◎日本の進路 オバマ政権は日本を守護しない(重要です!)
★ 2008年12月第4週から、週2-3回をメドに、「日本の進路、統合版」を送信
申し上げております。後半部分に掲載しております「読者の広場」は、本音の
発言であり、役立つヒントと内容が豊富にございます。是非ご一読を、お願い
申し上げます。
日本の進路、統合版144★2009/04/12-04/14
★ 表題(目次)
569 日本の危機は日本人の「質」にある。聖人=君子がリードする政治へ進め
570 オバマ政権は日本を守護しない、日本は自力防衛への気概と資金手当が不可欠
★ 読者の広場(目次)――本文は後半部分にあります
569 日本人の質の低下が著しい
569 間接民主主義の欠陥によって、日本が崩壊へ向かっている
569 日本民族は、国家喪失の悲哀を経験しておらず、国家を大切にしない
569 間接民主主義では、財政が破綻し国家滅亡へ
570 米国のアフガン侵攻は、大火傷の素
570 日本の防衛大綱を見直せ
570 自力防衛の為の資金が問題
日本の進路、統合版144★2009/04/12-04/14
日本の進路★0569★090413★日本の危機と聖人による政治
「日本の進路」 日本戦略の研究会 No.0569 2009/04/13
★ 表題: 日本の危機は日本人の「質」にある。聖人=君子がリードする政治へ進め
林 凛明 kxnb@104.net
日本の本質的な危機は、「経済」というよりも、日本人(政界・財界・教育界・有識者等の多数)の「質」が低下し続けている事にあると申せます。
占領軍の「日本人弱体奴隷化謀略」に騙され続け、良き伝統的な日本慣習・文化を捨てて、享楽的・刹那的・賭博的なものに走っております。
肝心の教育が、道徳的な規範・人間学(人間として、あるべき姿の探求)を放棄して、偏差値型の試験突破を喜び、人間性は軽視され、拝金主義が跋扈(ばっこ)して来ました。
敗戦後の日本人の極めて多くは、目先の利得・私利私欲に右往左往させられて、大局的な判断が出来なくなって来ました。いわゆる「小人」(器量が小さく、教養人徳に欠けた小物)に低迷し、「世のため人のために」大志を抱くリーダー(君主・大人物)への道を放棄しています。
自己の識見と行動力が確立出来ておらず、群(むれ・派閥・政党等)を為して、こそこそと(赤信号みんなで渡れば怖くない式で)、当面の利益獲得(金儲け・議員なら次回当選)へと走り回っております。
政治の根底は、数合わせ(後暗い政党・派閥の談合・糾合)であってはなりません。信義を重んじ、食糧を万全にし、軍備を充実させ、エネルギーを確保する事が、最重要(肝要)であります。
政界・メディア・経済(実業)界・教育界共に、その内部から私利私欲を解脱した「君子・聖人」を目指す優秀な人材を送り出す必要があります。
日本の政治を、財政破綻へ誘導する「議会制民主主義」から、「聖人=君子」がリードする政治へと大転換すべきであります。
(日本の進路、No.0569、日本の危機は日本人の「質」にある。聖人=君子がリードする政治へ進め、完)
日本の進路★0570★090414★オバマ政権と日本の自力防衛
「日本の進路」 日本戦略の研究会 No.0570 2009/04/14
★ 表題: オバマ政権は日本を守護しない、日本は自力防衛への気概と資金手当が不可欠
佐藤ライザ qx1x@104.net
オバマ政権の国際戦略は、アフガニスタン制圧だけを残し、モンロー主義(孤立)化指向であり、殆どの親米国家との縁を希薄にし、切り捨て或は見殺しにする方向へ進んでいます。
(注1) アフガニスタン制圧: アフガニスタンは、4万人程度の米軍では、全く手に負えません。荒れ地の山岳地域に深く侵入すれば、ベトナム・イラクに次いで、泥沼的な難渋をします。タリバン穏健派との対話に至れば、足元を見られて(小馬鹿にされて)制圧は不可能に至ります。
従って、煩わしい国際問題は、「国際協調」という美名のもとに、米国自体の深入りを回避しつつあります。
文頭の典型例の一つが、North Korea のミサイル発射に対応する米国側の姿勢(同盟国日本の願いを簡単に無視)として露見しました。
東アジアの問題は、China と協議するとの建前(表向きの方針)ですが、実態は、北京共産党政権への丸投げ(China の言いなり)に近いと言わざるを得ません。
オバマ大統領は、反米的なシリア・イラン等との対話を呼びかけており、イスラエルの危機感を煽っています。今後は、イスラエル側の大反発と具体的な過激な(?)行動も予想されます。
米国におけるロビイストの相当多数は、米国防衛産業・イスラエル・ユダヤ人との関連性が高く、オバマ大統領との確執が、非常に高まって行き、何らかの大事件へと発展する可能性を危惧しています。
(注2) ロビイスト: 特定の利益を図るため、議員・官僚・政党等に働きかけ、また世論形成にまで関与し、政治的な決定に影響を及ぼそうとする、院外における活動専門家であり登録制。
米国経済力の衰退が、従来の強力な軍事力を維持し難い段階にまで、低下して来ております。その証拠に、オバマ政権は、1機約200億円と高価なF-22戦闘機を、軍需産業(ユダヤ系)から購入する事を中止すると決めました。
F-22戦闘機は、日本の次期航空防衛の中核をなすと想定されていただけに、新たな発想による航空防衛の再構築が必要となって来ております。
いずれにしても、日本の防衛(国防)問題は、自国(自力)で解決する意識・意欲・気概・資金が、不可欠となって来ました。
米国の「核の傘」「米軍力」依存から自立して、日本は一人前の国家となる事が、極めて重要と申せます。
米国から裏切られて後悔する前に、日本人は、心(精神)と現実(武力)の準備を、着々と進めて置く必要があります。
(日本の進路、No.0570、オバマ政権は日本を守護しない、日本は自力防衛への気概と資金手当が不可欠、完)
(日本の進路、統合版144★2009/04/12-04/14本文完)
『読者の広場』―敬称略
★ 蒲生智将 件名: 日本人の質の低下が著しい
日本の危機は、経済よりも日本人自体の質の低下にあります。為政者も国民の大多数も、目先の損益に右往左往して、将来を見つめて行動する気概・積極性を失っています。
烏合の衆と化している選挙民に信を問うても、日本の再生再興が出来ません。
私利私欲を捨てた英明な聖人政治を、必要とする時機が到来しています。林凛明氏の論旨に賛同します。
★ 吉川良也 件名: 間接民主主義の欠陥によって、日本が崩壊へ向かっている
間接(選挙制・議会制)民主主義の欠点が、国内に満ちあふれ、赤字財政の膨張によって、日本の国家運営は、進退窮まりつつあります。
政治(議員連中)の数合わせ、一般大衆の目先の欲望に振り回されて、目先の繕い(パッチ・補填)で右往左往し、日本の将来の重要案件(エネルギー・食糧・防衛・人口)は、放置されたままであります。
民主主義体制を「聖人政治」へと、乗り換える時機が到来した、と言わざるを得ません。
★ 水田正子 件名: 日本民族は、国家喪失の悲哀を経験しておらず、国家を大切にしない
日本国家の創立に関しては、種々の説があります。しかしながら、日本国家が完全に(跡形もなく)滅亡して、住民がちりぢりになった経験がありません。
従って、「国家の有りがた味」が分かっていないと言わざるを得ません。
現在の日本人は、国家(官)側から利得を得る事(福祉を増やせ・困った人を救え・医療を充実させよ等々)に集中し、日本国家が末永く持続する方策を、全く無視しています。
国家が消滅すれば、福祉・社会保障・年金・介護・治安・警察・防衛・エネルギー・食糧・外交・裁判・教育等の殆ど全部が消滅します。アフリカの内戦状態を予想して下さい。
★ 馬場五九郎 件名: 間接民主主義では、財政が破綻し国家滅亡へ
間接(議会制・選挙制)民主主義を採用している国家で、財政が年々黒字を増大しているケースがありますか??。露国・China は、民主主義ではありません。
間接民主主義は、50年100年200年300年後には、必然的に赤字財政が限りなく膨張して行き、ついには、ハイパーインフレで経済破綻か、それとも「闇の勢力」等によって、国家の根幹(運営主導権)を乗っ取られるか、の運命にあります。
日本は早々に、間接民主主義の欠陥から離脱すべきであり、「聖人」+「国民の監視体制」を骨子とする政治体制を採用する必要があります。
★ 塚本正一郎 件名: 米国のアフガン侵攻は、大火傷の素
米国が、アフガンへ小手先の(数万人規模の)派兵をしても、効果は非常に限定的です。米国が、本当にアフガンの地(領土)を占有支配したいのであれば、武力制圧した跡地に、1000-2000万人の米国人を移住させ・定着させる必要があります。
日本は、米国がアフガン侵攻を廃止するような提言を、米国にすべきと申せます。日本として、米国の人的財政的な損耗を避けてほしいからであります。
いずれにしても、日本の自主防衛は、待った無しの状況に至っています。オバマ大統領は、日本との関係を重視しておりません。
従って、日本が敵対国(North Korea ・China ・露国?)から攻撃を受けても、本気で(米軍将兵の血を流してでも)日本を守護する事はありません。
★ 村島千夏 件名: 日本の防衛大綱を見直せ
日本は、米国の核の傘から離脱する(親離れ)する時機に至りました。米国・米軍は、もう当てになりません。その際の基本理念及び、それに添った防衛大綱が肝要であります。その一例を、以下に提示します。
1、米軍が開発したMD(ミサイル防衛)は、米軍の空母・米軍の基地を想定したものであって、North Korea 等の近距離には、対応しておりません。従って、日本に最適のシステムとして、再構築する必要があります。
2、防衛省の内局(背広組)が力量を持っていては、自衛隊が即決果断な対応が出来ません。日本の防衛体制を、制服組(防衛大出身者)へと大改革が緊急の課題と申せます。
3、日本国内の「治安維持」は、警察の機動隊と陸上自衛隊の一部との合体で再編、「沿岸警備」は、海上保安庁と海上自衛隊の一部との合体で再編、日本防衛の要(かなめ)を、海上自衛隊・航空自衛隊、及び新設のMD隊に移動させます。
4、防衛予算増加分の調達方法ですが、福祉・社会保障を削除出来なければ、財政状況を勘案して、「徴兵制」に踏み込む必要があります。
5、敵対国家群に対しては、完全に無意味・無効の「平和論・憲法擁護」等を叫んでいる余裕は、全くありません。日本自体の存亡の危機が目前に迫りつつあります。
★ 青木市蔵 件名: 自力防衛の為の資金が問題
米国オバマ政権の日本守護は終焉に接近しつつある、との認識が肝要です。日米軍事同盟が完全に終了する前に、日本国家・日本民族が、自力防衛を自分達の事として、真剣に考える必要があります。
前項の場合、最大の問題点は、資金=財政負担力と言わざるを得ません。「核抜き」且つ「徴兵制度不採用」なら、巨額の資金を必要とします。
旧ソ連は、軍備に傾注し(財政資金を投入し)過ぎた結果、ルーブル(ソ連の通貨)の大暴落を招きました。
米国は、ベトナム・イラクへの干渉・侵攻が巨大化し、財政窮乏へ落ち込みつつあります。
北京共産党政権のChina は、なりふり構わない軍拡を続けています。この終着点は、まだ不透明であります。
これまでの自衛隊は、効率的な資金の使用とは言えませんでした。日本の今後は、極めて効率的な防衛戦略を、智慧を絞って現実化すべきであります。
「読者の広場完」
mailto:n21cq@yahoo.co.jp 21世紀研究会
mailto:npslq9@yahoo.co.jp 日本戦略の研究会
(日本の進路、統合版144★2009/04/12-04/14完)
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申し上げております。後半部分に掲載しております「読者の広場」は、本音の
発言であり、役立つヒントと内容が豊富にございます。是非ご一読を、お願い
申し上げます。
日本の進路、統合版144★2009/04/12-04/14
★ 表題(目次)
569 日本の危機は日本人の「質」にある。聖人=君子がリードする政治へ進め
570 オバマ政権は日本を守護しない、日本は自力防衛への気概と資金手当が不可欠
★ 読者の広場(目次)――本文は後半部分にあります
569 日本人の質の低下が著しい
569 間接民主主義の欠陥によって、日本が崩壊へ向かっている
569 日本民族は、国家喪失の悲哀を経験しておらず、国家を大切にしない
569 間接民主主義では、財政が破綻し国家滅亡へ
570 米国のアフガン侵攻は、大火傷の素
570 日本の防衛大綱を見直せ
570 自力防衛の為の資金が問題
日本の進路、統合版144★2009/04/12-04/14
日本の進路★0569★090413★日本の危機と聖人による政治
「日本の進路」 日本戦略の研究会 No.0569 2009/04/13
★ 表題: 日本の危機は日本人の「質」にある。聖人=君子がリードする政治へ進め
林 凛明 kxnb@104.net
日本の本質的な危機は、「経済」というよりも、日本人(政界・財界・教育界・有識者等の多数)の「質」が低下し続けている事にあると申せます。
占領軍の「日本人弱体奴隷化謀略」に騙され続け、良き伝統的な日本慣習・文化を捨てて、享楽的・刹那的・賭博的なものに走っております。
肝心の教育が、道徳的な規範・人間学(人間として、あるべき姿の探求)を放棄して、偏差値型の試験突破を喜び、人間性は軽視され、拝金主義が跋扈(ばっこ)して来ました。
敗戦後の日本人の極めて多くは、目先の利得・私利私欲に右往左往させられて、大局的な判断が出来なくなって来ました。いわゆる「小人」(器量が小さく、教養人徳に欠けた小物)に低迷し、「世のため人のために」大志を抱くリーダー(君主・大人物)への道を放棄しています。
自己の識見と行動力が確立出来ておらず、群(むれ・派閥・政党等)を為して、こそこそと(赤信号みんなで渡れば怖くない式で)、当面の利益獲得(金儲け・議員なら次回当選)へと走り回っております。
政治の根底は、数合わせ(後暗い政党・派閥の談合・糾合)であってはなりません。信義を重んじ、食糧を万全にし、軍備を充実させ、エネルギーを確保する事が、最重要(肝要)であります。
政界・メディア・経済(実業)界・教育界共に、その内部から私利私欲を解脱した「君子・聖人」を目指す優秀な人材を送り出す必要があります。
日本の政治を、財政破綻へ誘導する「議会制民主主義」から、「聖人=君子」がリードする政治へと大転換すべきであります。
(日本の進路、No.0569、日本の危機は日本人の「質」にある。聖人=君子がリードする政治へ進め、完)
日本の進路★0570★090414★オバマ政権と日本の自力防衛
「日本の進路」 日本戦略の研究会 No.0570 2009/04/14
★ 表題: オバマ政権は日本を守護しない、日本は自力防衛への気概と資金手当が不可欠
佐藤ライザ qx1x@104.net
オバマ政権の国際戦略は、アフガニスタン制圧だけを残し、モンロー主義(孤立)化指向であり、殆どの親米国家との縁を希薄にし、切り捨て或は見殺しにする方向へ進んでいます。
(注1) アフガニスタン制圧: アフガニスタンは、4万人程度の米軍では、全く手に負えません。荒れ地の山岳地域に深く侵入すれば、ベトナム・イラクに次いで、泥沼的な難渋をします。タリバン穏健派との対話に至れば、足元を見られて(小馬鹿にされて)制圧は不可能に至ります。
従って、煩わしい国際問題は、「国際協調」という美名のもとに、米国自体の深入りを回避しつつあります。
文頭の典型例の一つが、North Korea のミサイル発射に対応する米国側の姿勢(同盟国日本の願いを簡単に無視)として露見しました。
東アジアの問題は、China と協議するとの建前(表向きの方針)ですが、実態は、北京共産党政権への丸投げ(China の言いなり)に近いと言わざるを得ません。
オバマ大統領は、反米的なシリア・イラン等との対話を呼びかけており、イスラエルの危機感を煽っています。今後は、イスラエル側の大反発と具体的な過激な(?)行動も予想されます。
米国におけるロビイストの相当多数は、米国防衛産業・イスラエル・ユダヤ人との関連性が高く、オバマ大統領との確執が、非常に高まって行き、何らかの大事件へと発展する可能性を危惧しています。
(注2) ロビイスト: 特定の利益を図るため、議員・官僚・政党等に働きかけ、また世論形成にまで関与し、政治的な決定に影響を及ぼそうとする、院外における活動専門家であり登録制。
米国経済力の衰退が、従来の強力な軍事力を維持し難い段階にまで、低下して来ております。その証拠に、オバマ政権は、1機約200億円と高価なF-22戦闘機を、軍需産業(ユダヤ系)から購入する事を中止すると決めました。
F-22戦闘機は、日本の次期航空防衛の中核をなすと想定されていただけに、新たな発想による航空防衛の再構築が必要となって来ております。
いずれにしても、日本の防衛(国防)問題は、自国(自力)で解決する意識・意欲・気概・資金が、不可欠となって来ました。
米国の「核の傘」「米軍力」依存から自立して、日本は一人前の国家となる事が、極めて重要と申せます。
米国から裏切られて後悔する前に、日本人は、心(精神)と現実(武力)の準備を、着々と進めて置く必要があります。
(日本の進路、No.0570、オバマ政権は日本を守護しない、日本は自力防衛への気概と資金手当が不可欠、完)
(日本の進路、統合版144★2009/04/12-04/14本文完)
『読者の広場』―敬称略
★ 蒲生智将 件名: 日本人の質の低下が著しい
日本の危機は、経済よりも日本人自体の質の低下にあります。為政者も国民の大多数も、目先の損益に右往左往して、将来を見つめて行動する気概・積極性を失っています。
烏合の衆と化している選挙民に信を問うても、日本の再生再興が出来ません。
私利私欲を捨てた英明な聖人政治を、必要とする時機が到来しています。林凛明氏の論旨に賛同します。
★ 吉川良也 件名: 間接民主主義の欠陥によって、日本が崩壊へ向かっている
間接(選挙制・議会制)民主主義の欠点が、国内に満ちあふれ、赤字財政の膨張によって、日本の国家運営は、進退窮まりつつあります。
政治(議員連中)の数合わせ、一般大衆の目先の欲望に振り回されて、目先の繕い(パッチ・補填)で右往左往し、日本の将来の重要案件(エネルギー・食糧・防衛・人口)は、放置されたままであります。
民主主義体制を「聖人政治」へと、乗り換える時機が到来した、と言わざるを得ません。
★ 水田正子 件名: 日本民族は、国家喪失の悲哀を経験しておらず、国家を大切にしない
日本国家の創立に関しては、種々の説があります。しかしながら、日本国家が完全に(跡形もなく)滅亡して、住民がちりぢりになった経験がありません。
従って、「国家の有りがた味」が分かっていないと言わざるを得ません。
現在の日本人は、国家(官)側から利得を得る事(福祉を増やせ・困った人を救え・医療を充実させよ等々)に集中し、日本国家が末永く持続する方策を、全く無視しています。
国家が消滅すれば、福祉・社会保障・年金・介護・治安・警察・防衛・エネルギー・食糧・外交・裁判・教育等の殆ど全部が消滅します。アフリカの内戦状態を予想して下さい。
★ 馬場五九郎 件名: 間接民主主義では、財政が破綻し国家滅亡へ
間接(議会制・選挙制)民主主義を採用している国家で、財政が年々黒字を増大しているケースがありますか??。露国・China は、民主主義ではありません。
間接民主主義は、50年100年200年300年後には、必然的に赤字財政が限りなく膨張して行き、ついには、ハイパーインフレで経済破綻か、それとも「闇の勢力」等によって、国家の根幹(運営主導権)を乗っ取られるか、の運命にあります。
日本は早々に、間接民主主義の欠陥から離脱すべきであり、「聖人」+「国民の監視体制」を骨子とする政治体制を採用する必要があります。
★ 塚本正一郎 件名: 米国のアフガン侵攻は、大火傷の素
米国が、アフガンへ小手先の(数万人規模の)派兵をしても、効果は非常に限定的です。米国が、本当にアフガンの地(領土)を占有支配したいのであれば、武力制圧した跡地に、1000-2000万人の米国人を移住させ・定着させる必要があります。
日本は、米国がアフガン侵攻を廃止するような提言を、米国にすべきと申せます。日本として、米国の人的財政的な損耗を避けてほしいからであります。
いずれにしても、日本の自主防衛は、待った無しの状況に至っています。オバマ大統領は、日本との関係を重視しておりません。
従って、日本が敵対国(North Korea ・China ・露国?)から攻撃を受けても、本気で(米軍将兵の血を流してでも)日本を守護する事はありません。
★ 村島千夏 件名: 日本の防衛大綱を見直せ
日本は、米国の核の傘から離脱する(親離れ)する時機に至りました。米国・米軍は、もう当てになりません。その際の基本理念及び、それに添った防衛大綱が肝要であります。その一例を、以下に提示します。
1、米軍が開発したMD(ミサイル防衛)は、米軍の空母・米軍の基地を想定したものであって、North Korea 等の近距離には、対応しておりません。従って、日本に最適のシステムとして、再構築する必要があります。
2、防衛省の内局(背広組)が力量を持っていては、自衛隊が即決果断な対応が出来ません。日本の防衛体制を、制服組(防衛大出身者)へと大改革が緊急の課題と申せます。
3、日本国内の「治安維持」は、警察の機動隊と陸上自衛隊の一部との合体で再編、「沿岸警備」は、海上保安庁と海上自衛隊の一部との合体で再編、日本防衛の要(かなめ)を、海上自衛隊・航空自衛隊、及び新設のMD隊に移動させます。
4、防衛予算増加分の調達方法ですが、福祉・社会保障を削除出来なければ、財政状況を勘案して、「徴兵制」に踏み込む必要があります。
5、敵対国家群に対しては、完全に無意味・無効の「平和論・憲法擁護」等を叫んでいる余裕は、全くありません。日本自体の存亡の危機が目前に迫りつつあります。
★ 青木市蔵 件名: 自力防衛の為の資金が問題
米国オバマ政権の日本守護は終焉に接近しつつある、との認識が肝要です。日米軍事同盟が完全に終了する前に、日本国家・日本民族が、自力防衛を自分達の事として、真剣に考える必要があります。
前項の場合、最大の問題点は、資金=財政負担力と言わざるを得ません。「核抜き」且つ「徴兵制度不採用」なら、巨額の資金を必要とします。
旧ソ連は、軍備に傾注し(財政資金を投入し)過ぎた結果、ルーブル(ソ連の通貨)の大暴落を招きました。
米国は、ベトナム・イラクへの干渉・侵攻が巨大化し、財政窮乏へ落ち込みつつあります。
北京共産党政権のChina は、なりふり構わない軍拡を続けています。この終着点は、まだ不透明であります。
これまでの自衛隊は、効率的な資金の使用とは言えませんでした。日本の今後は、極めて効率的な防衛戦略を、智慧を絞って現実化すべきであります。
「読者の広場完」
mailto:n21cq@yahoo.co.jp 21世紀研究会
mailto:npslq9@yahoo.co.jp 日本戦略の研究会
(日本の進路、統合版144★2009/04/12-04/14完)
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