せと弘幸Blogよりカルト・統一教会について
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カルト・統一教会について(2007年2月22日の記事)
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/51348148.html
日本基督教団統一原理問題連絡会主催の統一教会問題日韓教会フォーラムで、日本側は、韓国で統一教会の合同結婚式に参加した後、行方不明になった日本人女性6500人の捜索を韓国教会に要請した。
韓国教会側は教団と団体が協力し、問題解決に積極的に対処していくことに合意した。
韓国教会百周年記念館で18、19日開催された統一教会問題日韓教会フォーラムで、日本の統一教会被害者家族の会関係者は「合同結婚式のために韓国に出国した日本人女性らと連絡が途絶えた状況」と述べ、韓国教会の積極的な協力を要請した。
19日参加した日本キリスト教会側と韓国キリスト教会側は、6500人のための相談窓口を開設し、被害者発見時には、日本の教会へ導くこと、さらに今後も徹底した情報交換によって統一教会の対処法を両国キリスト教会が合同で模索することに意見を合わせた。
また、参加者らは、統一教会の韓国ヨス市浸透問題に関しても、積極的な対応策を模索することにした。
私が、彼ら日本基督教統一神霊教会なるカルト宗教を知ったのは今から22年も前になる。私は23歳の頃、福島市サークル連絡協議会の責任者をしていました。
市民学習講座のようなものがあり、多くの若者が学んでいました。私は高校を卒業した後で実家の農業を継ぎましたが、市街化区域の線引きによって宅地並み課税が実施され、やむなく農業を諦め、地方公務員となりました。
公務員の職場は私にとっては苦痛以外の何ものでもありませんでした。旧社会党を支持する極左の社会主義協会が牛耳り、労組批判などしたら、それこそリンチされるような雰囲気がありました。
若かった私は労組活動などは嫌いで、市が主催していた青年団活動のようなものに熱中して、そちらの活動に奔走していました。当時の地元新聞社にも取り上げられましたが、建国記念の日には福島市公会堂で「青年の主張」大会を開催しました。
私はそこで福島市サークル連絡協議会を代表して出席。「愛国心と青年」という題で講演しました。この時真面目そうな若者が数人やってきて、「自分達も参加させてください」と申し込んできました。
当時、愛国的な青年を見つけることは非常に難しく、私は常に人を集めることに難儀していました。そこに若い数人の人達が協力を申し込んできたので、何の疑いもなく一緒に活動することになりました。
3回目に会った時、彼らは自分達が『勝共連合』という組織の人間であると名乗り「思想新聞」を私に見せました。私はもともと愛国的な考えを持つので、非常に興味を持ちました。
何の違和感もなく、彼らと市の郊外を回りながら映写会を公民館などで開催しました。その頃の映画は「中共の文化大革命」「共産主義の脅威」などという短篇映画だった。
知り合って3ヶ月くらい経った頃だったでしょうか。その中の女性から誕生日に「聖書」をプレゼントされました。私はキリスト教などには全く興味がなかったので読みもしなかった。
それから数日後、その彼女から誘われたのが日本基督教統一神霊教会主催の講演会への参加でした。彼らは若い青年達だけで集団で住んでおり、初めてその場所に行って彼らの正体を知りました。
―と言っても、まだその頃は新聞で大きく取り上げられる前で、高価な壷を売りつけるような悪徳商法も報じられていなかった頃だったと思います。23歳の頃でしたが、その異様さは忘れることが出来ません。
洗脳されたカルト教というものを初めて見た、その衝撃は今でも鮮明に覚えています。途中で帰るのも失礼と思い、その話にだけは付き合いましたが、文鮮明の写真に対して胸の前で手を合わせ「お父様、お許しください」とか言って泣きじゃくる様は、異様な光景としか言いようがありません。
私は彼らの正体を知ってから、彼らとの接触を絶ち仲間にも警戒するように呼びかけましたが、サークルに参加していた何人かが統一教会に誘われて去って行きました。
その内の一人は裕福な農家の息子でしたが、家を飛び出し教会に住むようになりました。その両親から相談を受けたのは間もなくでした。今度息子が結婚するようになったというのです。
しかし相手も分からないし、結婚しても一緒に住むわけでもなく、その結婚した相手は布教のために米国に渡ってしまうという。両親の嘆きは相当なものでした。何とか本人と両親を合わせ話し合いを持たせました。
しかし、その彼はもう洗脳されていて、まるで別人のようになってしまった。たった数ヶ月しか経っていないのです。「この世はサタンが支配しようとしている。共産主義はサタンの生まれ代わりであり、文教組はそれと戦う神様である」などと真面目な顔をして語り出しました。
この両親は土地を売って統一教会に寄付すれば、息子が戻ってくるのではないか、そう信じて多額の寄付をしたが本人は帰ってこない。親戚が集まって財産がなくなることを恐れ、息子を勘当して娘に跡を継がせることにしました。
この集団結婚こそカルト教を象徴するものでしょう。洗脳されて教組の言われるがままに結婚する。仮にそれで幸せになるとしても、許せる話ではありません。そこには悲しむ親の存在があるからです。
今回の報道を見て今から23年前のことを思い出しました。本来であればここまで来る前に手を打たねばならなかった。創価学会、オウム真理教、統一教会、これらのカルト宗教は人間を洗脳してしまう。
洗脳された人間は盲目的に指導者に従い、自分達が如何に異常な行動に駆り立てられているかも気が付かない。カルト教は国家が介入し禁止すべきである。そのことを恐れてはならない。
強権を発動しても救ってあげなければならない。私はそう思いますが、皆さんはいかがでしょう?
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