外国産米の最低輸入枠・ミニマムアクセス(MA)に基づき、、、 | 日本のお姉さん

外国産米の最低輸入枠・ミニマムアクセス(MA)に基づき、、、

三笠フーズ事故米 転売繰り返し価格70倍

2009/02/28 01:46更新

三笠フーズ(大阪市北区、破産手続き中)による事故米の不正転売事件で、殺虫剤「アセタミプリド」に汚染されたベトナム産うるち米の流通状況のほぼ全容が、捜査関係者らへの取材で判明した。大手商社が政府から買い戻した際の価格は1キロあたり1.4円で、三笠フーズなど計6社を経て酒造6社に売却された時点では最大70倍に跳ね上がっていた。ほとんどが書類だけの取引にもかかわらず、仲介業者が多額の利益を上げており、米取引の不透明な実態が改めて浮かび上がった。三笠フーズ(大阪市北区、破産手続き中)による事故米の不正転売事件で、同社が農薬のメタミドホスが含まれた「非食用」の事故米を山形県の食品製造会社に「食用」と偽って販売したとして、大阪府警などの合同捜査本部は25日、同社社長の冬木三男容疑者(73)らを勾留期限の来月2日にも、不正競争防止法違反(用途の誤認惹起(じゃっき))の疑いで再逮捕する方針を固めた。

記事本文の続き 大阪府警などの合同捜査本部は、農薬「メタミドホス」が含まれる中国産もち米についても、同社社長の冬木三男容疑者(73)らが山形県の食品製造会社に「食用」と偽って販売したとして、来月2日にも不正競争防止法違反(用途の誤認惹起)の疑いで再逮捕する方針。

 アセタミプリドが残留していたのは、東京の大手商社が外国産米の最低輸入枠(ミニマムアクセス)に基づき、平成19年2月に輸入した7000トンの一部いったん政府に販売したが、検疫の結果、598トンからアセタミプリドの含有が確認され、同商社が非食用の事故米として買い戻した。

 買い戻し費用は商社が加入していた保険で全額が補償されたものの、輸入時の荷降ろし費や運賃は自己負担となったため、実質的には1キロあたり約1.4円(総額約84万円)の経費がかかった。

 商社は9月、佐賀県の米穀販売会社に非食用事故米として販売したが、この段階で価格は1キロ約8円(同478万円)にアップ。佐賀の販売会社はさらに10円上乗せし、三笠に18円(同1076万円)で卸したという。米は商社の保管先から三笠の九州工場に直接運搬されており、佐賀の会社は書類上の取引だけで約600万円の利益を上げた。

 以後の売買は、丸山茂夫容疑者(60)が経営する「マルモ商事」(佐賀県)と三笠元顧問の宮崎一雄容疑者(77)が個人で営む「サン商事」(福岡市)が仲介。三笠のグループ会社「辰之巳」が1キロ50円(同2990万円)で買い取る手法で値段を釣り上げ、サンから辰之巳への納品書で「特定米穀白米」(食用)に偽装された。

 この間、マルモとサンは1キロ5~6円を上乗せして転売。伝票だけの取引にもかかわらず、それぞれ約300万円と約360万円の利益を上げていた。

 一方、辰之巳は、熊本と鹿児島の酒造会社4社には直接、2社に東京の酒卸売会社を通じ、75~98円で販売。価格の差は、冬木容疑者らが事故米のブレンド率に応じて決定していた。辰之巳の利益は最も多い計約3000万円に上っていたとみられる。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/226691/

酒造など事故米流通企業から事情聴取へ 農水省

3月31日12時17分配信 産経新聞


 事故米の不正転売事件で起訴された三笠フーズ(大阪市)が、事件の被害企業とされた老舗酒造会社に裏金を提供していた問題で、石破茂農水相は31日、閣議後の定例会見で、この酒造会社を含む事故米の流通先企業全般から不正がなかったか事情を聴く方針を明らかにした。

 この酒造会社を含む事故米の流通先企業は事件の被害者とされ、農水省は総額150億円の経営支援策を打ち出している。石破農水相は裏金を提供されたという酒造会社について「どこか分からない」としたうえで、「経営支援を行うに当たり、税金の支払いが国民の納得できるものか点検する」と述べた。農水省が支援金を支出する際に、聞き取り調査を行う方針だという。

 三笠フーズは、原料米の等級を低く差し替えることで生じた差益を、裏金としてこの酒造会社側に提供していたことが、大阪府警の調べなどで判明している。
三笠フーズ裏金工作 業界「どこでもやってる」 

2009/03/31 02:17更新

三笠フーズ(大阪市)をめぐる事故米転売事件に関連し、酒造りの原料米を差し替えるだけで利益を生み出すというコメをめぐる「錬金術」が、また明らかになった。今回明らかになった裏金づくりは、複数の業界関係者が「どこでもやってる」と業界全体に広く浸透していた疑いを示唆した。差し替えられたコメは品質についてノーチェックのまま酒造会社に納められたケースもあり、食品を製造する企業としての「食の安全」に対する意識の低さも露呈した。

酒造会社にとっても米業者にとってもおいしい話で、だから成立する」。原料米の差し替えについて、関西のある米卸業者はそう話した。

 この業者によると、米業者は酒造会社から精米を依頼された酒米を「主食用」と偽って転売するケースもある。酒米ではなく食用米とした方が一般的に売値が高くなるためだ。転売益は酒造会社と米業者で折半する構図で、ある業者は「どこでもやってること。だって、簡単にもうけられる方法でしょ」と話した。

 大阪府内の米卸会社の元幹部も「『さしかえ』という呼び方で約20年前に日常的にやっていた」と明かす。酒造会社から精米を依頼された酒米を主食用の米と偽って小売店に卸し、せんべいや家畜の飼料など加工用に使われる安いくず米を購入。酒造会社には、精米したくず米を「酒米」として戻し、差額の利益を得ていたという。

 三笠フーズ社長の冬木三男被告(73)との裏金づくりが発覚した熊本県の酒造会社では、こうした米の差し替えは昭和40年代から続いてきた。一時期やめた時期もあったが、「どこの酒屋でもやっていることだから」と周囲に言われ、やがて再開するようになったという。

 一方、原料米の差し替えは安全面で深刻な問題もはらんでいる。精米業者によると、いったん精米されると見分けがつかない場合があり、酒造会社の知らないうちに危険な米が納入される可能性もあるという。

 冬木被告は捜査当局に、「国産の原料米を安い米国産の米と交換した」と話しているが、酒造会社側は「あくまでも等級の低い国産米で、外国産米という認識は全くない」と否定する。

 等級が低い米でも人体に害はない。だが、同社の製造担当者によると、冬木被告からは「この米になりました」と納入されるだけで、米の品質に関する具体的な説明はなかった。実際にどのような米が納入されたのかはノーチェックだったという。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/237394/

三笠フーズ冬木社長「調子に乗りすぎた」「潔く刑務所へ」

2009/02/10 11:45更新

「ツケが回ってきた。調子に乗りすぎた」。かつては頻繁にキタの高級クラブに出入りしていた冬木三男容疑者(73)。知人によると、最近は意気消沈した様子で反省の弁を語っているという。

 米取引のすべてを知り尽くすといわれる冬木容疑者が最初に米にかかわったのは40年以上前にさかのぼる。昭和44年、総合商社「安宅(あたか)産業」に入社してまもなく、醸造用米の売買を担当した。その後、日本酒の名産地として知られる伏見や灘などの酒造業者に代わり、卸売業者に酒米を買い付ける業務を任された。


記事本文の続き 当時から約10年前まで付き合いがあったという元会社役員(70)によると、冬木容疑者の営業成績は抜群で、社内での評価も高かった。その一方で、「当時禁止されていた米産地の仲買人に直接買い付ける『非正規ルート』に手を出している」とのうわさも絶えなかったという。

 会社役員は「昔から彼のことを知っていれば、事故米のニュースにも驚かない」。別の知人男性(67)はこう振り返る。「野心家で危うい面がある半面、商才も持ち合わせていた」。

 この言葉通り、冬木容疑者が米穀卸会社「辰之巳」を友人から買収したのは、同社に在籍中の51年、41歳のときだった。翌年、安宅が伊藤忠商事に吸収されると同社を退社、辰之巳の社長に就任し、伊藤忠との関係を利用して販路を広げた。

 さらに「米の二次加工品の時代がくる」と聞けば、カレーライスショップや天丼屋を出店。平成元年に九州工場を開設し、2年には商社と共同で炊飯加工会社を設立するなど、積極経営を続けた。

 ただ、このころから「米はもうかる商売じゃない」が口癖になった。まもなく、宮崎一雄容疑者(77)と出会って事故米の転売に手を染め始め、夜な夜な大阪・北新地に繰り出したという。

 だが、築きあげてきた富と社会的立場は、農水省への匿名通報でいとも簡単に崩れ落ちた。

 昨年9月の事件発覚後に記者会見で謝罪したきり、姿を隠した冬木容疑者。無人になった自宅の表札は黒のマジックで塗りつぶされ、荒れ放題に。それでも当初は会社再建に意欲を見せ、知人には「これは国策捜査だ」と憤っていたが、逮捕を目前にしてこう話していたという。「潔く刑務所に入ります」。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/220658/

事故米の三笠フーズ 今なお責任なすりつけあう

2009/02/10 11:47更新

農薬にまみれた米を食用に偽装し、暴利をむさぼってきた「事故米ビジネス」の真相解明がついに最終段階に入った。10日、事故米の不正転売事件で逮捕された三笠フーズ社長、冬木三男容疑者(73)ら5人は、全員が逮捕容疑を認めた。だが、捜査関係者によると、直前の任意の聴取では、いまなお責任をなすりつけ合うような食い違いも多いという。一方、多大な損害を被った酒造会社などは「まだ風評被害は終わっていない」と厳しい現実に憤っている。

記事本文の続き 捜査本部によると、冬木容疑者は10日午前7時過ぎ、岡山県備前市の親類宅で逮捕された。捜査員に逮捕状を示されると、「分かりました」と答えたという。その後、捜査車両で大阪府警本部まで移送。うつむき加減で髪はやや乱れ、疲れた様子だった。

 一方、現場を取り仕切っていたとされる元顧問の宮崎一雄容疑者(77)は福岡市南区の自宅から任意同行を求められた。福岡県警南署の前では、報道陣の呼び掛けに一瞬顔を向けたが応えず、無言のまま署の中へ入った。

 5人は逮捕後、「間違いありません」と素直に逮捕容疑を認めたが、逮捕前の供述では食い違いが多く、それぞれが果たした役割にはまだ不透明な部分が多いという。

 冬木容疑者は偽装の指示は認めたうえで、事故米ビジネスに手を染めたきっかけは「宮崎一雄顧問からもうかると提案された」と説明。これに対し、一雄容疑者は「社長に言われて従っただけ」と、ともに従来の主張を繰り返している。

 また、冬木容疑者は「細かいことは現場に任せており、把握していない」と話す一方で、一部の酒造会社との取引については「事故米を絶対に混ぜるなといった」としているのに対し、宮崎雄三容疑者(49)は「社長の許可をもらった」と反論しているという。

 一方、被害企業の怒りはまったく収まっていない。

 焼酎メーカー約110社が加盟する鹿児島県酒造組合の吉野馨専務理事は「風評被害は終わっていない」と話す。

 黒糖焼酎をつくる西平本家(奄美市)は一時返品が殺到し、売り上げが激減。今も完全には戻っていないという。再発防止のため仕込みに使うコメをすべて国産にし、仕入れルートもさかのぼって確認するようにした。同社の中村千枝子社長は「良いコメがあると何回も言われて取引した。三笠フーズは安易な考えで、多くの人に迷惑をかけた」と憤った。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/220627

事故米の不正転売、不競法違反容疑で三笠フーズ社長ら5人逮捕

2009/02/10 08:55更新


大阪市北区の米粉加工会社「三笠フーズ」(破産手続き中)による事故米の不正転売事件で、大阪、福岡、熊本の3府県警の合同捜査本部は10日午前、農薬に汚染された非食用のベトナム産米を食用として酒造会社に売却したとして、不正競争防止法違反(用途の誤認惹起)の疑いで、同社社長、冬木三男容疑者(73)ら5人を逮捕した。冬木容疑者らは米の価格を不当に釣り上げて利ざやを稼いでいた疑いもあり、合同捜査本部は詐欺容疑でも慎重に捜査を進める。

記事本文の続き 他に逮捕されたのは、同社元顧問、宮崎一雄(77)▽グループ会社「辰之巳」元営業課長、宮崎雄三(49)▽元社長秘書、古谷幸作(59)▽取引先のマルモ商事(佐賀県)社長、丸山茂夫(60)の4容疑者。

 逮捕容疑は、平成20年1~8月、非食用の事故米として購入した殺虫剤「アセタミプリド」が含まれるベトナム産うるち米計598トンに正規米を混ぜ込み、食用として偽装し、計896トンを熊本などの酒造会社6社に販売したとしている。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/220608

三笠フーズ社長ら再逮捕へ メタミドホス混入米の偽装で

2009/02/26 02:20更新


記事本文の続き 冬木容疑者らは食品製造会社から不当な利益をあげたとみられ、詐欺容疑での立件も視野に慎重に捜査を進める。

 捜査関係者によると、三笠フーズは平成18~19年、メタミドホスに汚染された中国産もち米計800トンを工業用として1キロ約9円で政府から購入。19年12月~20年2月、うち110トンを食品製造会社に食用と偽って1キロ約100円で卸した疑いが持たれている。

 三笠フーズ中国産もち米計800トンのうち、約350トンについても丸山茂夫容疑者(60)が社長の「マルモ商事」や、三笠フーズ元顧問の宮崎一雄容疑者(77)が個人で営む「サン商事」に取引を仲介させ、伝票だけで売買。値段を釣り上げて福岡県内の業者に売却しており、捜査本部はこのルートについても不正競争防止法違反容疑で調べている。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/225903

【主張】三笠フーズ 「豊かな食」考える機会に

2009/02/11 07:52更新

輸入事故米を不正に転売し、日本の主食・コメの安全に対する信頼を揺るがせた「三笠フーズ」(破産手続き中)に対して、大阪府警などの合同捜査本部が社長ら関係者の逮捕に踏みきった。問題が明るみに出てから5カ月余りで遅すぎた本格着手ではあるが、社長らの刑事責任の所在や、主管官庁である農水省の関与の有無も明らかにしてほしい。


記事本文の続き 「食に対する安全」は近年、大きく揺らぎつつある。比内鶏(ひないどり)にみられたような産地の偽装や表示偽装は後を絶たず、中国産冷凍ギョーザへの毒物混入問題に至っては、中国政府との関係もからんで、未解決のままだ。

 三笠フーズによる事故米の不正転売事件は、外国産米の最低輸入枠・ミニマムアクセス(MAという問題も重なって、複雑な様相を呈している。三笠フーズからコメを購入した企業が、事故米であることを本当に知らなかったかどうかなど、解明されなければならない点は多い。

 警察庁は食の安全を脅かす案件には厳しく、迅速に対処する方針を示している。今回の着手容疑は不正競争防止法違反となっているが、さらに罰則の重い詐欺や食品衛生法違反などが適用可能かどうか、捜査の行方を見守りたい。

 農水省は今回の事態を厳しく受け止めるべきである。すでに大臣と事務次官が一連の責任をとって辞任したほか、現場担当者の中には、不正転売をうすうす感づいていながら見逃していたのではないかという疑いすら指摘された。政府の有識者会議が昨年11月、「歴代農水相や局長、部長らの責任が最も重い」とする調査報告書を消費者行政担当相に提出したのは当然だろう。生産者の視線ではなく、消費者の視線で食の安全を守る策を打ち出してほしい。

 それにしても、である。これほどの事態に至った原因について考えると、かつての日本人が持っていた素朴な「食の安全神話」が根底から覆されていると認めざるを得まい。

 安価さのみを求め、中国などの安い野菜を輸入する一方で、一部の行き過ぎたグルメブームに影響されて、内外の高級食材を過剰に珍重する風潮が背景にあった、とはいえないだろうか。

 その点で、今回の事件を、消費者も「真に豊かな食生活とは何か」を原点に戻って考え直す機会にすべきだ。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/220930

宮崎容疑者 マルモ側から転売手法も教わる

三笠フーズ(大阪市北区、破産手続き中)による事故米の不正転売事件で、同社元顧問、宮崎一雄容疑者(77)が逮捕前、大阪府警など合同捜査本部の事情聴取に対し、「マルモ商事社長の親族から事故米の破砕機を譲り受けた」と供述していることが12日、わかった。捜査関係者が明らかにした。


記事本文の続き この親族から転売のノウハウも教わったとみられ、捜査本部は宮崎容疑者が機材や手法を手に入れたことにより事故米ビジネスを本格化させ、個人経営だった宮崎商店から三笠フーズに引き継がれ、事業を拡大したとみている。

 捜査関係者によると、宮崎容疑者は平成5年ごろ、マルモ商事(佐賀県)の社長、丸山茂夫容疑者(60)の親族=故人=から、事故米の腐食を見えにくくする破砕機を無償で譲り受けた。さらに、「伝票上の取引だけで利ざやを稼ぐ方法を教えてもらった」とし、仲介業者を入れて価格をつり上げて買い戻し、酒造会社に売却する手法を指南され、実践したという。

 その後、宮崎商店が9年に三笠フーズに事実上買収され、宮崎容疑者はグループ会社「辰之巳」の九州事業部長に就任。事故米の扱いを含めた九州での米取引を一手に任され、この手法を持ち込んだとみられる。

 さらに、14年には破砕機や事故米の買い付け資格を含む宮崎商店の事業を三笠フーズに約1000万円で譲渡し、事故米ビジネスを続けたという。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/221387

三笠フーズ社長の長男で大阪府職員が関連会社監査役を兼業

2009/02/10 20:00更新

 「三笠フーズ」による事故米の不正転売事件で、不正競争防止法違反の疑いで逮捕された同社社長、冬木三男容疑者(73)の長男で、府環境農林水産部の主査(48)が、グループ会社「辰之巳」の監査役を務めていたことが10日、分かった。


記事本文の続き 主査は「監査役を依頼されたがはっきりと答えず、そのまま放置し、忘れていた」と釈明しているが、地方公務員法では公務員の兼業は禁止されており、府は同法に抵触する可能性があるとして懲戒処分を検討している。

 府によると、主査は平成14年から辰之巳の監査役に名前を連ねていた。事故米問題が発覚後、監査役だったことを弁護士から指摘されたという。

 主査は問題発覚直後の昨年9月、上司から三笠フーズとの関連性を問われ、「関係ない」と答えていたという。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/220819

事故米の不正見抜けなかった農水省、改革急ピッチ

2009/02/10 11:45更新

日本人の主食への信頼が揺るがされた事故米の不正転売事件。農林水産省三笠フーズ側に100回近くの立ち入り検査を実施しながら不正を見抜けず、事故米は全国に流通した。事件を受け、農水省が行った改革は組織改編や検査マニュアルの作成、流通システムの見直しなど多岐にわたるが、その実効性が問われるのはこれからだ。

記事本文の続き 昨年11月、農水省の若手幹部らで構成する改革チームが緊急提言をまとめた。その中には、こんな厳しい指摘が盛り込まれた。「生産者サイドの視点に偏り、消費者の視点をおろそかにしてきた結果、国民からの信頼は失墜した」。

 さらに、「特定の業界やグループに配慮し不透明な政策決定を行っている」と、長年の慣行が生んだ組織の暗部にまで言及した。

 不正転売事件では、三笠に立ち入り検査の実施日を事前に伝え、検査時も販売先を調べないなど業者への甘さが露呈した。このほかにも、大阪農政事務所で輸入米の流通を監督・指導する当時の担当課長が三笠側から接待を受けていたことが明らかになった。

 改革チームはこうした点を踏まえ、地方農政事務所の食糧担当部署について「食品の供給機能を担う組織としてふさわしくない」とし、同事務所の原則廃止と農水省組織の抜本的な見直しを提言。業者への検査の方法や体制などの政策決定過程に国民が参加することも求めた。

 一方、農水省は立ち入り検査を原則的に抜き打ちとする「検査マニュアル」を策定。輸入された事故米が国内で流通しないよう輸入業者との契約条項も改め、輸入検疫でカビ毒や基準値以上の農薬の混入が判明した場合は、輸出国に返送するか廃棄することにした。

 ただ、事件の背景となった外国産米の最低輸入枠・ミニマムアクセス(MA)のあり方については明確な方針が示されていない。現状年間77万トンの輸入枠は、今後の世界貿易機関WTO)の交渉でさらに拡大される可能性もあるという。

 東京大大学院の鈴木宣弘教授(農業経済学)は「組織の再編や事故米の処分にコストをかけすぎては意味がない。重要なのは不正を防ぐチェックをしっかりすること」と指摘。MA米についても「国益を守るため、その必要性自体を消費者の視点で議論しないといけない」と話している。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/220659/

三笠フーズ事件 「検査態勢が万全なら」石破農水相

2009/02/10 11:33更新

事故米不正転売事件で大阪市北区の米粉加工会社「三笠フーズ」社長らが逮捕されたことを受けて、石破茂農水相は10日午前の閣議後の記者会見で「検査態勢が万全なら起きなかったことで幾重もおわびしてきた。再発防止としてこれまで措置を講じてきた。これからは遺漏なくやっていきたい」と述べた。


記事本文の続き 一方、野田聖子消費者行政担当相は記者会見で「民間企業がやってはならないタブー、モラルに反した。逮捕で一区切りを迎えたと思う」と強調。同時に「農水省そのものにも瑕疵(かし)があった。怠慢や、縦割り行政の中での連絡遅れがあった」と述べ、農水省にも責任の一端があったとの認識を示した。

 河村建夫官房長官は記者会見で「この事件では農水省など政府の対応が厳しく批判された。再発防止のためにも消費者庁設置による体制強化が急がれる」と述べ、国会で棚上げとなっている消費者庁設置関連法案の審議入りを求めた。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/220656/

「選択制も排除しない」減反政策で石破農水相

2009/02/03 11:57更新

石破茂農水相は3日の閣議後会見で、コメの生産調整(減反)への農家の参加を「選択制も排除するものではなく、あらゆる角度から検討する」と話し、参加を農家の判断に委ねる「選択制」の導入を検討していることを明らかにした。参加農家には所得補償を行う方向。

記事本文の続き コメの生産調整は、都道府県ごとに生産目標量を定めて、すべてのコメ農家が参加するのが原則だが、参加しない農家もある。価格が下がった際に、政府がコメを買い上げる価格維持政策は、不参加農家にも恩恵を与えることから、農家の間に不公平感が広がっており、農水省は廃止も視野に置いている。

 石破農水相は昨年末、世界貿易機関WTO)交渉によるコメ貿易自由化の進展見通しなどを背景に、コメの生産調整について抜本的な農政改革を進めることを表明していた。6閣僚らで構成する「農政改革関係閣僚会合」を主宰しており、8月までに改革案をまとめる。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/econpolicy/218575

同じ事件が起こらないように

するには、外国から米を買わなければいい。

アメリカは、ハワイに飛んできたら北朝鮮のミサイルを

撃ち落とすが、そうでないなら特に何もしない。

何もしてくれないアメリカのいうことを100%きいてきた

日本がおかしい。竹島も実質盗られ、ガスも盗られ

尖閣諸島も危ないし、沖縄まで狙われているし、

ロシアは北方領土を返してくれない。

アメリカは、ずっとアジアの領土問題には

口だししないと言ってきている。日本を守る気がない

アメリカに頼る日本人も悪い。戦争に負けたのは

もう、ずっと前なのに、いいかげん目を覚まして普通の

国のように軍隊を持ってヨーロッパの国のように

核をアメリカから借りて国防のことをもうちょっと

考えたらどうか?

あめりかの言いなりになって、要りもしない米を外国から

買うからこういうことが起こる。

日本政府がアメリカのいいなりになっているせいで、

悪い人が金を儲けて、

何も知らない日本人が毒米をいろんなルートで

食べてしまったんですよ。

2009/02/12 17:23更新