NHKこそ反人権
【読者便り】NHKこそ反人権
青山 登
昨日(5月9日)は、台湾研究フォーラムの例会で、『JAPANデビュー』
第1回『アジアの“一等国”』の問題点を、永山さんにわかりやすく解説していただいた。
「JAPANデビュー」問題については、問題点は解明し尽くされているが、実際に映像を見て、私がひどいと思ったことがあった。横浜開港150周年というわりには、すべて西暦で表示されていて、明治・大正・昭和・平成と続く年号がまったく表示されていなかったことだ。
『JAPANデビュー』 というなら、明治維新は切っても切り離せないものであろうに、のっぺらぼうに西暦が映し出されていく有様からは歴史への敬虔な態度は感じられず、左翼や地球市民の情念がこれでもかこれでもかと伝えられてくるものであった。
「酒を飲むのも日本酒。喋るのも日本語。こういう人間に誰が育てた。日本だ。
二十年間の教育は恐ろしい。」についてもいいたいことがある。
映像を見る限りでは極めて複雑な気持ちの表現であり、日本語を押し付けられたうらみつらみだけを話しておられるわけではないことが見て取れる。
映像から、私にはうらみつらみ以外のメッセージが伝わってきた。
台湾人の父親をなくされて、母親とともに台湾から帰国した姉妹の方を知っている。
妹の方が「姉は中文の小説が読めるが私は読めない。」といっておられたことを思い出す。
うらやましがられている姉さんは「もう日本に帰って長いが私はまだ台湾人なのだろうか?」と思っておられたかもしれない。
日本語を押し付けたという視点があるなら、日本が同胞であった台湾を切り離してしまったことにより、日本語を生かすことなく、ただ、日本語を覚えてしまっただけという人生を50年以上おくらなければならなかったむなしさもおありだろうということも視点として必要だろう。
さらにいえば日本語を話すことさえも危険な時代を生き抜いてこられたのだ。
番組製作者はそれらのメッセージも受取っていながら、日本語を押し付けたという視点だけで番組を作ったのだとしたら、血も涙もない行為といってよいだろう。
この手の人たちを、私は左翼とかリベラルとかいわないで「スターリン」というようにしているのだが、この手の人たちには明らかに一定の傾向があり、反戦をいいながら反戦ではないし人権をいいながら人権への配慮はない。
この不思議な心境がどのような系譜をたどって現代に展開しているのか解明するのはもしかして21世紀初頭の(おっと私も西暦を使うこともあります。)
最大の課題なのかもしれない。
******************************
放送法を改正しNHKとは「自由契約」に!
この運動への各位のご協力を!
地域の議員にも協力要請を!
以下は日本李登輝友の会の声明です。転送転載をお願いします
台湾の声編集部
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
NHK「JAPANデビュー」問題に関する声明
本会は、去る四月五日にNHKが放送した「NHKスペシャル シリーズ JAPANデビュー 第一回 アジアの!」一等国!」」という番組の内容につき「日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような史観で番組を制作することは、公共放送として許されるべきではない」として、福地茂雄会長宛に抗議声明を手交し、また番組内容を検証すべく公開討論会の開催を要請した。
だが、福地会長に代わる当該番組責任者の河野伸洋エグゼクティブ・プロデューサーからの回答は、自己弁護に汲々とし、しかも内容は偏向しておらず、事実関係にも間違いがないと強弁するのみの、真摯に番組を省みることのない不誠実な内容だった。
その上、「視聴者からも、事実を初めて知り、そのことを踏まえて関係を築いていくことの大切さを記した意見が多数寄せられ」「番組の反響の中には、台湾の方々の証言に感銘を受け、日本と台湾との絆を考える契機になったというものも少なくありません」と、多くの視聴者の支持を以て番組内容の正当性を担保する証としていた。
しかし、それならば「なぜNHKは私が話したプラスの面を一つも流さなかったのか」と、柯徳三氏をはじめとする台湾の日本語世代などの取材対象者から疑問と批判の声が挙がるのか。また、この番組を見た多くの識者が事実を歪曲した一面的な内容であったと指摘しているのか。一般の視聴者から本会に寄せられた感想にも、支持する声は一つとしてなかった。
さらに、NHK広報局が産経新聞に明かしたところによれば、NHKには四月月末までに二千五百件を超える声が寄せられ、その「多くが『一方的だ』という意見」だったという。この場合の「一方的」とは偏向の謂であり、多くが批判的意見を寄せていたことに他ならない。つまり、NHKは回答で批判的意見の方が多かったにもかかわらず、それを隠し、いかにも多数が支持していたように偽装していたことになる。これで、NHKが寄って立つ正当性の基盤はもろくも崩れた。いかにも誠実に答えているような文面を装いながら、このような明らかなウソを織り交ぜて回答してきた事実は看過し難い。
そこで、本会は、放送法第三条に「報道は事実をまげないですること」「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」と定めているにもかかわらず、日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような史観で当該番組を制作したことは公共放送として許されるべきではないことは勿論であり、放送法に抵触しかねないことを改めて表明する。それとともに、公共放送にあるまじき欺瞞的回答を寄せたことに鑑み、今後、次の方針を以てこの問題に臨むことを声明する。
一、放送法第三十二条に「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない」とあり、NHK放送の受信は契約による強制加入と定めている。だが、NHKが当該番組のような偏向番組を制作し、大多数の視聴者の意見を汲み取らないことに鑑み、「自由契約」とするよう放送法の改正を求めて行く。
一、NHKが当該番組について訂正あるいは謝罪放送などの措置をとらない場合、NHKに対する法的手段を視野に、国民集会や合法的デモ活動など、考え得るあらゆる方法でこの問題の解決に邁進して行く。
平成二十一年五月八日
日本李登輝友の会
会 長 小田村 四郎
副会長 石井 公一郎
岡崎 久彦
加瀬 英明
田久保 忠衛
中西 輝政
**********************************
以下の転載転送も!
平成21年5月16日(土)
NHK「JAPANデビュー」に抗議する国民大行動
偏向した報道や番組を繰り返すNHKに怒りの声を!1
全国草莽は「草莽崛起」して、5月16日、東京・渋谷へ!!
全国草莽の力で、偏向マスメディア解体の正面戦へ!
中共政府の意向を反映したかのような反日的視点によって日本と台湾の歴史を描くという、日本の公共放送としてあるまじき姿勢で番組「NHKスペシャル シリーズ『JAPANデビュー』 第1回『アジアの“一等国”』」を制作・放送したNHKに、国民の怒りを示すべく、草莽たちが行動を起こします!
日台間の友好と台湾の独立を真に願う、多くの皆様のご参加をお待ちしております!
【街頭宣伝】
12時30分~13時30分 JR「渋谷」駅ハチ公前
*準備をお手伝いいただける方は、12時にお越し下さい。
【リレートーク集会】
14時00分~15時30分 TS渋谷アジアビル501
*関係者の発言と主張をリレートークで! 小田村四郎、田久保忠衛、田母神俊雄、渡部昇一、中村粲、松浦芳子、林建良、佐藤守、柚原正敬、永山英樹などの各氏が登壇予定です!
*会場が狭いため、ご入場いただけなかった場合は、続くデモ行進の出発地である宮下公園にて、緑の風船の準備(ガス注入等)をお手伝いいただけますと幸いです。
≪会場までのアクセス≫
TS渋谷アジアビル501 (東京都渋谷区神南1-12-16 アジアビル5F)
*渋谷駅ハチ公口から徒歩6分。西武百貨店・マルイシティを左に見ながら山手線に沿って進み、神南郵便局交差点を過ぎて左手のビルになります。
【緑の風船 デモ行進】
15時50分 宮下公園集合 16時00分~16時30分 準備・挨拶 16時30分~17時20分 デモ行進
*緑の風船の準備(ガス注入等)をお手伝いいただける方は、13時30分に集合願います。リレートーク集会へはご参加できなくなってしまいますが、台湾のイメージカラーである緑色の風船を少しでも多くの参加者が手に行進できますよう、ご協力をお願いいたします。
*日本国民の怒りを「人間の鎖」で示し、NHKを包囲する抗議デモを行う予定です!
■主 催:
草莽全国地方議員の会、「NHK『JAPANデビュー』」を考える国民の会、日本李登輝友の会、台湾研究フォーラム、在日台湾同郷会、台湾団結連盟日本支部、メルマガ「台湾の声」、NHK報道を考へる会、誇りある日本をつくる会、昭和史研究所、日本世論の会、日本会議東京都本部、日本文化チャンネル桜二千人委員会有志の会ほか
■協賛報道:
日本文化チャンネル桜、國民新聞
■ご連絡先:
草莽全国地方議員の会 TEL・FAX.03-3311-7810
日本文化チャンネル桜二千人委員会有志の会 TEL:03-6419-3900
『台湾の声』 http://www.emaga.com/info/3407.html
『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)
空白の記事が配信されるという異常が多発しています。その場合、お手数ですがこちらをご覧いただけると幸いです:http://www.emaga.com/bn/bn.cgi?3407
青山 登
昨日(5月9日)は、台湾研究フォーラムの例会で、『JAPANデビュー』
第1回『アジアの“一等国”』の問題点を、永山さんにわかりやすく解説していただいた。
「JAPANデビュー」問題については、問題点は解明し尽くされているが、実際に映像を見て、私がひどいと思ったことがあった。横浜開港150周年というわりには、すべて西暦で表示されていて、明治・大正・昭和・平成と続く年号がまったく表示されていなかったことだ。
『JAPANデビュー』 というなら、明治維新は切っても切り離せないものであろうに、のっぺらぼうに西暦が映し出されていく有様からは歴史への敬虔な態度は感じられず、左翼や地球市民の情念がこれでもかこれでもかと伝えられてくるものであった。
「酒を飲むのも日本酒。喋るのも日本語。こういう人間に誰が育てた。日本だ。
二十年間の教育は恐ろしい。」についてもいいたいことがある。
映像を見る限りでは極めて複雑な気持ちの表現であり、日本語を押し付けられたうらみつらみだけを話しておられるわけではないことが見て取れる。
映像から、私にはうらみつらみ以外のメッセージが伝わってきた。
台湾人の父親をなくされて、母親とともに台湾から帰国した姉妹の方を知っている。
妹の方が「姉は中文の小説が読めるが私は読めない。」といっておられたことを思い出す。
うらやましがられている姉さんは「もう日本に帰って長いが私はまだ台湾人なのだろうか?」と思っておられたかもしれない。
日本語を押し付けたという視点があるなら、日本が同胞であった台湾を切り離してしまったことにより、日本語を生かすことなく、ただ、日本語を覚えてしまっただけという人生を50年以上おくらなければならなかったむなしさもおありだろうということも視点として必要だろう。
さらにいえば日本語を話すことさえも危険な時代を生き抜いてこられたのだ。
番組製作者はそれらのメッセージも受取っていながら、日本語を押し付けたという視点だけで番組を作ったのだとしたら、血も涙もない行為といってよいだろう。
この手の人たちを、私は左翼とかリベラルとかいわないで「スターリン」というようにしているのだが、この手の人たちには明らかに一定の傾向があり、反戦をいいながら反戦ではないし人権をいいながら人権への配慮はない。
この不思議な心境がどのような系譜をたどって現代に展開しているのか解明するのはもしかして21世紀初頭の(おっと私も西暦を使うこともあります。)
最大の課題なのかもしれない。
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放送法を改正しNHKとは「自由契約」に!
この運動への各位のご協力を!
地域の議員にも協力要請を!
以下は日本李登輝友の会の声明です。転送転載をお願いします
台湾の声編集部
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NHK「JAPANデビュー」問題に関する声明
本会は、去る四月五日にNHKが放送した「NHKスペシャル シリーズ JAPANデビュー 第一回 アジアの!」一等国!」」という番組の内容につき「日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような史観で番組を制作することは、公共放送として許されるべきではない」として、福地茂雄会長宛に抗議声明を手交し、また番組内容を検証すべく公開討論会の開催を要請した。
だが、福地会長に代わる当該番組責任者の河野伸洋エグゼクティブ・プロデューサーからの回答は、自己弁護に汲々とし、しかも内容は偏向しておらず、事実関係にも間違いがないと強弁するのみの、真摯に番組を省みることのない不誠実な内容だった。
その上、「視聴者からも、事実を初めて知り、そのことを踏まえて関係を築いていくことの大切さを記した意見が多数寄せられ」「番組の反響の中には、台湾の方々の証言に感銘を受け、日本と台湾との絆を考える契機になったというものも少なくありません」と、多くの視聴者の支持を以て番組内容の正当性を担保する証としていた。
しかし、それならば「なぜNHKは私が話したプラスの面を一つも流さなかったのか」と、柯徳三氏をはじめとする台湾の日本語世代などの取材対象者から疑問と批判の声が挙がるのか。また、この番組を見た多くの識者が事実を歪曲した一面的な内容であったと指摘しているのか。一般の視聴者から本会に寄せられた感想にも、支持する声は一つとしてなかった。
さらに、NHK広報局が産経新聞に明かしたところによれば、NHKには四月月末までに二千五百件を超える声が寄せられ、その「多くが『一方的だ』という意見」だったという。この場合の「一方的」とは偏向の謂であり、多くが批判的意見を寄せていたことに他ならない。つまり、NHKは回答で批判的意見の方が多かったにもかかわらず、それを隠し、いかにも多数が支持していたように偽装していたことになる。これで、NHKが寄って立つ正当性の基盤はもろくも崩れた。いかにも誠実に答えているような文面を装いながら、このような明らかなウソを織り交ぜて回答してきた事実は看過し難い。
そこで、本会は、放送法第三条に「報道は事実をまげないですること」「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」と定めているにもかかわらず、日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような史観で当該番組を制作したことは公共放送として許されるべきではないことは勿論であり、放送法に抵触しかねないことを改めて表明する。それとともに、公共放送にあるまじき欺瞞的回答を寄せたことに鑑み、今後、次の方針を以てこの問題に臨むことを声明する。
一、放送法第三十二条に「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない」とあり、NHK放送の受信は契約による強制加入と定めている。だが、NHKが当該番組のような偏向番組を制作し、大多数の視聴者の意見を汲み取らないことに鑑み、「自由契約」とするよう放送法の改正を求めて行く。
一、NHKが当該番組について訂正あるいは謝罪放送などの措置をとらない場合、NHKに対する法的手段を視野に、国民集会や合法的デモ活動など、考え得るあらゆる方法でこの問題の解決に邁進して行く。
平成二十一年五月八日
日本李登輝友の会
会 長 小田村 四郎
副会長 石井 公一郎
岡崎 久彦
加瀬 英明
田久保 忠衛
中西 輝政
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以下の転載転送も!
平成21年5月16日(土)
NHK「JAPANデビュー」に抗議する国民大行動
偏向した報道や番組を繰り返すNHKに怒りの声を!1
全国草莽は「草莽崛起」して、5月16日、東京・渋谷へ!!
全国草莽の力で、偏向マスメディア解体の正面戦へ!
中共政府の意向を反映したかのような反日的視点によって日本と台湾の歴史を描くという、日本の公共放送としてあるまじき姿勢で番組「NHKスペシャル シリーズ『JAPANデビュー』 第1回『アジアの“一等国”』」を制作・放送したNHKに、国民の怒りを示すべく、草莽たちが行動を起こします!
日台間の友好と台湾の独立を真に願う、多くの皆様のご参加をお待ちしております!
【街頭宣伝】
12時30分~13時30分 JR「渋谷」駅ハチ公前
*準備をお手伝いいただける方は、12時にお越し下さい。
【リレートーク集会】
14時00分~15時30分 TS渋谷アジアビル501
*関係者の発言と主張をリレートークで! 小田村四郎、田久保忠衛、田母神俊雄、渡部昇一、中村粲、松浦芳子、林建良、佐藤守、柚原正敬、永山英樹などの各氏が登壇予定です!
*会場が狭いため、ご入場いただけなかった場合は、続くデモ行進の出発地である宮下公園にて、緑の風船の準備(ガス注入等)をお手伝いいただけますと幸いです。
≪会場までのアクセス≫
TS渋谷アジアビル501 (東京都渋谷区神南1-12-16 アジアビル5F)
*渋谷駅ハチ公口から徒歩6分。西武百貨店・マルイシティを左に見ながら山手線に沿って進み、神南郵便局交差点を過ぎて左手のビルになります。
【緑の風船 デモ行進】
15時50分 宮下公園集合 16時00分~16時30分 準備・挨拶 16時30分~17時20分 デモ行進
*緑の風船の準備(ガス注入等)をお手伝いいただける方は、13時30分に集合願います。リレートーク集会へはご参加できなくなってしまいますが、台湾のイメージカラーである緑色の風船を少しでも多くの参加者が手に行進できますよう、ご協力をお願いいたします。
*日本国民の怒りを「人間の鎖」で示し、NHKを包囲する抗議デモを行う予定です!
■主 催:
草莽全国地方議員の会、「NHK『JAPANデビュー』」を考える国民の会、日本李登輝友の会、台湾研究フォーラム、在日台湾同郷会、台湾団結連盟日本支部、メルマガ「台湾の声」、NHK報道を考へる会、誇りある日本をつくる会、昭和史研究所、日本世論の会、日本会議東京都本部、日本文化チャンネル桜二千人委員会有志の会ほか
■協賛報道:
日本文化チャンネル桜、國民新聞
■ご連絡先:
草莽全国地方議員の会 TEL・FAX.03-3311-7810
日本文化チャンネル桜二千人委員会有志の会 TEL:03-6419-3900
『台湾の声』 http://www.emaga.com/info/3407.html
『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)
空白の記事が配信されるという異常が多発しています。その場合、お手数ですがこちらをご覧いただけると幸いです:http://www.emaga.com/bn/bn.cgi?3407