イスラエルからのニュース
2009年4月22日(水)
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*バラク国防相がアラブ和平案を基礎に交渉をすべきだと
の見解を示したのに対して、リーバーマン外相は
「アラブ和平案はイスラエルの
破滅の処方箋」と発言。
難民帰還を拒否する考えを示した。(P,H,Y)
*国連人種差別会議をボイコットした諸国に対して、ネタ
ニヤフ首相が謝意を示す書簡を送付。また、アフマ
ディネジャド大統領の演説に抗議して退席した
EU23ヶ国の代表の行動も称賛した。(P,Y)
*米国のオバマ大統領が、ヨルダンのアブドラ国王と
ホワイトハウスで会談。記者会見で、イスラエルと
パレスチナの首脳に対して、和平に向けた具体的な
行動を取るよう呼びかけた。(P,H)
*ノルウェーの弁護士が、オルマート氏らイスラエルの
元閣僚をガザ戦争での「戦争犯罪」でノルウェーの
検察庁に告訴すると発表。(P)
*ホロコーストを否定しているイランのアフマディネジャド
大統領を、前チーフラビのラウ師がヤッド・バシェムに
招待。(H)
*シャリート兵士の解放交渉担当者のデケル氏がネタニ
ヤフ首相に辞任を表明。シンベトのディスキン長官が
暫時職務を引継ぐ。(P,Y)
*防護壁に対する抗議運動で知られるパレスチナ人の
町ナアリンに、ホロコースト博物館が開館。ナチスの
犯罪を知ることで、相互理解が生まれれば、和平の推進
に役立つと、関係者は語っている。(Y)
*昨日はサイレンの音と共に、全国で車も停車して2分間
の黙祷。ホロコーストの犠牲者を追悼した。テルアビブ
では、サイレンが故障して、余分に4分間も鳴り続ける
ハプニングも。(P,H,Y)
2009年4月23日(木)
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*ガザ戦争における白リン弾の使用や、国連施設への
攻撃、医療機関への攻撃、民間人への攻撃など、
非難を受けた点に関して国防軍が内部調査を完了。
大半の攻撃は適正に行なわ
れたと発表した。(P,H,Y)
*国防軍の調査結果に、イスラエル国内の左派人権
団体が異議。国連の調査を受け入れるよう要求した。
(P,Y)
*米国のクリントン国務長官が、イランとの交渉が決裂
した場合、厳しい経済制裁を課すると米国会の委員
会で説明。(P,Y)
*貧しい家庭の高校生でもポーランドへの学習旅行に
参加できるよう、政府が補助をする法案を、オレヴ議員
が国会に提出。(P)
*ハニエらガザのハマス指導
者が、ガザ戦争中に病院を
占拠して本部に使っていた
と国防軍が発表。イスラム 圏の赤十字に当たる
赤新月社の診療所も、反逆者らを 逮捕・
拷問する施設に使われて
いた。(P)
*ハマスが400万ドルの資金で新銀行を設立。しかし、
ファタハが支配する自治政府の財務相は、この銀行を
認めていない。(H)
*国連人種差別会議での反イスラエル演説を潘基文
事務総長に非難されたことに怒り、イランが国連に
「演説は適正」と反論。(Y,P)
*イスラエルとパレスチナの双方で実施された世論調査
で、双方の8割が二国家共存を支持した。しかし、
エルサレムの分割や国際管理には、どちらも強く反対
していることがわかった。(P,Y)
*テルアビブで今日、町の建設から100年を記念する
マラソン大会。
42キロのフルマラソンと短いコースに計1万人が
参加へ。(H)
2009年4月24日(金)
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*「パレスチナとの和平を拒否すれば、対イラン政策で
穏健派アラブ諸国の協力は得られない」と米国の
クリントン国務長官がイスラエルに警告。和平を推進
するよう呼びかけた。(P,H,Y)
*リーバーマン外相が経済と安全を基本にした和平の
新発想を提唱。政府は2週間程度で和平に関する基本
政策をまとめる予定。(P)
*中国の楊外相がイスラエルでリーバーマン外相と会談。
リーバーマン外相は、中国からイランに
核技術が流れないよう要請
した。(P)
*米国で行なわれたホロコースト記念式典でオバマ大統
領が演説。「再びホロコーストを許してはならない」として、
現在の世界でも民族的虐殺が起こる可能性は減って
いないと指摘した。(P,H,Y)
*ヒズボラがEU諸国内でイスラエル人の元軍事関係者に
対するテロを計画しているとの情報で、数人の実業家が
早期帰国や旅行中止などの対策。ヒズボラは
外国でのテロを目指して
いる。(P,H,Y)
*リーバーマン外相が「エジプトと大統領を尊敬して
いる」と、エジプト政府のスレイマン氏に説明。以前の
侮辱的発言については謝罪せず。
エジプトが外相を招待するかどうかに注目が集まって
いる。(P)
*ハマスのマシャールは英国会でのテレビ演説で、武力
闘争にこだわらない見解を表明。しかし、イスラエルの
リブリン国会議長は、テロ組織に発言の場を与えたこと
を批判した。(H,Y)
*ファタハとハマスが、日曜からカイロで和解交渉を再開。
双方の立場の違いは大きく、連立政権の構築は難しい。
(H)
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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とおりすがりのコメンターが、イスラエルは壁を築いて
いるから人種差別だとコメントを書いてきたが、壁を
築いてからイスラエル内での自爆テロは減ったのは
事実です。イスラエル軍のガザ攻撃を非難するが、
ガザのハマスがイスラエルの街をカッサム砲で
毎日、攻撃していることは非難しないのはなぜか?
情報が偏っているからではないでしょうか?
日本の左翼は、外国のどこかの組織に洗脳されていて
公正な判断ができないのだと思う。
わたしは、イエス・キリストを信じている関係で
イスラエル寄りです。信じていることを捨てるわけには
いかないので、とおりすがりの人がバカだの腐ってるだの
汚い言葉でコメントを書いてきても無視します。
それと、チュウゴクから台湾に逃げてきた元国民党の
外省人主導で作っている台湾の教科書の内容を、
チュウゴウ語で書いてきた人がいましたが、
意味不明なチュウゴク語を書かれても、紹介する気に
もなれなかったので削除しました。