寸大モニュメント制作中 

「ビルのまちに ガオー」。神戸市出身の漫画家横山光輝さん(1934~2004年)の代表作「鉄人28号」の原寸大モニュメントの制作が大阪府岸和田市の工場で進んでいる。建設予定地のJR新長田駅南地区の若松公園(神戸市長田区)に7月下旬、運ばれて組み立てられる。9月下旬には完成し、巨大な正義の味方がまちを見下ろす。(河尻 悟)


 モニュメントはアニメ版と同じ高さ18メートル。地元の商店主らが「阪神・淡路大震災で大きな被害を受けて再開発が進むまちの起爆剤に」と企画し、06年に計画を発表した。総工費は1億3500万円。神戸市が07年度予算で4500万円を補助し、残りは企業や個人から協賛金を募っている。

 鋼鉄製の鉄人は、大阪府岸和田市の金属加工会社「北海製作所」が昨年11月から制作。今月23日には高さ2メートルを超す頭部の形がほぼできあがり、試験的に胴体と接合された。巨大な鉄人の出現に、携わった職人の顔も思わずほころんだ。林孝彦社長(44)は「忠実に再現するのが難しいが、二度とない仕事なのでやりがいがある」と力が入る。

 搬出は7月20日から始まり、同27日に起工式がある。10月4日に完成式典が開かれる予定。

 協賛金の問い合わせは、特定非営利活動法人(NPO法人)「KOBE鉄人プロジェクト」事務局TEL078・646・3028(土日祝休み、午前10時半~午後5時半)


 鉄人28号 1956年、横山さん22歳のときの作品でロボット漫画のはしり。子どもたちの間で大ヒットし、テレビアニメの第1作は63~66年に放映された。関連作品が相次いで制作され、2005年には実写版の映画が公開された。



◇       ◇


 モニュメントの制作風景の動画はこちらへ

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002054628.shtml


実物大ガンダム製作の舞台裏 乃村工藝社

2009/06/20 14:13更新

東京・お台場の潮風公園にアニメの設定と等身大の18メートルの巨大「機動戦士ガンダム」が登場した。アニメ放映から30周年を記念し製作されたもので、緑あふれる都市再生と魅力あふれるまちづくりを目指す「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト」の一環として、7月11日から8月31日まで公開される。製作を手掛けているのが、乃村工藝社だ。立ち姿では初となる等身大ガンダムは、「ガンプラ」みたいに簡単には組み立てられない。展示物のエキスパートたちの奮闘を追った。


記事本文の続き ■一歩踏み出す立ち姿

 「30周年目の再スタート『For the next step』をテーマに、左足を一歩踏み出している姿をデザインした」

 デザインを担当したCC事業本部クリエイティブ統括デザイン4部の川原正毅さんは、力強いガンダムにこだわった。

 ところが、この「一歩踏み出す」が大問題だった。

 川原さんは「私はデザインするだけだったが、それを実現する設計チームは本当に大変だったと思う」と、仲間たちに“同情”を寄せる。

 左右均等の直立不動ならまだしも、動きのある等身大の再現は、設計段階から悪戦苦闘を強いられた。

 設計では、白い装甲板を意識的にずらしたり、左手と右手の高さを変えることで、今にも動き出しそうなリアルさを出すための工夫が凝らされている。

 さらに一歩踏み出す姿勢のため、上半身と下半身が3・58度ねじれる設計になった。忠実にこのねじれを実現するには、各パーツを絶妙な角度で配置する必要がある。

 「足の位置を間違えて、内またでオカマっぽいガンダムになってしまったりした。足元の鉄骨のジョイントが1ミリずれただけで、上部では30センチもずれてしまうので、神経を使う作業でした」

 設計を担当したCC事業本部クリエイティブ統括部設計管理部の白石康展さんは、こう振り返る。

 ■潮風に負けない

 こうして設計が完成し、いよいよ製作作業に入ったのが、1年前だ。

 木工技術が進んでいるタイで各パーツの原型を製作した。

 ガンダムが大地に立つ潮風公園は、その名前の通り潮風が強く吹きつけるうえ、埋め立て地で地盤も強固ではない。

 このため、素材には高い耐久性を備えながらも、軽量で加工をしやすい「ファイバー・レイン・プラスチック(FRP)」を採用した。サーフボードや鉄道車両にも使われている素材だ。

 パーツの原型は、国内に運ばれ、塗装工場で塗装作業に入った。

 本体のほとんどが白色のため、どうしても単調になってしまう。そこで、階調を4段階にしたり、グレーを混ぜたりすることで、変化を持たせた。

 そして、いよいよ組み立て作業が始まった。

 まず土台となる足の部分を設置。胴や両腕、頭部は、それぞれのパーツごとに地上で組み立てた後、クレーンでつり上げ、取り付けた。

 通常なら、鉄骨を溶接して組み立てるのだが、他の場所に移設することも想定し、組み立てた順番に解体できるようになっている。

 CC事業部営業第1統括部営業1部の今澤利隆さんは「普段の仕事は、縁の下の力持ちになることが多いが、等身大ガンダムの製作は当社の設計や施工力をPRする絶好の機会になった」と話す。

 ■ガンダム世代の底力

 製作に携わった多くのメンバーが、40代前後のガンダム世代だ。

 「放っておいてもモチベーションは上がりました。皆で、いろいろなアイデアを出しながら、いい作品が完成した」(川原さん)

 ガンダムの頭部は、上下左右に動き、目や肩などが発光したり、胸や背中から霧が噴き出すなどの機能も備えている。

 川原さんは「とにかく潮風公園に行って、巨大ガンダムの足もとで巨大さを実感してもらいたい」とアピールする。

 最近は、インターネットのバーチャル体験で満足してしまう人が多いが、このガンダムの素晴らしさだけは実際に見ないとわからない。

 大地に力強く踏み出して立つ等身大ガンダムと会うため、お台場に出かけよう!

~~~~~~~~~~~~~~

子供のころに見たマンガの主人公の(アニメと言うべきか?)実物大のロボットを作りたいと思うだけでなく、本当に作ってしまうのは、日本人らしくて可愛いなと思いました。

もしかして、40代の人には、夢と元気と資金がある人が多いのかもしれない。鉄人28号は企業や個人から協賛金を募っている。by日本のお姉さん