ロシア政治経済ジャーナル 「これからの世界はプーチンのような王さまが支配する。」
ロシア政治経済ジャーナル No.581 2009/4/15号
全世界のRPE読者の皆さまこんにちは!
北野です。
兵庫県の犬飼さまからこんな質問をいただきました。
<(前略)最近日本では、「今回の危機は100年に一度の危機で、資本主義そのものが崩壊するのだ」といった類の本がたくさん出ています。
そこで北野さまに質問なのですが、資本主義は本当に崩壊してしまうのでしょうか?(以下略)>
う~む。
深刻な問題ですね。
今回はこの辺考えてみましょう。
▼資本主義ってなんですか?
「資本主義は崩壊する」
これが本当に起こるかどうか考える前に、「そもそも資本主義ってなに?」ということを知る必要があります。
調べてみたのですが、「人類共通の『資本主義の定義』というのはないのですね。
いろいろな人がいろいろなことをいっています。
<【資本主義】
資本家が利益追求のために労働者を使用し生産を行う経済組織。>
(新明解国語辞典 三省堂)
<資本主義
利益追求を原動力とする資本の支配する経済体制。
その特徴は、
1、生産手段が資本家の私有になっていること、
2、労働力が商品化されていること、
3、商品生産が支配的であること、
4、生産は無政府的であること、 >
(「経済辞典」 有斐閣 )
<封建社会のおもな産業は農業であった。
農村では村落共同体を土台として封建的な自給自足の自然経済が行われていた。
しかし労働生産力の発展は、封建社会のもとでこの自然経済を崩壊させ、社会的分業を発展させた。
(中略)
この社会的分業が拡大するにつれて、かれらの分解がすすみ、賃労働者と資本家が成立するが、これが資本主義的生産関係である。 >
(「世界史の完成」 清水書院)
なるほど。
なんとなくわかったような、わからないようなですね。
しかし、ここではっきりわかることもあります。
世の中には、「資本主義とは、貨幣を交換手段とする市場経済のこと」と思っている人がたくさんいるでしょう。
しかし、貨幣や市場は古代の中国やローマにも存在していた。
でも、「古代中国は、『資本主義』であった」なんていう人はどこにもいません。
ですから、「資本主義の崩壊 = 貨幣と市場の消滅」を意味しないということなのです。
どうも「経済辞典」の
<資本主義
利益追求を原動力とする資本の支配する経済体制。>
がわかりやすいようです。
で、なぜそれが起こったかというと、
生産力が発展し、「『社会的分業』が進んだから」だと。
経済辞典の言葉をいいかえて、
<資本主義
利益追求を原動力とする資本家たちの支配する経済体制。>
~~~~~~~~~~~~
でよいのではないでしょうか?
近代資本主義は、18世紀中ごろにイギリスで起こった「産業革命」の結果確立されたといわれています。
この当時の資本家たちはたいてい、「利益追求のためには手段をえらばない」人たちだった。
利益を最大限にするためには、「できるだけ安く労働者を雇い」「できるだけ長く働かせる」のがよい。
それで、中には6~8歳くらいの子供たち(安い)を12~15時間も働かせる資本家がいた。
当時のドグマは、アダムスミスの「市場が自由ならすべてよし」というものでした。(古典派)
19世紀の資本家たちがあまりにも労働者を酷使したので、労働者たちは激しい怒りに燃えていたのです。
そこに、「福音」をもたらす男が登場します。
▼共産主義の登場
資本家が労働者を酷使する資本主義社会。
怒っている労働者に福音をもたらしたのが、ユダヤ系ドイツ人のマルクス。
資本主義と共産主義って何が違うのでしょうか?
いろいろありますが、「所有」に対する考え方が正反対。
マルクスの歴史観を見てみましょう。
1、太古の昔、人々は少ない獲物や農産物をわけあい、貧しいながら
も仲良く暮らしていました。(原始共産制)
2、ところが生産力があがると余剰作物が出るようになり、「持てる者」
と「持たざる者」が登場しました。
3、持てる者と持たざる者の間に「階級」が発生しました。
4、奴隷所有者と奴隷に階級がわかれました。(奴隷制社会)
5、その後、地主と小作に階級がわかれました。(封建社会)
6、その後、資本家と労働者に階級がわかれました。(資本主義社会)
7、人類史は階級闘争の歴史です。労働者は資本家を打倒し、理想の
「共産国家」をつくりましょう。
まあ、単純にいえばこんなところでしょうか。
細かい話(バジスとナドストロイカ等々)を始めるとキリがありませんので超簡略化してあります。
資本主義は、「私有財産」を絶対視するのですが、
共産主義は、「私有財産」を認めない。
その心は?
マルクスは、人類歴史を研究してみたとき、諸悪の根源は「私有財産」にあると思ったのです。
生産力が上がって余剰作物が出た時、それを私有化してしまった。
それで、「持つ者」「持たざる者」にわかれ階級が発生した。
階級があるから、闘争が起こる。
図にすると
私有財産 → 階級の発生 → 階級闘争の発生
じゃあどうすればよかったのか?
最初から、余剰作物を「共有財産」にすればよかったのですね。
それで、いわゆる共産主義国家には「私有財産」がないのです。
1917年の「ロシア革命」で人類初の「共産国家」ができると、資本家たちは恐怖で震えあがりました。
だって、マルクス自身が「資本家皆殺し」を宣言しているのですから。
ホントですよ。
<共産主義者は、これまでの
いっさいの社会秩序を強力的に転覆することによってのみ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
自己の目的が達成されることを公然と宣言する。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
支配階級よ、共産主義革命のまえにおののくがいい。>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<万国のプロレタリア団結せよ!>
(「共産党宣言」 マルクス、エンゲルス 岩波文庫
http://tinyurl.com/c9wzvv
)
↑
(人類歴史に多大な影響を与えた本です。教養として読んでみましょ
う。●安い・・・)
↑
どうです?
こんなもん、資本家はおそれおののきますがな。
▼ケインズの登場
さて、古典派資本主義は1920年代末~1930年代、深刻な危機におちいります。
それがアメリカ発の世界恐慌。
世界の大国はほとんど大打撃を受けます。
しかし、「資本家皆殺し」の共産国家ソ連だけは、ほとんど影響をうけ
なかった。
むしろ独裁者スターリンの元で、驚異的な発展をつづけていたのです。
世界の人々は、「おいおい、資本主義より共産主義の方がすぐれてるんちゃうの~」と思い始めていた。
そんなとき、資本主義国に救世主が登場します。
それがケインズ。
古典派資本主義・ケインズ資本主義・共産主義。
この三つの違いはなんでしょう。
これは、「国と経済のかかわり方」が違います。
・古典派資本主義 =
国は経済に干渉しないのがいい。
とにかく市場を自由にしなさい。
・共産主義
共産主義は私有財産を否定する。
だから民間企業も否定する。
よって、経済は全部国がやる。
国民は全部「国家公務員だ!」
これに対してケインズは、「政府が支出を増やして「有効需要」(投資と消費)を創出すればいい」と主張した。
簡単にいえば、「不況の時は、公共事業すればいい」ということ。
世界恐慌が起こったとき、古典派バリバリのフーヴァー大統領は何もできませんでした。
一番の問題は大量に発生している失業者。
ルーズベルトは、ケインズ理論をとりいれ「ニューディール政策」を実施。
そして一定の成果をあげます。
さらに戦争がはじまり、大軍拡政策(大公共事業)を推進すると、ケインズの予言どおり、戦争中にもかかわらず好況になり、失業がなくなってしまったのです。
これで効果は実証され、第2次大戦後もケインズの時代がつづくことになりました。
▼ケインズと共産主義の死
さて、第2次世界大戦後世界は、
ケインズ資本主義 対 共産主義陣営
にわかれました。
ケインズ理論は、世界恐慌時に有効性が確認されたものの、第2次大戦後は副作用の方が目立つようになっていきます。
それは、ケインズ理論の欠陥というよりは、「人間の愚かさ」による副作用といえるでしょう。
つまりこういうことです。
ケインズによると、「財政赤字を増やして公共事業をやれば、景気がよくなる」。
為政者にとって、こんな楽なことはない。
ちょっと景気が悪くなってきた。
だから、赤字国債を発行し、どんどん公共事業をしてしまえ!
それで、西側資本主義陣営は「ケインズのやりすぎで借金が増大する」という共通の悩みを抱えるようになったのです。
1980年代、アメリカのレーガンさん、イギリスのサッチャーさんは、ケインズを捨て去り古典派に回帰します。
しかし、時代が進み、理論はより緻密化され、今では古典派ではなく「新自由主義」とよばれています。
が、本質は同じ。
これで、ケインズは世界の主流でなくなりました。
ちなみにサッチャーさんは借金へらしに成功しましたが、レーガンさんはソ連との軍拡競争に忙しく、借金をさらに増大させました。
一方の共産主義ですが、1991年に総本山ソ連と共に崩壊しました。
中国は、1978年から社会主義に資本主義の要素を入れ、サバイバルすることができたのです。
ケインズと共産主義が死に、古典派が復活します。
▼新自由主義の興隆と破滅
さて、アメリカがケインズを捨て去り、共産主義陣営が崩壊し、サバイバルしたのは、「市場が自由ならすべてよし」の古典派(→新自由主義)でした。
宿敵ソ連は崩壊した。
経済のライバル日本ではバブルが崩壊した。
再び世界唯一の超大国になったアメリカは、全世界に新自由主義を伝道していきます。
事実アメリカは、クリントンの時代、空前の繁栄を謳歌することになったのです。
しかし、アメリカ経済は案外脆弱でした。
ものづくりをやめてしまったこの国は、なんやかんやと祭り(バブル)を組織し、世界中から資金をかき集めなければならない。
クリントン時代はITバブルを起こした。
それが00~01年に崩壊すると、今度は住宅バブルを起こした。
一方で投資銀行・ヘッジファンドは、100倍ものレバレッジをきかせながら、6京円といわれるデリバティブ市場で大儲けしていたのです。
しかし、自己資金の100倍の借金をし、勝っている時はいいですが、負けた場合はとんでもない損失をおうことになります。
こうして、07~08年にかけて、「新自由主義」の時代は終焉をむかえます。
オバマさんの「グリーンニューディール」は、要するに「ケインズの復権」を意味しているのです。
▼資本主義は崩壊するか?
さて、最初の質問に戻りましょう。
<(前略)最近日本では、「今回の危機は100年に一度の危機で、資本主義そのものが崩壊するのだ」といった類の本がたくさん出ています。
そこで北野さまに質問なのですが、資本主義は本当に崩壊してしまうのでしょうか?(以下略)>
で、資本主義とは、
<資本主義
利益追求を原動力とする資本家たちの支配する経済体制。>
~~~~~~~~~~~~
でした。
はたして、今回の危機で「資本主義は崩壊する」のでしょうか?
十分可能性はあると思います。
それはどのように起こるのでしょうか?
ソ連が崩壊して、共産主義は消滅しました。
資本主義 = 資本家たちが支配する経済体制 とします。
では、資本主義の総本山アメリカで、「資本家支配が終焉」したらどうでしょうか?
「え”~~~そんなことがありえますか?どんな国でも「大富豪」が支配しているのでは?」
そう思うでしょう?
ところが歴史を見ると、常にそうというわけではないのです。
(例、江戸時代、士農工商の階級があり、商は身分も低く、国を支配してもいなかった)
たとえばロシアを見てください。
エリツィンの時代、「7人の銀行家がロシアの富の半分を所有している」といわれていました。
クレムリンのゴッドファーザー・ベレゾフスキーは、エリツィンと癒着し、誰を首相にするかまで決めていたのです。
ロシアは90年代、明らかに「資本家」(新興財閥)支配の時代でした。
ところが、今はどうです?
KGB軍団のプーチンと新興財閥の力関係が逆転している。
個人資産で見れば、プーチンはユダヤ系大富豪アブラモービッチ(英サッカーチーム・チェルシーオーナー)の足元にもおよばない。
でも、プーチンはKGB軍団を従え、天然ガス世界最大手ガスプロムや国営石油会社ロスネフチを操っています。
中小企業はわりと自由でも、石油・ガスなど経済の主要部門は全部国(とKGB軍団)が支配している。
さて、ロシアは「資本主義の国」なのでしょうか?
こう質問されると、エコノミストは困ってしまい「国家資本主義です」
と答えるのです。
アメリカで起こり得るシナリオはこうです。
ソ連は財政が破たんして崩壊しました。
アメリカも、財政が破たんして没落します。
オバマさんは、アメリカのゴルバチョフの役割を演じる。
国民はオバマさんに失望し、次は資本家の代表・WASPを再び大統領に選びます。
このWASP大統領はアメリカにおけるエリツィンの役割。
彼は、アメリカを「古き良き資本家の時代」に戻そうとし、国民の支持を失います。
そして、次に出てくるのが軍人出身かCIA出身の潔癖な男。彼がアメリカにおけるプーチンの役割を果たします。
この大統領はアメリカを復活させますが、軍あるいはCIA出身ということで、一種の独裁国家をつくるでしょう。
その時アメリカは、「資本家の支配する国」(=資本主義の国)とはいえなくなります。
繰り返しますが、「貨幣」「市場」は大昔からず~っと存在してきました。
しかし、「封建時代」に貨幣・市場があっても、「資本主義時代」とはいいません。
よって、資本主義崩壊後も、貨幣・市場は残ることでしょう。
資本主義の崩壊とは、つまり資本主義の総本山アメリカで「資本家の支配が終わること」を意味する。
そして、その可能性はかなりあるといえるのです。
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本の一番最後に「北野の夢」が書いてあります。
しかし、前から順番にお読みください。
▼お勧め本コーナーへ
★(いつまで続くかわからない)北野のお薦め本コーナー!
このコーナーでは、中学時代病気で死線をさまよい、高校時代クラス一の落ちこぼれで先生に見捨てられたRPE北野が、なんやかんやとサバイバルしているのに、役立っている本・DVDを紹介しています。
戦争・テロ・デフレ・財政赤字・失業者・リストラの増加、こんな厳しい時代ですが、せめてRPE読者の皆さんは、健康で幸せで豊かに生きていけますように。
★国家の品格 藤原正彦 新潮新書
(詳細は→ http://tinyurl.com/ytnkqd
)
いろいろな人が「読みなさい、読みなさい」というので、ついに読んでみました。
正直まったく期待していなかったのです。
北野「たぶん、空想とキレイゴトのオンパレードなんだろうな~」
完璧に裏切られました。
キレイゴトどころか、RPE並みにキレイゴトを排撃しています。
例、
・欧米は野蛮だった
・先進国は全て荒廃している
・「アメリカは北朝鮮に「核を持つな」と言っていますが、自分たちは地球の全人民を何十回殺せるような核兵器を持っている。」(17p)
・「私が金正日でも、アメリカの言うことなんか聞きません。」(17p)
・「資本主義の勝利」も幻想
・小学生に英語を教えると「国際人」がいなくなる。
・「人間にはそもそも自由がありません。」(67p)
・人類の自由・平等の権利を主張したジェファーソンは、インディアンを大虐殺し、奴隷を100人かかえていた。
・「国民は永遠に成熟しない。放っておくと、民主主義すなわち主権在民が戦争を起こす」(83p)
・「平等」もフィクション。
等々。
藤原先生は、こんな感じで、現代の世界を支えている美しい論理を次々とぶち壊していきます。
で、どうするのか?
藤原先生は、「武士道の復活」を提案しています。
前号「ユダヤの秘密」で、「ユダヤ人の強さの秘密は、「タルムード」を毎日毎日学ぶことだ」と書きました。
▼共に名著です!
「ユダヤ5000年の教え ラビ・マービン・トケイヤー 実業之日本社
(詳細は→ http://tinyurl.com/eca8t
)
「ユダヤ5000年の知恵」ラビ・M・トケイヤー 実業之日本社
(詳細は → http://tinyurl.com/25z36e
)
結局、道徳教育・人格教育というのは、良いものを子供の頃から繰り返し繰り返しインプットしていくこと。
だからって、日本人の子供がタルムードを学ぶのも変ですよね。
ですから、神道・仏教・儒教が合わさってできた「武士道」を子供のころからプリンティングしていけばいい。
もちろん、実現は簡単ではありません。
藤原先生もそのへん自覚しておられます。
とはいえ、日本の教育と道徳はボロボロですから、なんらかの対策をうつ必要があるのは明白。
「ここ4世紀間ほど世界を支配した欧米の教義は、ようやく破綻を見せはじめました。
世界は途方にくれています。
時間はかかりますが、この世界を本格的に救えるのは、日本人しかいないと私は思うのです。」(191p)
既に読まれた人も多いと思いますが、まだの人は是非ご一読ください。
本当に面白いです。
★国家の品格 藤原正彦 新潮新書
(詳細は→ http://tinyurl.com/ytnkqd
)
○メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」
発行者 北野 幸伯
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日本のお姉さんの意見。↓
アメリカも、ロシアのプーチンが支配する一種独裁の国家に
なるかもしれないという意見には賛成です。
聖書の預言には、ヨーロッパも、3,4人の強い王さまが
出てきて、そのうち、ローマから出てくる人が、宗教を
持ち出して世界を平和にしようとするので、みんなから
絶大的な支持を得るのです。彼はみんながテレビを見ている
時に、頭に致命的なキズを負うが、三日目に奇跡的に回復
するので世界中が一気に彼のファンになる。
その独裁者は、ニセの救世主です。
彼が担ぎ出した宗教は、彼が乗って出てきた乗り物に過ぎ
ないので、ほどなく、彼はその宗教を迫害しだします。
世界の覇権をとるのは、ヨーロッパのローマから出る王さま
です。恐ろしい独裁者で、イスラエルを滅亡に追いやります。
(本当は滅亡するどころか、天から創造主のつかわした
救世主に救われるのですがね。)
つまり、アメリカの影響力はほとんど無いといってよい。
日本はこのままアメリカに頼っていては、
周辺国の軍事大国に飲み込まれて、(チュウゴクでしょうね。)
「つまんない衛星国」になってしまいますよ。チベットをみると
悲惨な状態でしょう?そうならないように、日本人は日本を
必死で守らねばならないのです。
そうならないように、今から自立しましょうね!アメリカに
自国の運命を託さず、アメリカの軍事力だけに頼らず、
イスラエルを見習って、自力でも、自分の国を守れる
ようにしないといけません。軍隊も無い状態では、アメリカに
べったり頼るしかなくなります。アメリカの言いなりになって
2009年まで、日本は属国状態でも、経済的になんとか
潤ってきましたが、今までは、良しとしましょう。
でも、そろそろ目を覚まして、自覚を持ちましょう。
外国に自国の防衛を頼っていては、裏切られた時に、
一気に没落してどこかの国に操られる悲しい国になります
ので、そうならないように、今、アメリカに頼る生き方を止めて
自前の軍隊を持ちましょう。日本を守る日本人に、みんなが
変わればいいのです。チュウゴクや朝鮮半島人が
日本に手足足枷をはめ続けて、いいなりの猫の状態に
しておこうと必死でニセ日本人たちを扇動してデモなどを
するかもしれませんが、無視しておきましょう。あれは、
チュウゴクや朝鮮半島人のいきがかかった集団です。
現実的ではない「平和を愛する周辺国を信頼して信望して
いる憲法」など、強かった時代の占領国が日本に押しつけた
子供の絵本のようなものです。絵本を捨てて、立ち上がり、
現実の世界に生きる時代になったのです。(アメリカが
以前のように強くなく、影響力が無くなったから。)
現実の世界は、美しい国、日本の領土と領海と、資源と
技術は、周辺国に狙われているということです。
北朝鮮のような、国民が餓死している国に、頭上にミサイルを
飛ばされて、恫喝されているのが現実です。