日本の進路★小沢氏らのUnited Nations至上主義は日本には有害無益 | 日本のお姉さん

日本の進路★小沢氏らのUnited Nations至上主義は日本には有害無益

日本の進路、統合版132★2009/03/10-03/11
日本の進路★0545★090310★小沢氏の国連至上主義を捨て去れ
「日本の進路」  日本戦略の研究会   No.0545   2009/03/10
★ 表題: 小沢氏らのUnited Nations至上主義は、無価値の思考形態で、日
本には有害無益
林 凛明 
kxnb@104.net

小沢一郎氏は、2009年3月13日午前の民主党常任幹事会において、西松建設の巨額献金事件に関して、秘書と自分の潔白を強調し、政権交代を目指して、代表を続投したい意向を表明しました。これに対して、出席者からは格段の異論がなかった、との事であります。

小沢氏の持論は、United Nations中心~至上主義であり、United Nationsからの命令があれば、如何なる激しい戦闘地域であっても(日本人若者の血を犠牲にしても)、自衛隊を派遣する考え方と申せます。

前項の如き小沢氏を、のさばらせている(言いなりになっている)民主党議員の見識は、異常且つ低次元であって、日本人としての良識を疑わざるを得ません。

United Nationsの加盟各国は、いずれも自国の国益を最優先にして行動しております。従って、United Nationsの存在を認めつつも、現実の判断行動では、自国の判断を優先し、United Nationsの意向を棚上げしています。

「United Nations中心~至上主義」は、殆ど全ての国家が、完全に無視しており、機能不全且つ、無価値の思考形態であって、極めて甘い机上の「空想的理想論」と言わざるを得ません。これに固執している小沢氏は、日本国家と日本国民にとって、極めて「有害無益」の存在であります。

国家国民の安全保障は、自国自体が軍備を完備し、情報(諜報)力を駆使して、外交面で手腕を発揮する事が、非常に重要であります。武(軍事)・智(情報)・文(外交)の三者が、相互に助け合って完成します。

「戦える国家」「戦えば勝つが自分からは戦わない」「戦わずして勝つ」が国家の根幹と申せます。従って、現行の憲法内容如何は、問題にすべきではありません。敗戦時に占領軍に押し付けられた「非戦力・奴隷憲法」は、国際水準からみても当然に無効であって、一日も早く破棄する必要があります。

日米同盟(日米軍事同盟)は、日本の弱点を補充する非常に重要な存在ですが、日本の如く、米国に極めて多くの安全保障を依存する異常な事態は、早急に脱却すべきであります。

「一国平和主義」とか「平和憲法があるから安全」とかは、世界情勢を理解出来ない「国際オンチの寝言」と言わざるを得ません。

自衛(防衛)には、時と状況次第で、当然に「単独も集団」もあり得ます。内閣法制局が「集団自衛権は憲法9条に抵触」と叫んでいますが、「国際オンチの極」にあり、既に「反日売国奴」に転落しております。

(日本の進路、No.0545、小沢氏らのUnited Nations至上主義は、無価値の思考形態で、日本には有害無益、完)

日本の進路★0546★090311★経常収支赤字定着を打破せよ
「日本の進路」  日本戦略の研究会   No.0546   2009/03/11
★ 表題: 経常収支赤字定着を打破する戦略と国民の意志力が肝要
水戸昭幸 
f9mdd@yahoo.co.jp

財務省は2009年3月9日、2009年1月の経常収支が、13年振りに「赤字」に転落したと発表しました。

 (注) 経常収支: 物品の輸出入差を示す「貿易収支=モノが主」、海外との投資活動で得た損益の差を示す「所得収支=カネが主」、これにサービスの過不足を加算したもので、海外取引の総合力を表現。

日本では2007年まで、サービスを除き、「貿易収支」「所得収支」の両分野で、大きな(07年の場合で約25兆円の)黒字を計上して来ました。

2008年は、石油エネルギー及び資源価格の大暴騰の影響を受けて「貿易・サービス収支」が極めて小さくなり(ゼロに近づき)ました。しかし、投資の稼ぎ(所得収支の黒字)によってカバーし、約17兆円の「黒字」を維持して来ました。

2008年秋以降、世界的な大不況(金融の大波乱)の影響を受け始め、海外投資の収益(稼ぎ)が、急激に減少して来ました。利息・配当が減少しただけでなく、海外投資の元本自体が、危険に晒されつつあります。

日本の少子高齢化・労働力不足・貯蓄率の低下・ブロック経済の増加等の諸傾向を勘案すると、中長期的にみて、日本の経常収支の改善(黒字増大)は、容易ではないと言わざるを得ません。

もし、経常収支の赤字傾向が定着して行けば、日本の生活水準の向上・社会保障の充実は、不可能となって行きます。

日本民族が、末永い繁栄を希求するならば、次の如き戦略と実現のための確たる意志力が必要であります。

 1、原子力・太陽光・水素核融合等を拡充して、エネルギーの自給体制に全力を投入
 2、主食糧を自給するため、米を大増産し、米食中心の生活を確立
 3、公務員を無給且つ、交替勤務制に変革し、財政赤字を抜本的に解消
 4、科学技術水準を高め、他国の追従を許さない高度技術製品を製作
 5、贅沢な国民生活を排除し、質実剛健の国民への教育を実施
 6、歌舞音曲・芸事芸能・スポーツ等は、趣味の範疇(金儲けの分野から除外)
 7、官(公共工事・福祉等)に依存する態度を刷新し、身内(親族・地縁族会社族・趣味族等)で助け合い自活

(日本の進路、No.0546、経常収支赤字定着を打破する戦略と国民の意志力が肝要、完)
(日本の進路、統合版132★2009/03/10-03/11本文完)

『読者の広場』―敬称略

★ 寺本伸二  件名: 世界各国は、United Nationsを、必要悪程度にみなしている

世界の殆どの国は、United Nationsを重視しておりません。脱退したり・大きな声で非難はしませんが、自国にとって都合の良い場合は利用し、具合が悪いときは、拒否権を行使したり(五大国)、無視(棄権等)をしています。

小沢一郎氏の如き、United Nationsの決議に全面的に服従し、United Nationsのためなら、命も惜しまないなどは、自国の人間(自衛隊員等)を粗末にする結果的な「反日売国奴」と言わざるを得ません。

★ パティ・リー  件名: 小沢氏は、United Nationsの本質が分かっていない

小沢一郎氏は、United Nations至上主義に転落していますね。一国のトップにもなる可能性がある人間が、かかる状況では、日本に不幸と危機が迫っていると言わざるを得ません。
United Nationsは、日本の安全保障には、全く役に立たない事を、深く知って置かねばなりません。
防衛の基本は、自国(日本の場合は自衛隊)がやるべきです。手足を縛っている憲法の破棄は、緊急の課題です。日本国民は、一日早く目を覚ます必要があります。

★ 土井直美  件名: 自衛権に単独も集団もない

「集団自衛権は憲法に違反する」と、馬鹿な事を平気で言う連中が、依然として日本におります。
憲法にも自衛隊法その他の関連法規にも、「集団自衛権」の言葉さえ出て来ません。
昔の内閣法制局の発言?に拘泥しているようでは、日本は滅んでしまいます。

★ 藤 隆教  件名: 防衛には、United Nations依存・憲法条文・集団自衛の制約、以上の全てを捨て去る勇気が必要
小沢一郎氏の如きUnited Nations至上主義は最低最悪です。占領軍が押し付けた憲法は、当然無効として早急に破棄する必要があります。
集団的自衛権を否定するように考え方は、反日売国奴そのものと申せます。
日本の存亡が掛かった危機には、外国に助けてもらう事を期待しないで、自国で防衛する事が肝要であります。

★ 安田新三  件名: 日本の輸出入の基調が変わって来た

財務省は2009年3月25日、2月の貿易統計速報(通関ベース)を発表しました。輸入も前年同月比43.0%減ったものの、輸出が49.4%の減少となっています。貿易日本の基調が、世界的大不況の影響によって、非常に縮小したのです。
日本は今後、価格競争(値段勝負)ではない輸出品(高度技術製品)を構築する必要があります。水戸昭幸氏の論を支持します。

★ 坂本雅一  件名: エネルギーと食糧を、先ず確保せよ

日本の致命的な欠点は、世界的な動乱の場合、エネルギーと食糧が入手出来なくなる事です。
日本国民と国家は、エネルギーと食糧の確保に最大の関心を払うべきです。福祉(社会保障)や雇用は、エネルギーと食糧が万全となった後の問題で、優先課題ではありません。

★ 北川 良  件名: 日本人は質実剛健が必要

1945年の敗戦以来の日本人は、米国の強い影響を受けて、身勝手・贅沢に汚染され続けています。
エネルギーと食糧問題を念頭に置くと、華美・格好良さ・目先の繁栄を自制して、物質欲の前に「精神の豊かさ」を重視し、質実剛健の生活を取り戻す事が肝要と申せます。
「読者の広場完」

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